
こんにちは、早速ですが質問させて下さい。
今度、金属の成分分析法についてレポートを書くことになったのですが、カントバック法と湿式分析法の違いについて教えていただきたいです。
私の調べた範囲では、
・基本的にどちらも発光分析法の一種。
・カントバックは固体試料を用いスパーク放電で発光させる。
・湿式分析は溶解させた試料を用い、プラズマを用いて発光させる。
というくらいの原理のようなものはなんとなくわかったのですが、この2つにはどのような特徴の違いがあるのでしょうか。具体的には次のことについて教えてください。
・2つのメリットデメリット。
・分析できる成分に違いがあるかどうか。
(昔の資料を見ていると、2.25Cr-1.0Moを分析する際に、ほとんどカントバック法を用いていましたが、Sb(アンチモン)だけは湿式で分析されていました。Sbはカントバックでできないのでしょうか?)
合わせて、これらをまとめたような、本あるいはサイトを教えていただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。長文を呼んでいただきありがとうございました。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
N0.1です。
対象試料の種類(鉄、鋼、合金鉄その他)が判らないのではっきりしたことは言えません。
分析化学便覧(改訂3版)ではイオン化電圧8.64eV,永存線259.81nm
改訂3版分析化学デ ータブック(日本分析化学会)では、永存線 259.81、206.83,253.85nm等が分析線となっています。
放電条件は検討してみてください。
永存線:中性子線
No.1
- 回答日時:
湿式分析=プラズマ発光(ICP)と言っていますが、湿式分析には、化学分
析(吸光光度法含む),原吸光法等がありますがその辺の整理はよろしい
のですか。
カントバック(QV)とICPに限って比較しますと。
QV:固体試料であれば、試料調製は研磨作業位で迅速分析可能
分析成分は通常ICPより多い。
干渉成分ICPと大きく変らない。
ICP:試料調製(溶解)に時間が掛かる。
組成によっては溶解しずらいな試料がある等の問題があります。
(Sbは条件次第でQVで分析可能です)
ありがとうございます。
湿式分析の種類についてはご指摘の通り、いろいろあるとは思いますが今回はICPに絞って行いたいと思っています。
ところで、Sbは条件次第で分析可能とのことで、あげあしを取るようで申し訳ないのですが、km1939さんの言われ方ですと
「基本的にはSbはQVではやらない」
と読み取れるのですが、この認識でよろしいのでしょうか。また、条件次第とは例えばどのような条件QVでできるのでしょうか。
お答えいただければ幸いです。
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