

pHメーターで測定を行うとき、攪拌しながら行ってしまうと値が不正確になってしまうと聞いたことがあります。
これって、攪拌中だと水素イオンが普通じゃない勢いで運動していることが原因ですか?
いまいちpHメーターの仕組みがよくわからないのですが、あわせて説明してくださるとありがたいです。
なお、使っているpHメーターはこちらの型です。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/sugicom/kazuo …
よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
空気中の二酸化炭素の溶け込みのよる影響だと思われます。
物によっては、酸素の溶け込みの影響の有るものもあるでしょう。
また、撹拌の液流による物理的な電極への影響(測定値が安定し難い)
等もあるものと思われます。
No.4
- 回答日時:
お使いになっているタイプのpHメータを使用したことが無いので,はっきりしないところもあるのですが,通常のガラス電極を使用したpHメータでは撹拌していてもイオン強度がある程度あると安定して測定できます。
具体的には10mMトリスなどは撹拌で変動しますが,ここに100mM程度のNaClやKClを加えると安定します。
測定対象が不明なのでなんともいえませんが,役に立てば幸いです。
No.3
- 回答日時:
測定値が変動するのは液性によって流動電位(駅が動くことで発生する電圧)が発生し回転(攪拌)スピードによって変動の大きさなどが変わると考えられます。
滴定する場合は過滴定にならないように反応を促進する為に攪拌は必要な事ですから必用回転数を慎重に決めてください。pH測定はガラス電極の先端部に発生する電圧が水素イオンの濃度に比例するこれを測ることをpH測定と言います。比較電極はガラス電極の電圧をメーターに導く為の物です。そのために比較電極には液絡部と称するピンホールやセラミックで出来た接液部があります。内部液のKCL溶液と被検液が接するところでここにも液間電位が発生します。ガラス電極と比較電極の内部に発生する電圧はお互いが逆になっている為相殺されてガラス電極の表面の電圧と比較電極の液絡部に発生する電圧がpHメータの入力電圧となって測定できます。比較電極の内部溶液KCLが被検液に接して欲しくない場合はピンホールタイプの比較電極を問題ない場合はセラミックまたはスリーブタイプを選びます。
参考URL:http://www.jp.horiba.com
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