
重合実験で紫外線を使用した際に、ときどき反応状況を見るために、250nmのUV-Cを直視していました。
あまり目に良くないということは知っていたので、一回観察する際におそらく10秒程度で、かなり目を近づけたので距離にすると20cmくらいだと思います。観察回数は10回程度です。また使用していたのは長さ20cmの殺菌灯(250nm=UV-C)で、溶液が飛ぶ恐れもなかったので保護メガネも使用していません。
さきほど、別件で紫外線について調べていると、殺菌灯というものが最も強力なUV-Cという分類だと知りました。UV-Bでさえ白内障などを引き起こし、UV-Cは生体破壊を引き起こすと書かれており、心配で仕方ありません。
今のところ目立った症状はありません。ただ、眼科に行って大袈裟だと言われるのも気になるので、紫外線についてご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。

No.5ベストアンサー
- 回答日時:
以下の回答は参考にとどめてください。
大袈裟と言われても、念のため、眼科に診てもらうことをお薦めします。
なお、厚生労働省の通達により、紫外線を取り扱う業務に従事する者は年に1回の特殊健康診断が義務付けられています。
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質問 : 波長250nmの紫外光を直視したとき、眼鏡またはコンタクトレンズを着用していましたか?
着用していたなら、まず大丈夫でしょう。
着用していなかったなら、眼をやられている可能性があります。やられていた場合、痛みや充血があるはずですが。
波長250nmの紫外光は、ほとんどの物質を透過しません。透過できるのは、SiO2(石英ガラス)、CaF2、H2Oぐらいです。他の物質に照射しても、内部を透過せず、影響(破壊、正確には原子間の結合を切断)を受けるのは表面層のみです。もちろん長時間照射すれば、徐々に内部に影響が出てきます。
したがって、眼鏡、コンタクトを着用していたなら、遮蔽してくれるはずです。
また、裸眼の場合、角膜はかなり水分を含んでいてある程度入り込むはずですが、透過して網膜に届くことはまずないと思われます。やられるのは角膜表層です。角膜は、体表の中で感覚器がもっとも鋭敏ですので、直ちに痛みが出てくるはずです。
仮に、眼が大丈夫であっても、危険な行為には変わりありません。まず、露出していた皮膚は何らかの影響を受けているでしょう。危険を知って、万全の備えをしてください。
なお、太陽の紫外線で地上に届くのは波長310nm以上です。危険な波長250nmの紫外線は、オゾン層に遮られ、地上に届きません。
No.4
- 回答日時:
UVは、目の深部に届きにくく、まず表面の組織を破壊します。
最初に現れる症状は、目の表面の炎症です。当方は、紫外線硬化型の接着剤を使用する作業で、紫外線を1日で通算30分くらい見てしまいました。光源は殺菌等より強力なUV-C出す水銀灯です。翌朝、目が真っ赤っかに充血し、ヒリヒリしていましたが、2日目には治りました。表面だけの炎症で済みました。
ちなみに、6Wの殺菌灯のUV-C強度は、1mの距離で太陽の20倍あります。当方が見たのは80Wの紫外線水銀灯でした
UVは深部に届きにくいとは言っても、同じ作業を何日も繰り返すと、深部への影響が蓄積しいつかは白内障になるかもしれません。
炎症もなく、1日だけの作業で終わったのでしたら問題ないと思いますよ。
No.3
- 回答日時:
すみません。
ネットで調べるとやっぱり直視は危険だったみたいです。そういえば自分も直視はしないでと言われた気がします。
大丈夫な気はするものの心配であれば、眼科で受診されることをお勧めします。
No.2
- 回答日時:
大学時代にUVの微小動物への影響を調べていた者ですが、人間の眼球に対する影響はよく分かりません…。
強度次第でしょうね。自分の場合、20cmという至近では有りませんが4~50cm程度、直視では有りませんが散乱光や壁などの反射光の中で、数分の作業を行っても、視力にも影響はなく皮膚がんにもなりませんでした。
殺菌灯は比較的使われている場所も多いので、自分としてはたいした警戒心もなくやってました。うろ覚えですがUVの強度も真夏の太陽光より若干強い程度じゃなかったかな?
No.1
- 回答日時:
紫外線による急性の影響は炎症という形で現れます。
有名なのは雪盲です。特にこの急性の炎症にならなかったのであれば、今のところ実害はなかったとお考えになってもよいでしょう。
微妙な影響までなかったのかといわれるとなんとも答えにくいのですけど、自然界で受ける紫外線の量のほうが時間が長い分、圧倒的に多いわけなので、確かにDUV領域(250nm付近)である懸念はあるものの、そんなにそのための影響が生じたとは考えなくてもよいのではと思われます。
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