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私の実家は空家となり跡継ぎがいないため水子さんも含めお寺に永代供養をお願いしました 現在自宅で私の親の写真と水子のお札を祀ってそれぞれに毎朝お給仕をして 盆彼岸は塔婆供養しています。が最近あまり思いをかけすぎると成仏できない 水子さんは特にサラッと供養したほうがよいと聞きました 夫は長男のためいずれ自分の実家の供養をすることになります そのことも踏まえ自宅でのお祀りは止めて 折々にお寺での供養を主にして時折亡き人を思い手を合わせて祈りたいと思うのですが 同じような境遇の方はどうされているのでしょうか またこういうケースについて教えていただきたくよろしくお願いします

A 回答 (3件)

坊さんです。

まず、「永代供養」という用語は、昔からある用語ではなく、戦後数十年して、戦前の家制度が廃止されて核家族化が進んだ近年に新たに普及した用語ですので、使う人によって、思っている内容(考えている内容)が著しく異なります。そもそも、昔の家制度では無縁仏になる方や断家となる家は一族がすべてお亡くなりになるという事態以外まずありません(また、血脈ではなく名跡として血縁者以外が継ぐこともあるのでありえなかった話)ので、元来現代で言われるような永代供養なる習慣はありません。また、です。
寺院によっては将来無縁になる可能性のある方の引き取り、共同墓地納骨等で使い始めている寺院もありますが、それぞれ意味内容は異なります。
この10年ではお墓を無くし(または造らず)、合同墓地等に埋葬し、一定のまとまった供養料相当を寺院に納め、本来慣習的に行なう年忌法要を省略してしまう的な意味合いで理解される方が増えておりますが、現実にはお子様等親族である方がご存命の間は、故人の定期的な年回法要は続けている方が多いですし、一般の寺院ではそのような前提での受け入れを行なう寺院が多いです。
質問者:123mksさんのケースでも、現代で言う断家(その後の祭祀承継者不存在)になるのですが、ご自身は自分の実家の祭祀承継者ですので、ご存命中は、嫁ぎ先の寺院行事と重ならない範囲で、実家のお寺でのお盆法要等の行事参加や年忌法要等をお勤めになれば良いと思います。
なお、お書きのような「思いをかけすぎると成仏できない」とか「水子はサラッと供養」という考え方は仏教的にはありません。そもそも水子の用語も昔と現代とまったく意味内容が異なります。ただ若い人を中心に自己の家の宗教等を無視して(菩提寺で行なわず)、近年生じた水子供養寺など異なる宗教でサラッとハイおしまい的に、お祓いでもするように考える方が増えているのも事実ではあります。
質問者さんの実家と嫁ぎ先の宗派が不明で、また水子さんが嫁ぎ先の家に属していてお札も嫁ぎ先の菩提寺からのものなのかが不明ですが、基本的にはお給仕をするなら嫁ぎ先の宗派での仏壇安置が本当は一番良いです。(仏教には写真にお給仕をするということはありません。写真は近年の発明品で昔はありません。)
繰り返しですが、供養としては、基本的にお寺での法要で十分です。宗教的にきちんととお考えなら、宗派上の相違があるので、嫁ぎ先と実家の寺院に相談するしかありません。
合掌

この回答への補足

ありがとうございます 永代供養への流れと考え方よくわかりました 私の実家の方の供養はお寺へ折々にお参りして法要・供養の気持忘れないようにしたいとおもいます  あと後学のためにお伺いいたします 以前からの疑問だったのですが 私の実家は日蓮宗で父の水子は真言宗 婚家は浄土真宗です (現在婚家の仏壇は夫の実家でお守していますので こちらで気持だけ陰膳みたくしていました) 一軒の内で各々3つの部屋に分けて祀っていましたがいかがだったのでしょうか よろしくお願いします

補足日時:2008/08/30 08:40
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>私の実家は日蓮宗で父の水子は真言宗 



父の水子は真言宗というのはおかしな考え方ですね
おそらく水子供養のお寺が真言宗だったと言うことでしょう
家の菩提寺が日蓮宗ですので
水子さんの供養も日蓮宗とお考え下さい


>婚家は浄土真宗です
現在婚家の仏壇は夫の実家でお守していますので
こちらで気持だけ陰膳みたくしていました

阿弥陀経には「具会一処」のことばがあり
極楽浄土でみんな一緒ということです
この娑婆世界では受け付けは一所でしなければ
手続きがややこしくなりますが
ご先祖さんは同じ極楽浄土です
浄土真宗のお作法にお膳はありません
してはいけません

>一軒の内で各々3つの部屋に分けて祀っていました
がいかがだったのでしょうか

あまり感心できません
ご先祖の供養をする気持ちはよく分かりますが
宗旨のしきたりに従ってきちんとした方がいいです
ご当家のお仏壇できちんと作法通りにおまつりして下さい
ご自身の実家の供養はお寺に納めたので
時折出向いてそちらでして下さい
ご主人の家のお仏壇だから(???)
私の先祖の供養が出来ないと思っているようですが
家のお仏壇の阿弥陀さんを拝むことが
極楽浄土のあなたのご先祖さんの供養にもなるのです
家のお仏壇をこれからも一生懸命守って下さい
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この回答へのお礼

やはり良くはなかったのですね また宗旨によってお経が違うのは知っていましたが作法もかなり違う様で驚いています 気持だけで走っていました 義母やお寺さんに教えを請いながらおまつりしたいと思います 丁寧に色々教えていただき本当に有難うございました 感謝いたします

お礼日時:2008/08/30 19:35

水子であろうとご先祖であろうと、その供養が何らかの理由で行えなくなるような事情が生じたときに永代供養をして、それ以後は供養をしないのが永代供養の目的ですから、永代供養の後に供養を行なうというのはちょっと奇妙なことになりますね。

供養できるなら永代供養はやるべきじゃなかったのです。
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この回答へのお礼

色々な事情が重なって止むを得ず永代をお願いしました。お寺さんは永代供養した後も自分が供養できる時はしてあげてくださいといわれました 身内の思いが一番うれしいのですから。 ご意見 ありがとうございました

お礼日時:2008/08/30 00:37

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