
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
官房長は、他の回答にあるとおり各省の大臣官房の長(局長級)ですが、内部調整の権限は通常なくて、人事や国会対策、予算要求に対する内部での査定、外郭団体の管理評価など、一般の企業で言えば総務部にあたる仕事を担当します。
内閣官房長官は、内閣官房の長(内閣府ではない。内閣府の長は総理大臣です)で、では内閣官房は何をするかというと、内閣として取り組むべき重要政策の企画立案、各省庁にまたがる課題で内閣府が行わない事項の総合調整などを行います。その調整の過程で、各省固有の権限にあたること以外については、各省に指示を出したりすることもできます。また、他の回答にもあるとおり官房長官は閣僚=政治家ですから、与党と政府との連絡窓口となり、また国会の日程調整なども行います。つまりは重なる部分もありますが、内閣官房長官の方が(当たり前ですが)より重要で、かつ偉いということになります。
No.5
- 回答日時:
他の方からすでに答えは出ているので(特にNo.4の方は詳しく解説されていますので)、重ならない部分のみ。
内閣官房については詳しくないので、主に各省庁の官房についてのみ述べます。各省の「官房」というのはいかにも役所的な名称ですが、No.4の方が述べているとおり、総務部的な仕事をします。大臣の秘書業務も行うので、企業で言うところの総務部と社長室を兼ねたような仕事というのが実際だと思います。
官房は、省だけでなく、規模の大きい庁や院にも置かれることがあります。防衛省が省になる以前の防衛庁には長官官房がありましたし、かつては農林水産省の外局の食糧庁にも長官官房がありました。会計検査院には事務総長官房という組織があります。
過去に存在したものとしては、経済安定本部(経済財政諮問会議の前身・経済企画庁のそのまた前身に当たる組織)には総裁官房という組織がありました。いずれも役割は各省の官房と同じです。
なお、余談ですが、各省の官房長は「財務大臣官房長」と呼ばれる場合と、「財務省大臣官房長」のように「省」をつけて呼ばれる場合とがあります。以前は前者の名前で呼ばれることが多かったようですが、後者のように「省」をつけて呼ぶことにしようと申し合わせが行われ、それ以降、省をつけて呼ぶのが一般的になっています。
No.2
- 回答日時:
総理大臣に直属して、各省庁間の連絡調整を行うのが内閣官房長官で、
各大臣に直属して、各省庁の内部部局間の連絡調整を行うのが官房長です。
言い換えれば、総理大臣の女房役になるのが官房長官で、各大臣の女房役になるのが官房長です。
両者の職務はよく似ていて、野球でいえばキャッチャーのような要になるポジションです。
しかし、官房長官は国務大臣でもあるのに対して、官房長は各大臣の部下なので、地位的には一段階違うのです。
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