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音響音声学の論文を書いている、SPSS全くの初心者です。
いろいろな入門書を見ながら勉強しているものの、私の論文のデータ処理には どの統計方法を使用したら良いのかが分からなくて、苦戦しています。
私のような場合には どの方法を使うべきなのか、教えていただきたく思います。
内容は以下の通りです。

被験者:
日本人(4人)、外国人(4人)

録音データ:
ch+i (アクセントあり)の単語5つ
ch+i (アクセントなし)の単語5つ
ch+a(アクセントあり)の単語5つ
ch+a(アクセントなし)の単語5つ

<独立変数になるもの>
1.chの後ろに続く母音<iかaか> (アクセントありの場合、アクセントなしの場合の両方において) 
2.アクセント<アクセントがあるかないか> (chの後ろにiが続く場合、chの後ろにaが続く場合の両方において)

⇒得ようとする結果の例
 日本人の場合、ch+iにおいて、アクセントありの場合と、なしの場合では有意差があったのに対し、
 外国人の場合、有意差が見られなかった、など

日本人におけるそれぞれの結果、そして外国人におけるそれぞれの結果を見たあとで、
最終的には、日本人と外国人の発音の違いを調べることが目的です。
(日本人内、外国人内で別々に見る場合と、両者を比較するのは、違う方法になるんでしょうか、ここら辺がよく分かりません。)
☆MANOVAを使うのではないか、とは思うのですが、MANOVAと2 way ANOVAとの違いもよく分かりません…


分かりにくい長文、失礼いたしました。

A 回答 (4件)

以前のt-testに関しての質問と同じ実験と仮定し、従属変数は連続(continuous)であるとします。

この場合の実験計画法はsplit-plot factorial design(spf)と呼ばれ、反復測定分散分析を使用するのが良いでしょう。spfは独立変数(IV)が被験者内要因(within)と被験者間要因(between)が混在し、従属変数(DV)は連続である場合の実験計画法です。

maycuさんの実験の独立変数は以下の様になります:
1) 国籍 (nat): japanese/non-japanese
2) 母音 (vowel): i/a
3) アクセント (accent): yes/no
国籍が被験者間要因、母音とアクセントが被験者内要因ですね。

SPSSでのデータ入力の例を見ると分かり易いかもしれません。
ID | nat | chi_y | chi_n | cha_y | cha_n|
-------------------------------------------
1
2
3 * nat(nationality): 0=japanese, 1=non-japaneseと指定
.
.
8
-------------------------------------------

御指摘の様にMANOVAを使えばsphericity等の条件を考えないで良いと言う利点もあります。ただ被験者が少ない上に、一人あたり5wordしかそれぞれの条件下でデータを取っていない為、パワーの問題が出てきますね。また2-way Anovaではなく、この実験では3-way Anova、又は2x2x2ANOVA
になります。MANOVAとの違いはMANOVAは従属変数が複数、ANOVAは従属変数がひとつと考えれば良いでしょう。
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この回答へのお礼

qwert18さん、とても丁寧に説明していただき、ありがとうございました。
おかげで今まで分から無かった部分までちゃんと理解が出来ました。
今、3要因の分散分析を利用して、なんとか結論までたどり着くことが出来ました。

ほんとうにどうもありがとうございました。

お礼日時:2007/06/06 04:12

3要因の分散分析ですね。



ただ、分析するときはダミー変数を用いた回帰分析として扱ったほうが分かりやすいと思います(私はですが)。

まとめると、

要因その1 : 単語に続く母音(i,e)
要因その2 : アクセントの有無(有り,無し)
要因その3 : 人種(日本人,アメリカ人)

ですかね。

> (省略) のように一緒にしては色々な要素が混ざっているのでまずいのでしょうか。

まずくはありません。上で示したようにダミー変数を用いた回帰分析をすれば良いです(これは分散分析と同じ)。

この回答への補足

backsさん、ありがとうございます。
恥ずかしい限りですが、backsさんにまとめていただいたおかげで
頭の中でこんがらがっていただけでどうしたらいいか分からなかった
自分の使うべき方法がやっとはっきりしました。

3要因の分散分析というのはMANOVAと呼ばれるものですよね。
MANOVAは結果の読み方が複雑だと聞いたことがあります。
backsさんに教えていただいたので、今早速、
ダミー変数を用いた回帰分析というものについて学んでいるところです。

またこれから追って分からないことが出てくると思います。
その時はここでまた質問させていただきたいと思いますが、
またお力をお貸しいただければ、と思います。よろしくお願いします。

補足日時:2007/05/23 06:46
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この回答へのお礼

backsさん、色々とお世話になりました。
3要因の分散分析を使って、何とか結論にたどり着くことが出来ました。

たびたびの質問に丁寧に付き合っていただき、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/06/06 04:09

補足を読んでもよく意味が分かりませんね(^_^;)



要するに「アクセント有り無し」という条件と「日本人と外国人」という条件を設けたということで、

アクセント有りのとき、日本人と外国人で違いがあるか?
アクセント無しのとき、日本人と外国人で違いがあるか?

ということなのでしょうか?

この回答への補足

backsさん、分かりにくい質問に付き合っていただいてありがとうございます。
(以前にも回答していただいた方ですよね)
理解が足りない部分を言葉で伝えることの難しさを痛感しています。

でも、backsさんが上でおっしゃったことで、私の言わんとすることはほぼまとめられています。

>「アクセント有り無し」という条件と「日本人と外国人」という条件を設けたということで、
アクセント有りのとき、日本人と外国人で違いがあるか?
アクセント無しのとき、日本人と外国人で違いがあるか?
ここまでは、おっしゃるとおりです。

ただ、アクセントの有り無しが条件になるように
あとに続く母音(iが続くかaが続くか)も、条件に入れなければなりません。

iが続く時、日本人と外国人で違いがあるか?
aが続く時、日本人と外国人で違いがあるか?ということです。

これを、
iが続いてアクセント有の時、日本人と外国人で違いがあるか?
iが続いてアクセント無の時、日本人と外国人で違いがあるか?
aが続いてアクセント有の時、日本人と外国人で違いがあるか?
aが続いてアクセント無の時、日本人と外国人で違いがあるか?
のように一緒にしては色々な要素が混ざっているのでまずいのでしょうか。

再度よろしくご指導お願いいたします。

補足日時:2007/05/22 13:14
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卒業論文で僕も統計分析を行いました。


プロではないので詳しいことはわかりませんが。。。。

データに対してどの分析方法を使うかを決めるのが最初ではないでしょうか。
質問を読んでみるとそれが明らかになってないような気がします。
SPSSの使い方はその後です。自分でよくわからない分析方法を手当たり次第にSPSSで行っても、その結果から得るものは何もないでしょう。

逆に「どの解析方法がいいのでしょうか?」という質問であるなら、
あなたがどのような結果を望んでるのかが回答者には伝わりません。
統計学の解析方法は多種多様であり、望む結果によって解析方法はかわります。
もう少し詳しく書いてみたらどうですか?

この回答への補足

okasan123さん、ご指摘、アドバイス、ありがとうございます。
okasan123さんのおっしゃるとおりです。
藁をもつかむ思いで、自分では出来る限り文章にしたつもりでしたが
理解できていない部分が多すぎて、きちんと質問ができませんでした。

>逆に「どの解析方法がいいのでしょうか?」という質問であるなら、
あなたがどのような結果を望んでるのかが回答者には伝わりません。

まず最初に、私が調べているのは、
日本語のchi(ち)とcha(ちゃ)の子音部分、つまりchの特徴です。
あとに続く母音や、アクセントの有無が、この部分にどんな影響を及ぼすのか、
つまり各環境においてどのように発音されるかを調べます。

そして、その結果が、外国人の発音と日本人の発音では
このように違っている、という結果を得たいと思っています。

例えば、日本人はアクセントの有無によって違った発音をするが
外国人の発音ではアクセントの有無による違いは見られなかった。など

これで、補足になっているでしょうか。
自信がありませんが、またよろしくお願いします。

補足日時:2007/05/22 07:35
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