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3月にフランスへ旅行するのですが、現在ユーロは1ユーロ159円くらいになっていますが、普通の銀行で換金すると1ユーロいくらくらいの値段で換金することになるのでしょうか?
おおよそで良いので教えてください。よろしくお願いします。

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A 回答 (2件)

 私は年に数回ほど海外に出かけており、両替についても興味を持って調べています。


 質問者さんが「1ユーロが159円くらい」とおっしゃっているのは銀行間レートのことかと思いますが、日本の銀行でのユーロ現金両替レートは、銀行間レート(厳密には公示仲値)に4円~7円50銭上乗せです。上乗せ幅を最安の4円に設定しているのは三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行などです。関西のみなと銀行、泉州銀行も4円です。これらの銀行であれば「1ユーロが(銀行間レートで)159円00銭」のとき、ユーロ現金への両替レートは163円00銭→1ユーロということです。
 ご質問への回答はこれで事足りるかと思いますが、「両替レートはどうやって決まるのだろうか」「他にお得な方法はないのだろうか」といったことに興味をお持ちでしたら、以下を適宜拾い読み頂ければと思います。(先日、類似の質問に回答した内容を下敷きにしております)

1. 為替用語説明
 両替の損得を論じるにはどうしても為替用語を使わざるを得ないので、まずそれらの説明におつき合い下さい。
・銀行間レート 外国為替市場において文字通り金融機関間の取引に使われるレートで、新聞やテレビが「今日の東京外国為替市場、終値は1ユーロ=158円80銭でした」などと報じているレートはこの「銀行間レート」です。一般の顧客はこのレートでの取引はできず、必ずいくらかの手数料を上乗せして支払います。
・公示仲値 銀行間レートは常時変動しているためこれを両替の基準レートとすると処理が煩雑になります。そこで各金融機関は銀行間レートを参照しながら、銀行間レートに代わる数字として「公示仲値」というレートを定め、その日の取引の基準レートに用います。公示仲値と銀行間レートは厳密には一致しませんが、両替の有利不利を考える上では同一の数字と考えて差し支えありません。また公示仲値は各金融機関が独立に定めるため金融機関間で若干のばらつきがあります。ユーロですとそのばらつきは1ユーロあたり5~10銭程度です。
・対顧客電信売レート(TTS) 外貨現金のやり取りを伴わずに外貨を買う取引きで適用されるレートです。具体的には外貨建てトラベラーズチェック(以下TC)の購入、外貨預金、外貨建て国際送金などで使われます。TTSは決まった幅の手数料(為替手数料)を公示仲値に上乗せすることで機械的に計算されます。ユーロでは大半の金融機関が1ユーロ当たり1円50銭(*1)上乗せに設定しています。
・外貨現金売りレート 外貨現金を扱うとその国からの輸送コスト、運用に回せないことによる死蔵コスト、為替変動によるリスクが必然的に発生します。そこで外貨現金のやり取りを伴う取引きには「外貨現金取扱手数料」を課すことでコスト/リスク対策をしています。ユーロですと2円50銭~6円で金融機関によってかなり幅があります。最終的な現金の両替レートは「公示仲値+為替手数料+外貨現金取扱手数料」で決まり、「外貨現金売りレート」などと呼ばれます。
・クレジットカード会社が定める通貨間換算レート クレジットカード会社も海外での利用分を決済する関係で、通貨間の換算レートを毎日設定します。これも前出の公示仲値と同様に銀行間レートを参照して決定されます。このレートのことを本回答では「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」と呼ぶことにします。銀行間レート、公示仲値、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートは厳密には一致しませんが、両替の有利不利を考える上では同一視して差し支えありません。私の過去のデータでは、クレジットカード会社が定める通貨間換算レートと銀行間レートの乖離は通常時で±0.4%以内、為替市場が大きく変動する局面で±1.0%以内です。

 以上長くなりましたが、押さえておきたいことは以下の2点です。
・レートを表す数字にはいくつかあるが、まず「基準となるレート」を考えそこからの上乗せ分の大小で比較すると分かりやすい。
・「基準となるレート」には、銀行間レート/公示仲値/クレジットカード会社が定める通貨間換算レートの3つがあるが、両替の損得を見積もる上では同一視して構わない。

2. ユーロの有利な両替法
(1)日本の銀行でユーロ現金に両替
 レートと手間のバランスのよい方法です。ただし両替する金融機関は選ぶ必要があります。公示仲値からの上乗せ分に4円~7円50銭(1ユーロ当たり)と幅があるためです。上乗せ分を最安の4円(*2)に設定しているのは三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行(成田空港、関西空港、東京秋葉原の3出張所のみで取扱い)、ゆうちょ銀行(一部の局でのみ取扱い)などです。みずほ銀行は6円上乗せなので考慮する必要はありません。関西の泉州銀行やみなと銀行も上乗せ幅4円です(*3)。
 いずれの銀行でも外貨両替を扱っている支店は限られますし、扱っていても在庫がない(取り寄せになる)こともあります。特にゆうちょ銀行のユーロ現金常備局/常備支店はわずかです。両替される場合は事前に取扱いの有無と在庫を確認されることをお勧めします。また上記の銀行のうちインターネット上にレートを発表しているのは三井住友銀行[1]、三菱東京UFJ銀行[2]、みずほ銀行のみです。

(2)日本の金券ショップで両替
 平成10年の外貨両替業務の自由化に伴い、金券ショップ[3-7]なども外貨両替を扱うようになりました。ユーロへの両替では上乗せ分3円(1ユーロ当たり)が知る範囲の最安です[3-5]。ただし上乗せ分3円の業者は多くないですし、1円の差でしたらそこまでの手間を掛けずに(1)の銀行のいずれかで両替しても十分でしょう。
 金券ショップでは「大黒屋」[7]が熱心に宣伝していますが、大黒屋での上乗せ分は1ユーロ当たり4円で三井住友、三菱東京UFJなどと横並びです。ユーロ両替に限って言えば出向くメリットは見出せません。
 両替商"Travelex"[8]では外貨現金に限りJCBカードで購入できます(TCはカード購入不可)。レート自体は銀行間レートに4円ともう少し(5~10銭程度)上乗せされている感じですが、クレジットカードのポイント還元次第では有利にもなり得ます。

(3)日本でユーロ建てTCに両替+現地で換金
 使い方によっては確かに(1)より有利な両替法となり得るのですが、無手数料で換金できる現地金融機関を探すのが面倒なこと、また(1)の現金両替レートが良くなったことから相対的に価値が低下しています。
 ユーロ建てTCの発行レートは1.で述べた「対顧客電信売レート」が適用されます。公示仲値からの上乗せ幅は1円50銭で、発行手数料1%も加算されます。銀行間レートが1ユーロ=158円80銭とすると1円50銭+1%の上乗せは3円9銭に相当します。確かに(1)の銀行での現金両替より有利ですがその差は1ユーロあたり91銭でしかありません。
 またヨーロッパではTCをそのまま受取ってくれる店は少ないので一度換金して使うことになりますが、ヨーロッパの金融機関や両替商は換金の際に手数料を1~3%差し引きます。こうなると(1)(2)より不利になってしまいます。

(4)ヨーロッパで日本円現金/日本円建てTCから両替
 間違いなく損するので避けるべきです。銀行間レート(*4)が1ユーロ=158円80銭なら、ヨーロッパでの両替レートは1ユーロあたり10~15円上乗せの169~174円→1ユーロといったところです。これに加え両替1回ごとの手数料を1~3%取ります。
 また手数料には最低額があり「最低5ユーロ申し受けます」といった設定が普通です。例えば1,000円だけ両替しようとすると、「日本円買い入れレートが174円→1ユーロ、手数料5ユーロを差し引いてお返しは74ユーロセントです」という泣くに泣けない結果になります。金額にもよりますが「お金が不足したら現地で両替すればいいや」より「日本で少し多めに両替しておいて、余ったら帰国後に再両替」の方がよいでしょう。

(5)現金自動預払機から引き出し(国際キャッシュカード、デビットカード、クレジットカードでのキャッシング)
 ヨーロッパでは現地の現金自動預払機(以下ATM)から引出す方法も悪くありません。ただしこの場合でも国際キャッシュカード(新生銀行やシティバンク銀行)で引出すのは避け、クレジットカードのキャッシングやデビットカードの利用を勧めます。
(A)国際キャッシュカード
 新生銀行やシティバンク銀行のキャッシュカードは現地ATMで現地通貨を引き出せて便利ですが、レート自体は決してよくありません。新生銀行[9]の引落し額は「VISAインターナショナルが定めるレートに手数料4%加算」です。「VISAインターナショナルが定めるレート」は1.で述べたまさに「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」で、銀行間レートや公示仲値と同一視できます。4%の上乗せは、銀行間レートを1ユーロ=158円80銭とすれば6円35銭にも相当します。(1)の現金両替の4円より不利です。
 シティバンク銀行のキャッシュカード(同行での呼称は「バンキングカード」)の計算は多少複雑ですが、現在の相場ですと上乗せ分は約3.9%に相当し、こちらも有利とは言い難いものです。
(B)デビットカード
 クレジットカードと似ていますが、利用額が預金口座から即時引き落とされる点で異なります。スルガ銀行の「スルガVISAデビットカード」[10]やイーバンク銀行の「イーバンクマネーカード」[11,12]などがありますが、手数料が安いのはイーバンクマネーカードです。イーバンクマネーカードでの引落し額は「VISAインターナショナルが定める換算レートに1.63%加算」ですので、銀行間レートを1ユーロ=158円80銭とすれば上乗せ分は2円59銭で済みます。スルガVISAデビットカードは1.63%のほか1回ごとの手数料210円が加算される分不利です。
(C)クレジットカードでのキャッシング
 キャッシングは一種の借金ということで好まれない方もいますが、海外では有利な両替の代わりに活用できます。適用されるレートは「クレジットカード会社が定める通貨間換算レート」で、これに利息が加算されます。利率は年利で15~25%程度、利用日から引落し日までは25~55日ですので、利用額の1.0~3.8%を利息として上乗せして払うことになります。銀行間レートを1ユーロ=158円80銭とすれば上乗せ分は1円59銭~5円98銭といったところです。
 なお「クレジットカードでのキャッシングは、ショッピングと同じく海外利用に伴う手数料1.63%が加算される」と主張する回答も見かけますが、それは過去の計算法です。今は単純に利息のみが加算されます。
(D)クレジットカードでのショッピング
 ユーロ現金の入手法そのものではありませんが参考までに。
 クレジットカードで買物をした場合に引き落とされる日本円の額は「クレジットカード会社が定める通貨間換算レートに、海外利用に伴う手数料1.60~1.63%を加算(*5)」です。手数料1.63%(または1.60%)以下でユーロ現金を入手するのは難しいので、クレジットカードで払えるならカードで払ってしまうのが有利です。

3. 試算例
 銀行間レート/公示仲値/クレジットカード会社が定める通貨間換算レートの三者がいずれも1ユーロ=158円80銭の時に、現金1,000ユーロを入手するのに必要な日本円の額を比較します。有利なのは(1)(2)(5B)(5C)です。
(1)銀行で両替
1,000×(158.80+4.00) = 162,800円
*三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行などで両替
(2)金券ショップで両替
1,000×(158.80+3.00) = 161,800円
*上乗せ幅3円のショップで両替したと仮定
(3)ユーロ建てTCを現地で換金
1,000×(158.80+1.50)×1.01÷(1-0.02) = 165,207円
*発行手数料1%、現地での換金手数料2%を仮定
(4)現地で日本円現金を両替
1,000×(158.80+10.00)÷(1-0.02) = 172,245円
*現地での両替手数料2%を仮定
*円建てTCは発行手数料が加わるのでさらに不利
(5)現地ATMで引出し
(A)新生銀行キャッシュカード
1,000×158.80×1.04 = 165,152円
(B)イーバンクマネーカード
1,000×158.80×1.0163 = 161,388円
(C)クレジットカードでキャッシング
1,000×158.80×(1+0.18×40÷365) = 161,932円
*年利18%、借入れから引落し日まで40日を仮定

4. まとめ
(1)銀行間レートが1ユーロ=159円00銭のとき、日本の銀行でユーロ現金に両替するレートは最安で163円00銭→1ユーロです。
(2)ユーロ現金を調達する方法として有利なのは以下の方法です。手間とのバランスも勘案の上、お好みのものをお選びください。
・金融機関をよく選んだ上でユーロ現金に両替
・金券ショップで両替(この場合も業者は選ぶ必要あり)
・現地ATMからデビットカードで引出し、またはクレジットカードでキャッシング
(3)ユーロ両替に強い金融機関はほぼ決まっています。上乗せ幅が最小の4円の金融機関としては三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行が挙げられます。
ゆうちょ銀行も上乗せ幅4円ですが外貨両替取扱局は限定されています。りそな銀行も同じく上乗せ幅4円ですが秋葉原、成田空港、関西空港の各出張所のみです。

参考ページ
[1] 三井住友銀行 http://www.smbc.co.jp/market/index.html
「公表相場一覧」をダウンロード。"CASH SELLING"が外貨現金売りレート。
[2] 三菱東京UFJ銀行 http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/k …
[3] ブルー・トラスト・グループ(東京) http://www.btgp.org/BTG_CashForex.htm
売り上乗せ分・買い差し引き分とも3円(1ユーロ当たり 以下同じ)
[4] チケットショップトーカイ(京都) http://kinken.homepage.jp/change/
売り上乗せ分・買い差し引き分とも3円
[5] チケットゾーン(大阪) http://www.ticketzone.jp/gaika/index.html
売り上乗せ3円 買い差し引き3円40銭
[6] チケットステーション(名古屋) http://www.t-station.tv/gaika/index.html
売り上乗せ分・買い差し引き分とも3円50銭
[7] 大黒屋(全国展開) http://gaika.e-daikoku.com/
売り上乗せ分・買い差し引き分とも4円
[8] トラベレックス(全国展開) http://www.travelex.jp/index.html
[9] http://www.shinseibank.com/atm/riyou_kaigai.html
[10] http://www.surugabank.co.jp/surugabank/01/05/11/ …
[11] http://www.ebank.co.jp/kojin/debit/index.html
[12] http://www.ebank.co.jp/kojin/debit/what.html#cc

*1 シティバンク銀行は1円ちょうど、三井住友銀行は1円40銭で他行と異なります。
*2 三井住友は「為替手数料1円40銭+外貨現金取扱い手数料2円60銭」で合計4円、三菱東京UFJとゆうちょは「為替手数料1円50銭+外貨現金取扱い手数料2円50銭」で合計4円です。りそなの内訳は不明です。ただしいずれにしても、これらの金融機関でのユーロ現金への両替レートは「公示仲値+4円」ということです。
*3 みなと銀行の三宮外貨両替コーナーはさらに50銭割引の3円50銭です。
*4 「現地に行ってみたら銀行間レートが日本と全然違い、円高ユーロ安だった(あるいはその逆)」ということはありません。全世界の為替市場は互いに関係しながら値動きしており、例えば東京市場とロンドン市場とで銀行間レートが懸け離れた値になることはないためです。ただし最終的な両替レートとなると話は別で、上乗せ分に違いがあるため両替レートも違った数字になってきます。
*5 多くのカードは1.60%または1.63%の設定ですが、手数料率の設定が異なるカードが一部に存在します。
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この回答へのお礼

とても詳しく説明していただきありがとうございます。
いろいろな方法があるんですね。
教えていただいた通り損をしないように両替したいと思います。

お礼日時:2008/02/25 11:45
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この回答へのお礼

とても参考になりました。
銀行によっても差があるんですね。
近くにUFJがあるので換金できるか聞いてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/25 11:43

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