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性別(男・女)を要因A
年代(未成年・成人)を要因Bとします。
AとBによってコーヒーの好意度にちがいがあるか調べるとします。


要因Aと要因Bについて2要因の分散分析を実施した結果が

要因Aは有意な主効果あり
要因Bは有意な主効果なし
交互作用も有意な主効果なし

だったとします。


そうすると、考察にて
どのように書くものなのですか?


主効果や、交互作用などの意味からしていまいちわかっていません。
統計が得意な方や心理学を専攻している方
よろしければ教えてください。

A 回答 (1件)

統計学の入門書や、初歩の本を参照していただくのがもっともよろしいとは思いますが、一通り説明を書きます。



言葉だけでは分かりにくいと思いますので、図で見ていただく方が分かりやすいでしょう。
添付画像をご覧ください。
図の左側が、学習時間・入学時の成績の2要因について、入学時の成績の平均値を図示したものです(この図3-42の縦軸は、推定周辺時間とありますが、推定周辺平均の誤りです)。
この図で示された結果は、学習時間の主効果が有意であるという例を示しています。
つまり、入学時の成績が高くとも、低くとも、いずれも、学習時間の長い方が短い方に比べ、成績がよくなっていることがお分かりになると思います。

一方、図の右側(図3-61)は、試験の成績と教授法という2つの要因の間で、平均値を描いたところ、図がクロスしています。
この場合には、交互作用の高が有意となるパターンの例です。
この例では、両要因の作用の仕方が、図3-42のように単純ではなく、教授法によって、試験1と2の成績の高低が逆転しています。
つまり、試験の種類によって、教授法の影響の作用の仕方が異なります。
こういう場合に,交互作用があるということになります。

なお、詳細については、統計学の参考図書をさらに確認してください。

なお、図の出典は、次の文献で、説明の例として、図だけを借りましたので、元の文献での有意差の有無とは若干異なった引用をしていますので、ご注意ください。

米川和雄・山崎貞政(2010):超初心者向けSPSS統計解析マニュアル-統計の基礎から多変量解析まで-,北大路書房.
「心理学の交互作用について質問です。」の回答画像1
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この回答へのお礼

御礼がおくれて申し訳ありません。
大変よくわかりました。
おかげで卒業できそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/21 04:35

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