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少年法は14歳まで引き下げられたものの
実刑になることは少ないですよね
いわゆる『保護主義』が全面的に出ているような気がします
確かに更生される可能性が高いから、とか
精神的に未熟だから、とか
理由はわかります
でも、皆様本当に『保護主義』に賛成ですか?
例えば数年前の『酒鬼薔薇事件』や『女子高生コンクリート詰め事件』の犯人は
更生して社会に復帰できると思いますか?

『保護主義』に賛成か、反対か
その根拠があれば、教えてください
お願いします

A 回答 (2件)

私も、#1の回答者さまがご回答のとおり、少年法が保護主義を基本としていることには、賛成です。


理由は、やっぱり「少年の可塑性」(矯正・社会復帰の可能性)ということです。

こういう意見を述べると「それは、自分(の身内)が実際に被害に遭っていないからだ」という批判を受けがちですが、私は、そういう批判は当たらないと思うのです。
私は、法律屋といっても、民事のごく限られた分野で息をしている者で、刑事司法には全くの門外漢なのですが…。
私は、そもそも刑罰というものは、やはり「タリオの法」(眼には眼を、歯には歯をという報復の原理)から出発していると思います。
しかし、そのような単純の報復の原理は、加害者と被害者との力関係のいかんによっては、充分に刑罰としての効用を発揮しなかったり、時に苛酷な結果を招いたりすることから、近現代の刑事司法の歴史は、刑罰から「被害者感情論」を切り離し、刑罰の構成要件や刑の量定の合理化・客観化に努めてきた歴史であると理解しています。
(今は、その「揺り戻し」として、被害者を、あるていど刑事司法手続に参加させてはどうかという議論が出ている段階なのだと思います。)
ですから、そこで「それは、自分(の身内)が実際に被害に遭っていないからだ」という批判をすることで、議論を「被害者感情論」に持ち戻そうとすることは、議論を捻じ曲げることになると思うのです。

そして、そのように「刑罰の構成要件や量定をなるべく合理的・客観的に把握しよう」と考えるとき、やはり少年が持っている可塑性というのは、簡単に切り捨てることのできない要素なのだと思います。
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個人的には保護主義自体には賛成しています。



>例えば数年前の『酒鬼薔薇事件』や『女子高生コンクリート詰め事件』の犯人は
>更生して社会に復帰できると思いますか?

前者は実際に更生して社会復帰しているんじゃありませんでしたっけ?詳しくは知らないけど…。
後者はそもそも保護事件にならなかったはず(少なくとも主犯格と例の再犯した奴は)。

というか、少年犯罪の全体像を探るにはあまりに極端すぎる例を何故ここで出すのかよく分かりません。
…「こんなことをするような鬼畜も保護するなんてケシカラン」と言わせたいために出したのか?
と訝しがられても仕方ないと思います。

こういう問題の考え方としては、次のQ&Aがジャストワンケースとして参考になると思います。
明快な回答は出ていませんが、「どのように問題を考えればいいか」の姿勢として…。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3159565.html
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