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 哲学のカテゴリー(範疇・範囲)で正しいのかは疑問ですが、バタフライ効果(の理論)は間違いではないでしょうか?
 ひとつの動作が、時間の経過と伴に増進するとは考えれるのは確かですが、ただそれは増進された「もの」のひとつの要因に過ぎないのではないでしょうか?

A 回答 (2件)

要素を変数として、システム(の変化)を数式モデル化することが、力学系の目的です。


カオス理論にせよ、複雑系にせよ、無限の要因があります。
ひとつの出来事において、無数の素因子の位置と変化(動き)が、
起こるべくところで起き、在るべくところに在り、行きつくべく様態へ行きつく、という考え方が基本です。
ご質問のバタフライ効果は、蝶々のはばたきが、まさにひとつの出来事(台風)の、無数の要素のうちのひとつであるという理論です。
出来事は既存データとして、すでに記述されたもの(前提された結果)であることを忘れないでください。
ビリヤードで球がスポットに入るという前提条件と同じです。
だが、要因が無数であるために、台風における蝶々は変数でありながら、システムの変化の予測をたてることが不可能です。
このような、ある出来事のうちの全体についての予測が不可能な要因を、バタフライ効果と呼ぶのです。
あなたが酔っぱらい、ビリヤードの一突きで三つの球を順次に落とし、それをアルコール入りの一突き効果と呼ぶようなものです。
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この回答へのお礼

 そういうことですか。
分かり易く説明頂き、ありがとうございます。

 大学の授業で、「ひとつの要因から」と先生が話していたので、疑問に感じました(今まで、どうして誰も気付かないのだろう、と)。

 ありがとうございます。

お礼日時:2008/04/21 18:35

バタフライ効果というのは、未来を予測するときに、ほんの些細な条件を最初に考慮するかどうかで、予測結果が全く異なったものになりうる、ということを比喩的に、詩的に、分かりやすく述べたものです。



気候変動予測のスーパーコンピュータに、ブラジルで蝶が羽ばたくことをデータとして入れると、テキサスでトルネードが起きることを予測するが、そんなデータを入れなければ、干ばつを予想するかもしれない。

ローレンツがコンピュータに .506127 と入力した結果と .506 と入力した結果が全く違うものだった、という事実から、「カモメが一回羽ばたきするだけで、気候を永久に変えてしまうかもしれない」と述べています。

「バタフライ効果は間違っている」というと、この「初期条件をほんの少し変えると、結果が全く異なってしまう」という主張が間違っているということになるのですが、そういうことですか?
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この回答へのお礼

>「初期条件をほんの少し変えると、結果が全く異なってしまう」という主張が間違っているということになるのですが

 そうではなく、プロセス(過程)は、バタフライ効果は無視しているのではないか?という事です。

お礼日時:2008/04/22 18:56

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