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メチレンブルーの酸化と還元


実験:水を入れたビーカーにグルコースを溶かす。それに水酸化ナトリウム水溶液を加え、メチレンブルー水溶液を加える。
これを撹拌するために激しく振ると水溶液が青色に変化したあと、しばらく放置するとまた無色になる。


ここから質問に入ります。
フラスコを振って青色にしてから放置すると、しばらくはほぼ同じ濃さでその色を保つのに、途中から急に色がさめてくる(脱色変化)のはなぜであろうか?


回答を詳しくお願いいたします。

A 回答 (2件)

青いのはメチレンブルーの酸化体の色.


これがグルコースに還元されて無色になる.
グルコース等の還元性はアルカリ性でないと低いのでアルカリ性にしているんです.しかしそれでも速度は遅い.
激しく撹拌すると酸素が供給されて,還元体のメチレンブルーが酸化されて青くなる.
グルコースによる還元速度は遅いのでしばらくは青いが,やがてまた過剰のグルコースによって還元されて無色になる.酸素とメチレンブルーの反応速度も有限ではあるので,酸素がなくなるまでは還元体のメチレンブルーは再酸化されて青くなるので,青みの変化は大きくない.
しばらくして酸素を食い尽くすと,ここからは単にグルコースで還元されていくだけなので,退色が急におこるように見える.
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青いのはアルカリ性でのメチレンブルー還元物の色です。

グルコースがある間は酸素があってもグルコースがメチレンブルーを還元するので同じ青色です。
しかし、グルコースが全て酸化されてしまうとメチレンブルー還元物も酸化されてしまうので色は消えます。
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