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今学校で犬の品種改良についてとその影響(病気)について
調べているのですが、どのようなものがあるでしょうか?

私が調べた結果では
・訓練の飲みこみが早い犬、良く吠えることで、仕事をしやすくしたり、意思の疎通をはかる犬、
吠えずに攻撃することで仕事をしようとする犬は品種改良によるもの

・人工的に改良された品種には、自然界では極めて珍しい難産になるものも多い
ということなどです。
ダックスフントなどは品種改良の結果足の病気になりやすいようなのですが、
それもよくわかりません。

よろしければサイトなども教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

NHK教育テレビ「地球ドラマチック」で質問されている件のことを少し取り扱った放送してました。


それを簡単に紹介しているのが参考URL先にあります。
でも、これ…ビデオとか発売されていないんですよねぇ…(^^;

一応、うろ覚えなのであまりあてにならないとは思いますが、放送していた内容を簡単に書きます。

犬は他のほ乳類の仲間とは違って、姿を固定するより変化させることが得意な遺伝子を持っています。
だからチワワのような小さい犬からグレートデンのような大きな犬まで、また模様もカラーも様々なカタチに品種改良することができました。

(人間は遺伝子を自由に動かせる部分が少ないので、チワワのような小人なんて存在しないし、グレートデンのような巨人の人間は存在しません。肌の色も白人黒人黄色人位しかありません。残念><)

「デザインの世紀」といわれた19世紀には建物や車、園芸だけでなく
犬や牛(!)その他モロモロ人間の好きなデザインや性能を求めて品種改良されました。
特に、犬は上記のように形を好きなように変化させることが出来たので、品種改良が盛んに行われて、今日のように様々な犬種が登場し、今でも品種改良は行われています。

しかし、人間の思うように作ったしっぺ返しなのか、遺伝的な病気に苦しむ犬も登場してきました。
例えば、キャバリア。
大人しい性格になるように、様々なかけあわせをした結果、心臓の病気になりやすい遺伝を持ってしまいました。
とあるブルテリアは、尻尾を追い続けてしまう病気を持ってしまいました。

しかし!
近年、病気を引き起こす遺伝子を見つけ、排除する傾向にあります。
犬と人間は遠い昔からの友人です…以上です^^;

他に参考になると思われるのはJKCのHPでしょうか。
股関節系の疾患になりやすい犬種がリストアップされてました。

あと、ダックスは足というよりかは、腰が弱いと思います。
無駄に長い身体にしてしまい、それに合わない足の長さで椎間板ヘルニアになりやすくなってる、と聞いたような…。
あやふやでゴメンナサイ><;

参考URL:http://www.nhk.or.jp/dramatic/backnumber/118.html
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この回答へのお礼

お返事遅くなり申し訳ありませんでした。
分かりやすい回答ありがとうございました!

まさに調べている内容そのものでとても参考になりました!
また、わかりやすい解説の仕方だったため私のような学生にはぴったりでした^^

サイトも載せていただきありがとうございました!

お礼日時:2008/07/13 00:12

犬に限らず動物の品種改良とは、特徴の固定化であり、単純に多用されるのが特徴を伸ばしたい個体の血縁での近親交配です。



犬種が作り出された頃も近親交配が繰り返され種の形の統一が行われてきました。種を創造する場合、近親以外の交配も行われますが、より特徴が固定する可能性の高い繁殖が行われます。

その影響で奇形や種の特徴を受け継がれない個体は必要が無い為、淘汰されてきた歴史があります。多くの犠牲や年月によって種は固定化されます。現代社会で犬の新種を作り出す事は、動物愛護の観点からまず不可能でしょう。

現代でもっとも分かりやすい犬の特徴の固定化の例を挙げますと、盲導犬になります。盲導犬の雄はすべて訓練に入る前に去勢されます。日本ではまだ実用されていませんが、去勢時に精巣から精子を凍結保存し、その後成績の良い犬の精子を使い盲導犬の繁殖を行います。
この繁殖では種の形ではなく、素質の固定化を図り、かつ人間にとっても有用な固定化であり、凍結保存技術を用いる事と形ではなく素質の固定化を目的としていますので健康上の犠牲が出る可能性の低い特徴の固定化が可能になり、奇形や病気が増加するリスクがほとんどありません。

質問にある、影響とは前述したような形の特徴を固定化する目的での近親繁殖による犠牲という事ではないでしょうか。

これら犬種の創造は遺伝子配列を変えていき固定する行為であり、犬ではまだ人間のようにsequence(シークエンス)source(ソース)が解明されておらず、どの時点で遺伝子配列異常が起き奇形や病気などの影響が出るのかはその品種のsourceを解明しないと誰にも分かりません。

調べるとしたらすでにある程度解明されている人間の近親交配による遺伝子異常を参考にされるのが良いと思います。

他に参考として牛は乳牛であれば乳の出が良い品種、肉牛であれば肉質の良い品種、馬であれば足の速い品種などです。他にも鶏・豚など品種改良は現在も止まることなく行われています。

犬は産業動物ではなく、形を改良する目的も愛玩目的のため、素質の固定化や、ドッグショーのような品種の向上が主として行われています。
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この回答へのお礼

お返事遅くなり大変申し訳ありませんでした。

詳しい回答ありがとうございました!
なるほどと感心する内容ばかりだったのですが、少し学生には難しすぎました^^;

今後もう少し詳しく調べる機会があると思いますので、その際には参考にさせていただきたいと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2008/07/13 00:06

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