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Cu+Cl2→CuCl2 反応式からわかるようにこの反応は酸化還元反応です。・・・・この式だけでどうやって酸化還元反応って判断するのですか? よく分りません(泣)酸化数を使って? CUは0ですよね? Cl2も0?かな・・・ じゃー CuCl2の酸化数は?

A 回答 (3件)

酸化数を考える際の基準として、単体の酸化数は0と考えます。


単体でない場合には、通常、酸化数は0にはなりません。
たとえば、Clの場合には-1の酸化数をとることが多く、Cuは+2の酸化数をとることが多いです。
こういったことを考え合わせれば、CuCl2におけるCuの酸化数は+2、Clの酸化数は-1と考えるのが妥当です。
したがって、この反応で、Cuの酸化数は0から+2へと変化しており、酸化されたことになりますし、Clの酸化数は0から-1へと変化しているので還元されたことになります。

なお、酸化数に関する質問はこれまでにも何回か出ていますので、そちらの説明もご参照ください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1865144
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1529120
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1518601
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すみません、さらに補足させてください。



例えば下の式は酸化還元かどうか?分かりますか?
NaOH+HCl→NaCl+H2O

これはよく見る中和の式ですよね。つまり中和反応であって酸化還元反応ではありません。でもこれも酸化数の計算をすることでこれが酸化還元反応でないということがわかるんです。

No1の回答でも書いたような計算をしてみてください。
左辺のNaOH・・・化合物中ではOは-2、Hは+1という原則(例外あり)がありますので、残ったNaの酸化数は+1となります。
左辺のHCl・・・Hは+1、Clは-1ですね。
右辺のNaCl・・・化合物中のClは-1だからNaは+1ですね。
右辺のH2O・・・Hは+1、Oは-2ですね。

各原子の酸化数についてまとめると・・・
Na:+1→+1
Cl:-1→-1
O:-2→-2
H:+1→+1
これを見ると各原子すべての酸化数が反応の前後で変わっていませんよね?このことからこの反応は酸化還元反応ではない、と考えられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます^^ 大変勉強になります

お礼日時:2006/01/14 06:29

酸化数の計算をすればすぐに分かります。


左辺のCu、Cl2は仰っているようにともに0です。
右辺のCuCl2は・・・?これは化合物なのでCuはCuの酸化数、ClはClの酸化数があります。基本的にハロゲン元素(FとかClとか)は化合物中では酸化数-1をとります(こういった基本的な原則を知っておくことは重要です)。するとCl原子が二つあるので(-1)×2=-2とします。CuCl全体で酸化数は0にならなければいけないので残るCuの酸化数は・・・+2となります。

酸化還元反応では酸化と還元が同時に起こります。
この場合で見てみますと・・・
Cu原子:酸化数0から+2へ(酸化)
Cl原子:酸化数0から-1へ(還元)
ポイントは左辺と右辺とで酸化数の合計が一致することです。検算するときに注意するといいでしょう。
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