2024年のうちにやっておきたいこと、ここで宣言しませんか?

軽元素の定量について、EDSやXRFでできない理由について教えてください。
また、ICPがいける理由があれば合わせて教えてください。

A 回答 (2件)

水素、ヘリウム、リチウムはx線電子線を当てて出るx線の波長が長く弱いため、検出器で検出できません。

また、硫黄とモリブデンのように同じ位置に出る物質は区別できません。このような時はWDSやICPを使います。
ICPはアルゴンガスによって生成される誘導結合プラズマがサンプルを数1000℃から10000℃まで加熱し、原子化・熱励起する際再度放出される光を分光して行いますが、この温度で
励起しない(例えば水素)元素は定量出来ません。
しかし、原子吸光に比べると、混合物でも測定可能な元素は同時に測定出来ます。
これはICPの直線範囲が(ダイナミックレンジ)10⁵と原子吸光の10²~10³より
非常に長いからです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
>水素、ヘリウム、リチウムはx線電子線を当てて出るx線の波長が長く弱いため、検出器で検出できません。
長いのはなるほどなのですが、弱いのはなぜでしょうか?
オージェ電子の割合が大きいからでしょうか?それもなぜかはわかりませんが。。
もしくは、減衰や検出器側の性能の問題でしょうか?

>これはICPの直線範囲が(ダイナミックレンジ)10⁵と原子吸光の10²~10³より
非常に長いからです。
ICPでは、上記の弱いX線も強く出してディテクトしてるイメージでしょうか?

お礼日時:2020/08/05 18:26

EDX画面のB以下の0~1kevの辺りを拡大しても何も出ません。

恐らく検出器の限界と思います。
ICPはプラズマになった元素からの光(x線はプリズムで分光できません)を分光して
波長と強度で元素と濃度を測定します。元素によっては似た波長があるので、ICP-MS
を使うと確実に分かります。
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この回答へのお礼

重ねてのご回答ありがとうございます。
>EDX画面のB以下の0~1kevの辺りを拡大しても何も出ません。恐らく検出器の限界と思います。
検出器に疎いですが、検出限界律速もあるのですね。ありがとうございます。

確かにMSもあればいいですね。
色々とありがとうございます。

お礼日時:2020/08/09 17:29

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