

No.1ベストアンサー
- 回答日時:
アルコールは水と同様水素結合を作る能力を持つ水酸基(OH)を持っています。
水素は電気陰性度の高い酸素に隣り合うため酸性を帯びます(-Oδ-→Hδ+)この水素が他の分子の酸素の非結合電子対からの配位を受け、液相全体が極性を帯びます。この水素結合が水同様アルコールでも沸点を上昇させる=分子間力を増大させる効果をもたらします。しかしアルコールのアルキル基が大きくなるにつれ水酸基は炭素鎖の「陰」に隠れることになり、水素結合の寄与は次第に小さくなります。大きなアルキル基がある場合水酸基が分子表面に出ている状態は分子内で考えた場合エントロピー的もに不利になります。
No.3
- 回答日時:
エタノールC2H5OHの分子量は46です。
プロパンC3H8の分子量は44、ブタンC4H10の分子量は58です。エタノールの沸点は分子量で考えられるよりもずっと高いのです。それが質問の内容だと思います。その理由は#1で書かれてるように水素結合的な分子間力があるからです。何よりも分子量が18の水H-OHの沸点が100℃というのが際立っていますね。このH-の部分を炭素と水素の塊とするとアルコールになります。
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