投球時に汗を…

ピッチャーが、指先あるいはボールに汗をつけて投げるのは違反投球に当たらないのですか？

昨日の日米野球、好投した上原投手がインタビューで
「最初はボールが滑ってコントロールがつかなかったが、汗をかいてきてそれでベタつかせるようにしたらよくなった。」
というようなことを言ってました。
これが許されたら唾をつけて投げたりするのもＯＫになっちゃいますよね。

ルール上ではどうなってるんでしょうか？
よろしくお願いします。

No.1 回答者： toka 回答日時： 2002/11/11 23:30

　野球規則8.02に規定されているスピットボールは、唾だけでなく異物を付ける事を禁じているので、当然、公然と汗をなすりつけたら反則投球です。

　私が今朝サンケイスポーツで見た記事によると、上原投手は試合開始直後、滑りやすい米国製ボールに思わず唾をつけようとして、いったん球審に注意を受けたそうです。
　で、そこから後なんですが、質問のように冷や汗（？）が湧いてきて、それでうまいこと球がべたついたとの事ですが、文面を見る限りにおいては、「限りなくグレーな行為」だと思われます。確かに自然と手のひらから汗が出てそれを爪の先かどこかに集められれば、不自然な動作なしに球になすりつける事は可能です。
　ということで、昨日の試合に関しては、上原投手が「試合の流れの中で、うまくやった」というのが一番妥当な言い方ではないかと思います。（そういや、昨日はほとんどフォークだったような）