No.2ベストアンサー
- 回答日時:
トップテナーです。
リラックスを目的に腹式呼吸をする場合と、歌を目的に腹式呼吸をする場合とは、明確に分けて考えたほうが良いと思います。
歌の場合、ゆっくり息を吸い込むメリットはあまりありません。むしろ、短い休符の間に、一気に吸い込まなくてはいけないケースもあるでしょう。
手を両脇腹にあて、まずはゆっくりと深く吸い込んでください。おなかが左右にも広がっていれば、いい感じです。その状態で腹筋を使い、おなかが左右に広がった状態を固定しながら歌うのです。空気が減っても、おなかの緊張感をゆるめてはいけません。
腹式呼吸とのどの状態には、直接の関係は弱いと思います。歌が上達してくると、腹式呼吸とのどの状態を連携させ、高音で小声の表声を出すなどというテクニックができるようになってきます(普通の人は、高音の小声を出すと、裏声になってしまいます)。しかし、現段階では、のどの使い方を、まず勉強したほうがよいでしょう。
西洋音楽やJ-POPSの発声法の基本は、のどを開きっぱなしにすることです。例えば、高音のイ母音を、のどをしぼって「キ~!」という感じの出し方をすると本人も苦しいかと思います。実は、本人が苦しいと思っているときは、たいてい、聞いていても聞き苦しいのです。では、どうやって、のどを常に開きっぱなしにするというトレーニングをするのかというと、比較的、即効性のある方法としては、歌う前にカクンと頭を後ろに落とすと勝手にのどが開きます。そのままの状態を保ったまま、頭を元の位置に戻し、口の中にピンポン球が入っているイメージで歌うと良いでしょう。間奏の時にも、また頭をカクンと後ろに落とすと良いでしょう。
なお、普通の人は、本来の高さよりも少々低めで歌っており、上ずりぎみなのではないかと思う程度で、ちょうど良いです。また、声量を増やすには、上記ののどの開き方を前提としたうえで、のどが作る声を、まずは鼻にひびかせ、最終的には頭にも響かせるという方法で訓練を行います。鼻に響かせる練習としては、羊になったつもりで、思いっきり鼻声にして、「め~、め~」と大声を出すことです。感覚をつかんだら、響くポイントを頭に移動させれば、鼻声ではなくなります。
No.1
- 回答日時:
こちらが参考になると思います。
http://homepage2.nifty.com/il-tenore/hassei.html
ただ、正直言って、腹式呼吸がきちんと出来ているかを、それを知らない人(自分)が判断することは出来ません。
本当に身に着けたいなら、ボーカルレッスンに通うのが早道です。
誤ったクセを身に着けても、何もいいことはありませんよ。
頑張ってくださいね。
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