プロが教えるわが家の防犯対策術!

スポーツにはそれほど興味がないのですが、最近はオリンピックが近いためか
スポーツ関係の特集などもよく目にします。

その中で気になったのが海外でコーチをしている日本人。
シンクロナイズドスイミングの女性コーチ→中国
マラソンの男性コーチ→中国
レスリング(女性)の男性コーチ→アメリカ

彼らはどのような過程を経て海外のコーチとなったのでしょうか?
お金のため?日本で思うように活躍できないから?
海外に行ってしまう理由がいまひとつ解りません。

レスリングのコーチは吉田沙保里の高速タックルを打ち破る方法を
伝授し吉田の優勝記録は119連勝でストップしました。

シンクロのコーチは
「オファーを頂いて嬉しい。自分が認められた訳だから」
彼女の移籍は日本のシンクロ界にとっては寝耳に水だったようです。

マラソンのコーチは
「今これこれの特訓をしている。これなら日本人選手の○○に勝てる」
などと言っていました。
さらにマラソンのコーチは「スポーツに国境はない」とも発言していましたが
果たしてそうなのでしょうか?
オリンピックという国と国の戦いがある以上、国境は存在すると思うのですが。

日本人でありながら、日本人選手を過去に指導した経験やノウハウを
持って海外のコーチとなってしまう…
彼らには愛国心(古いかな)はないのでしょうか?

どなたかこの単純な私に納得のいく説明をくださいませんか?
よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

愛国心ですか・・・じゃ各競技の日本人選手にもかなりの数の外国人コーチがついていると思いますが、彼らも(彼らの出身国への)愛国心に反しているからダメ?お国にお帰り願いますか?



スポーツの普及・技術指導に愛国心だのは不要だと思います。
でないと何時まで経ってもそのスポーツは普及もしませんし、技術革新も起こりません。
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マラソンなどは、日本陸連に入って幹部にならないと、喰っていけません。

 幹部になるにはメダルが必須条件。

つまり、4位以下に終わった選手は「冷遇」されるのです。
同様に、選考時点で出れば勝てる人材も、財閥系に所属していなかった為、落ちます。

練習で得たものがあるでしょう。ただ、日本国内では上下関係のランク付けが終わっているので、テレビ出演もいちいち報告しなければなりません。

それなら、「日本人選手を倒したコーチ」として、海外で評価を受けた方が、「逆輸入」となって自分の価値だって上がるでしょう。

そういう、「ひずみ」があるから、私は日本が金を取れなくても構いません。 組織化した委員会や、そういった団体が悪いと思っているからです。

愛国心の前に、自分たちの生活保障ですよ。
スポーツ功労の年金でも支給しておけば、人材流出は防げるでしょうが。
ただ、一流選手に指導を行う場合、一流じゃないということを聞きません。
だから、無名の選手を一流にした方が師弟関係が出来ていいじゃないかと思います。

五輪で勝った人間よりも負けた人間の方が多いのですから。
甲子園だって優勝するのは日本で一校だけ。
他は敗戦。 

野球はベスト8で評価されますが、五輪は世界3位ですからね。
サッカーも世界8位までです。

自分を売るのが、正しいと思い、何の疑問もありませんが。
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日本においては、コーチに対する地位(待遇、給与)が相対的に低く、


且つ生活の安定も厳しい場合が多いです。それは、日本のアマスポーツ
が企業によって支えら得ている面が多く、コーチをプロとして処遇していないことが多いことなど、その能力を正当に評価されていないことがあります。海外では、スポーツで日本のように、ステートアマ(企業がまるがかえするようなケースを指します)は、存在しにくく、多くは、スポーツクラブ等の組織に属すか、プロのアスリートです。
そのため、日本の優秀なコーチは、海外からのオファーを受けるとその条件と、自分のスキルアップも含め、その相手が、日本選手と、competeする場合でも、出かけていくことになるのではと思います。
若し防ぎたいのであれは、プロとしてのコーチング能力の正当な評価と収入の裏づけを保証しなければなりませんね。
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オリンピックは、「国と国との戦い」ではありません。



「国と国との交わり」です。

戦う相手は、自分自身の心の弱さです。

それを克服し「自分のベスト」が、出し切れれば、結果は関係ありません。

話しが逸れました。

コーチとして、他国の人に理論を教え、その国の選手の心技体が成長すれば、日本人コーチの優秀さが認められる。
そして、日本が見直される。
これ以上の「愛国心」はないと思うのですが・・・。

勝負にこだわるだけが、スポーツじゃないはずです。
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たとえば、アメリカ大リーグの監督・コーチに日本人はいますか


サッカーの代表監督・各国トップリーグ監督に日本人はいますか
逆に日本には、プロ野球監督が2人(17%)(開幕時は3人・25%)、
サッカー(J1)では4人(22%)が外国人です

これらは、日本の技術力が各国に比べて相対的に低いからです
(野球でようやく追いついた感がします)

今回の質問については、陸上やシンクロなどの技術力が
世界トップレベルになったということであり
日本にとっては誇らしいことだと思います
(弱小国にコーチは依頼されないので、これこそ一流国の証明であると考えます)
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つまるところ、今ではスポーツの世界で当たり前となっている「外国人のコーチ・監督」の人たちについて、愛国心が無いのか?という質問になるかと思いますが、そんなわけがない。

当たり前ですが、自分の役割に対する使命感の方が強いだけです。外国人コーチ・監督は、その国から実績を認められて、請われて行くのです。そうした日本人が増えているのは、日本人として大いに誇りに思ってよいことだと思います。

日本以外の例として、サッカーのドイツW杯で日本はブラジルと対戦しました。当時の日本代表監督のジーコは、母国ブラジルと対戦が決まった時、愛国心を示しつつも、ブラジルを倒すという、代表監督としての決意を述べられていました。

また、かつて中国の女子バレーボールで活躍していた朗平は、今はアメリカの監督をしていますが、中国人は裏切り者などと思うことなく、海外で活躍する彼女を現役時代以上に尊敬しています。

長年五輪中継で実況を担当されている、NHKのアナウンサー刈屋さんのコメントとURL先も参考にしてください。

永田 見守るファンとしては、複雑な心境の人も多いようですね。
刈屋 わからないでもないですけど、少なくとも「裏切り者」なんていう批判は大きな間違いだと思いますね。
コーチが国境をまたいで指導にあたるというのは採点競技の世界では常識ですからね。
(中略)
刈屋 今年の中国を率いているのは、銀メダルをとり続けてきた「井村」だと。いま、名前でメダルをとれるコーチを世界で3人挙げるとしたら、井村さんはそこに入るんですよ。その井村さんが退任してフリーだったわけですから、中国がとりにくるのは当然です。中国が来なければほかの国が来ていたでしょう。それは、もう、まちがいがないことです。オリンピックの採点競技というのはそういう争いからはじまるものなんです。
永田 裏切ったとか、言ってる場合じゃないと。
刈屋 そんなこと言ってる時点で認識不足ですから勝ち目がないとすらいえます。いまのスペインだって日本のコーチが教えてます。日本のコーチが海外で活躍することは、日本という国全体の実績になりますから、大きな意味では歓迎すべきことなんです。

参考URL:http://www.1101.com/kariya_2008/2008-08-06.html
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