大人になっても苦手な食べ物、ありますか?

昔道路を造るのによく使われていたコールタールは発がん性のベンゾピレンが含まれているため現在日本では道路を作るのには使われていないようです。
現時点で道路を作る際に関してコールタールに関する法律(規制)はあるのですか?
教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

コールタールは石炭を乾留して得られる副生物(液状および半固形物)で、石炭からコークスを作り、そのコークスを製鉄に使うといった石炭産業の副生物としてコールタールが大量に作られていました。

日本では石炭産業が衰退して石油産業が主流になり、石油産業から発生する副生物のアスファルトは、道路の舗装やビルの屋上の防水舗装に使われています。
発癌性の立証は癌の発生まで約20年かかることから立証が非常に難しく、アスファルトの発癌性についての医療データが非常に少ないのが現状のようです。コールタールの発癌性物質のメインの原因物質はベンゾ(a)ピレンですが、この物質はコールタールに比べると少ないですが、アスファルトにも少量含まれています。
コールタールの国内生産は2004年現在で165万トン生産され、消費量は輸入分も含め173万トンとなっています。
世界にはまだまだ石炭鉱山を有する国があり、大量に石炭を利用する国々(中国を含む)では産業副産物としてコールタールが大量に生産されていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC% …
現在もコールタールは芳香族化合物を多量に含むため、合成香料として食品、化粧品、芳香剤などの原料、ナフタリン、ベンゼンなどの防虫剤、クレゾールなどの消毒液、化学工業原料のフェノールなどの原料として使われていますが、タールに含まれる発癌物質のペンゾ[a]ピレンが1~3%含まれています。コールタールについては癌の発生研究で最初の実験に取り上げられたこともあって世界中で研究され発癌性についての医療データが多く公表されています。

アスファルトが大量に使われる交通量の多い主要道路では道路が削られアスファルトなどの浮遊物質が多く発生しますが、発癌率が高いのそうです。大量に石炭を使う石炭化学コンビナートによる大気汚染などのひどい中国では大気汚染で毎年約46万人の方が肺ガンなどの癌で亡くなっているようです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3475490.html

地球上で作られた化学物質が約4000万種類ある中で、発癌性が調べられている物質は2~3千種類といわれています。アスファルトについても、まだ調べられていないだけで将来発癌性物質とされる可能性もないわけではありません。石油コンビナートから大量にでる副生物のアスファルトからもタールが作られる(コールタールのコールCoalは石炭のことです)の産業廃棄物をうまく道路舗装材として片付けているに過ぎません。もしかってのアスベストのように、発癌性を大々的に明らかにすれば、アスファルトの捨て場がなくなり、量の多さから産業廃棄物処理や石油化学コンビナートのあり方が問われることになりかけません。発癌性の研究が行われなければ堂々と道路舗装で処理できるということかも知れません。真っ黒な生物の体内で分解されないアスファルトが人体に害を与えないはずがないと思いますがいかがでしょうか? 

アスファルトはコールタールに比べ、癌物質のペンゾ[a]ピレンの含有量は少ないですが、芳香族化合物を多く含むため、道路舗装だけでなく、タールの代用原料として合成香料、芳香剤、合成着色料の原料としても使われます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9% …

石油系化学合成食品添加物が大量にでまわり、食品の8割、練り歯磨き、化粧品などに添加され、日本の最大死因の癌が増加の一途をたどっているのが現状です。大気汚染や喫煙による肺ガンも増加傾向にありますね。

法律は大量に被害者が出て、公害患者が裁判が沢山おこされ社会問題化しないかぎり、産業優先の政策が行われるでしょう。
はっきり道路のコールタールが原因の癌患者と証明できる患者が多数発生していない現状や道路舗装の中心がアスファルト舗装に変わってしまったこと、石炭化学コンビナートの衰退と石炭炭鉱が国内からなくなってしまった現状では、コールタールを法律で取り締まる根拠がなくなってしまっています。ただ発癌性のあることはWHOでも認められていることですから、公然と道路舗装には使えないでしょうね。
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