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タイトルの通りアスコルビン酸の定量を行いたいのですが様々な方法があり、どの方法が簡単でわかりやすいのか分かりません。
その中でもN-ブロモスクシンイミドを用いた定量方法が良く分かりません。

http://www.shse.u-hyogo.ac.jp/kumagai/eac/223d.htm
に書かれている方法が簡単そうに思えるのですが反応式というか原理がいまいち分かりません。
この方法の原理およびNBSのかわりにヨウ素溶液(濃度は既知の試薬)を用いた場合どうなるか分かる方がいたら教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

NBSは酸化剤.アスコルビン酸と I- が還元剤.


アスコルビン酸の方が NBS に優先的還元されるので (酸化還元電位の問題),アスコルビン酸がある間は NBS は I- を酸化しない.
アスコルビン酸がなくなると,I- を酸化し,酸化生成物の I2 (あるいは I3-) がでんぷんと反応して呈色する (終点).

アスコルビン酸はヨウ素溶液 (ヨウ素-ヨウ化カリウム溶液) も還元するので,同様の原理で終点検出は可能.

問題は,なぜ NBS を使うかということで,共存する還元性物質の酸化に使われると誤差になるため,なるべくアスコルビン酸と選択的に反応するようなものとして,NBS が発見されたということ.
共存成分的に問題がないなら,ヨウ素溶液でもかまわないといえばかまわない.
逆に,NBS でもだめな場合はだめなので,そうなったらアスコルビン酸オキシダーゼを使ってブランクを取るとか,液クロを使うとか,そういうことを考える必要も.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

回答の中で疑問に思ったことがあるので教えてください。
酸化還元電位の問題とありますが調べてみたところ

アスコルビン酸:+0.39V
ヨウ素:+0.536V

とありましたがどのように解釈すればよいのでしょうか?

お礼日時:2008/08/18 22:53

酸化還元電位は酸化力,あるいは還元力の定量的な指標です.


物理化学の教科書を読んでください.
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