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連続スペクトルと線スペクトルの違いは何でしょうか?参考のサイトだけでも良いのでお願いします

A 回答 (2件)

こんばんは。




【線スペクトル】

「位置エネルギー」という言葉はご存知かと思います。

山の麓から頂上に至るまでの坂道では、
高いところほど、そこにある「物体」の位置エネルギーは高くなります。

ここで「物体」を、原子の中にある電子だと思ってください。
坂道の、高い場所(原子核から遠い位置)にある電子ほど、その電子のエネルギーは高くなります。

電子1個が高いところから低いところへ転がり落ちるとき、電子の位置エネルギーが小さくなることの代償として、その分だけのエネルギーの光を1個を放出します。
このとき、光のエネルギーというものは、光の周波数という形で表現されます。

E=hν (いー・いこーる・えいち・にゅー)
です。

E: 光1個のエネルギー
h: プランク定数と呼ばれる、この世に1つの定数
ν(にゅー): 光の周波数


ところが、原子の中においては、坂道は、なだらかな形ではなく、「階段」になっています。
つまり、電子は、中途半端な場所に存在することができず、「階段」の中の「どこかの段」にしか存在できません。
(この「段」のことを「エネルギー準位」と言います。)

よって、電子の位置エネルギーが下がるときも、無限通りの下がり方があるのではなく、ある段からその下のどこかの段に落ちる、ということしかできません。
したがって、放出される光も、いくつかの種類の周波数(ν)だけということになります。

ν = 光の速さ/光の波長
光の波長 = 光の速さ/ν

という関係があるので、波長も、いくつかの波長に限られるわけです。
よって、輝線の波長は跳び跳びの波長になります。



【連続スペクトル】

太陽光のスペクトルは、基本的に連続スペクトルです。
線スペクトルになっていないのは、放出する光の源が熱だからです。
熱放射は、一般に、連続スペクトルになります。
電球も似たようなことで、連続スペクトルの光を出します。


以上は、我流の説明です。


参考サイトへのリンクも貼っておきます。

http://www2.tokai.or.jp/seed/seed/minna11.htm

http://www3.u-toyama.ac.jp/kihara/chem/flame/kis …


以上、ご参考になりましたら。
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音で例えれば連続スペクトルはザーで、線スペクトルならピーです。


白色は連続スペクトルでレーザーは線スペクトルです。
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