自分のセンスや笑いの好みに影響を受けた作品を教えて

心理学を学びたいと思っている、大学進学前の者です。
過去の質問を検索したのですが、なんだかすっきりしないので質問します。
大分して、文学部にある心理専攻と、教育学部にある心理専攻とは
具体的にどのように違うのでしょうか?
教育学部にあるのは臨床系、文学部のは基礎系(+臨床)とよく言われますが、正直基礎が無かったら臨床系も学べないのでは・・・?と思うのですが・・・色々調べてみても、抽象的な言葉でよく分かりませんでした。
また、例えば私は「どうして赤を見ると落ち着かないのか」等といったことを学びたいのですが、この場合、文学部と教育学部はどちらが適しているのでしょうか。
この分野名(?)も教えていただけると嬉しいです。お願いします。

A 回答 (4件)

#3です。


書き忘れたことを補足しておきます。

教育学部の場合,卒業後教職に就くか否かに関わらず,
多くの学生が教員免許を取得します。
この場合,心理学の講義や実習以外に
教育学や教科教育関連の授業が多数ありますし,
3,4年次になると介護等体験実習や教育実習が課せられます。
これと並行して就職活動やら大学院入試やらをこなしつつ
合間を縫って卒論の準備するということになるので,
相当タイトなスケジュールになることは覚悟しておきましょう。
このような事情は文学部で教職を取る場合にも当てはまります。

最初から教員免許取得を前提としないコースを選択するのもひとつの道ですが,
将来,人に関わる職業に就くなら
教職のための勉強はけっして無駄にはなりません。
私の知人には小中高校の教員免許を持つ
大学教員,家裁調査官,精神科医,建築士といった人たちがいますが,
異口同音に教職の勉強や教育実習の経験が役に立っていると言います。

もうひとつ。

>「どうして赤を見ると落ち着かないのか」等といったことを学びたい

「赤を見ると落ち着かない」という命題そのものの検討から始める必要がありそうですが,
視覚環境が人の行動に及ぼす影響の研究ということなら
近いのは知覚心理学(基礎)と環境心理学(応用)でしょう。
色彩心理学というのはこの2つにまたがる領域です。
心理学以外に生理学や人間工学,建築学,家政学といった分野からも研究が進められています。

下記はひとつの例ですが,
その方面の研究では日本の最先端を走っている拠点だと思います。
参考にしてください。

■九州大学大学院/21世紀COEプログラム/感覚特性に基づく人工環境デザイン研究拠点
 http://www.design.kyushu-u.ac.jp/COE/coe_japan/k …
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見解が分かれているようですね。


教育心理学教室の事情など,少し補足します。

教育学部には大別して旧帝大など研究志向のものと,
地方国立大など教員養成系のものがありますが,
#2さんのおっしゃるような
「調査や実験をしない」教育心理学科などというのはごく一部でしかないでしょう。

文学部の心理学科で日陰者扱いされていた臨床心理学が
教育学部を根城に発展してきたという事情もあって,
教育心理学科では臨床系教員の比率が高いのは事実です。
しかし学部レベル(大学の4年間ね)の心理学教育の基本カリキュラムは
文学部心理学科のそれとさほど変わらないのが普通です。
卒業論文が必須で,認定心理士資格の要件を満たしている大学なら,
カリキュラムに必ず実験や調査の演習が含まれるはずです。
早稲田大学の教育学部など,私学においても事情は同じです。

教育心理学という学問は教育学と並んで教育学部の屋台骨のひとつであり,
たいていの大学において教育心理学教室は学部そのものと同じだけの歴史を有しています。
また教育心理学は心理学にとっての最大の応用領域でもあります。
専門分野が何であれ,心理学者の8割がたは何らかの形で教育心理学に関わっていると言っていいでしょう。
教育心理学科の教員は教育心理学者ではありますが,
同時に認知,学習,発達,社会,臨床,数理・計量といったそれぞれの専門を持っているのです
(むしろ「純然たる教育心理学者」を探すほうが難しい)。
ゼミの内容や卒論のテーマも,必ずしも教育関連というわけではありません。

文学部の心理学科は歴史の古いものが多く,実験心理学を中心に発展してきました。
とくに知覚,生理,動物といった基礎中の基礎の分野に関しては
教育学部に比べて充実した研究環境を有している場合が多いでしょう。
ただ残念なことに,どことは言いませんが,
旧帝大文学部の歴史ある心理学教室であっても,
規模が縮小されて限られた分野の教員しか残っておらず,
認定心理士の資格要件を満たすカリキュラムさえ組めなくなっているケースがあることも事実です。

1990年代以降に雨後の筍の如く新設された
「臨床」とか「福祉」とか「健康」とかいった冠つきの心理学科の中には,
臨床教育に熱心な一方で実験や調査の演習が手薄だったり,
卒論が必須でなかったりするところもあるようで,
そのような大学はお勧めしません。
心理学科の教員やカリキュラム,また卒業生の進路など,
十分な情報を集めたうえで志望校を絞り込んでください。

以上,
大学は教育学部,大学院は文学研究科だった大先輩からのアドバイスです。
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極論ですが、教育学部に属している心理学科では調査や実験はしません。

文学部に属している心理学科では調査や実験を行います。

なぜかというと、教育学部においては、心理学を教養として学ぶという傾向がありますが、文学部におかれている心理学科(純粋な心理学科)は自然科学としての心理学を学ぶからです。自然科学としての心理学というのは、調査や実験によってデータを得て、それを解析するということです。

したがって、教育学部などで教えている心理学では「幼い頃のトラウマのせいで現在も怒りやすい」というような説明をしたりしますが、純粋な心理学科では、そういった循環論的な発想はないのです。

とはいっても、実際にはその大学にいる先生によって変わるものですから、教育学部だろうと文学部だろうと、自分の研究したい分野の研究をさかんに行っている学科へ行かなければなりません。

結局、大学の部や科の分類は曖昧で、あまり意味のないものであることが多いです。特に心理学はそうです。
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この質問に答える前に、以下の2点について説明します。


1 心理学の分野
2 学部について

1についてですが、思い当たる分野を書いてみました。(~心理学は省略します。)
実験、認知、発達、教育、性格、臨床、犯罪、社会、産業、交通、化粧、健康、比較文化、コミニュティ、家族、スポーツ
などです。

2の文学部と教育学部にある心理学の違いと大別はできないと思います。前述のスポーツ心理学は、体育学部にあるかもしれません。また、最近は人間科学部という学部の中に心理専攻などがあります。各学部で何をその学部の特色としているかによって違って来ると思います。
その点が、過去の質問を読んですっきりしないところだと思います。ですから、あなた自身が心理学はどのような分野があり、それについてどのような研究をしているかが、捉えられていないために混乱が生じているのだと思います。
その点を一度勉強したらよいと思います。
参考になる本が手元にありましたので、紹介しておきます。
「手にとるように心理学が分かる本」 渋谷昌三・小野寺敦子著
かんき出版 2006年

私は、学部は教育学科、大学院は教育学研究科教育心理学専攻でした。
あなたの質問の文学部と教育学部の違いでは、教育学部では心理学の一分野の教育心理学が中心となると思います。文学部では、その大学によって社会心理学だったり、実験心理学、認知心理学が主だったり特色があると思います。
また、最近は臨床心理士の指定校になって、臨床心理が中心の所もあります。

あなたの2つめの質問の、「どうして、赤色の・・・」ですが、2通り考えられます。前の方の赤色という方に重きを置けば色についての心理を研究する色彩心理学になると思います。後半の「落ち着き」の方を重視すれば行動心理学になると思います。
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