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VHFアンテナには、
出力インピーダンスが、75Ωと75/300Ωがありますが、

違いやメリットは何でしょうか?

A 回答 (3件)

インピーダンスは、単位をΩで記すので抵抗値のように思う方も多いですが、実際にきちんと説明するには高校の理系レベル以上の数学の知識が必要で「電気抵抗とは似て非なるもの」と考えてください。



テレビのアンテナなどで記されている値自体は「この値を入力側と出力側で合わせておけば出力側の受け取る電力が最大になる」という意味で記されているものであり、その値の大小は放送や無線の電波を受信するときのような微小な電力ではそれほど問題ではありません。

さて、75Ωは「同軸ケーブル」と言って線は外側の線が内側の線を取り囲む形で走っていますが、この外側の線は外部からの不要な電波を吸収して内側に伝えない働きがありますので、ノイズを受けにくいという大きな特長があります。都会で放送局から近くて電波が強い反面、周りの建物で反射したり、別の目的で発せられた不要な電磁波を受け易い地域での使用に向いています。反面、途中で2本の線を行き来する電流が打ち消し合うため、線の途中での電波の減衰が少し多くなる欠点があります。

300Ωでは2本の導線が並行に走っていますが、こうすると75Ωとは逆に、弱い電波でも線の途中での減衰が少なくて済む反面、周りからの不要な電波を受け取ってしまい易いのです。ですから放送局から離れた地域でよく使われます。
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アンテナに接続するケーブルの特性インピーダンスによりどちらかを選びます。

現在は同軸ケーブルが主流ですので、通常75Ωを選びますね。また、テレビやレコーダーなどには、もう300Ω入力端子は無いのでは。
たしかに同軸ケーブルより、300Ωのリボンフーダーのほうが損失が少ない面もありますが、他からの影響を受けやすいリボンフーダーを使っているのは、余程古い設備以外もう無いのではと思います。特にデジタルでは、ケーブルや分配器などへのほかからの影響を受けないようにすることが重要ですから......
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使用するアンテナケーブルによってインピーダンスが異なります。


ただ、現代は BS/CS受信を前提にしますので、75Ωが標準です。
アナログ放送が終了すれば、VHFアンテナを使うことがなくなります。
インピーダンス75Ωの同軸ケーブルが他に比べて圧倒的に伝送ロスが少ないためです。

参考 アンテナ線(給電線)の種類
http://www.tv-antena.com/cable/syurui.htm
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