この人頭いいなと思ったエピソード

JR東日本の普通列車のグリーン料金は、平日の方が200円高いです。
これは、なぜですか?

A 回答 (5件)

普通列車のグリーン料金は、ホリデー料金が平日料金より200円安く設定されています。

休日の方が安くなるのは、指定席特急料金などとは逆の形と思われますが、これは、休日のグリーン車利用を促進するためです。要は需給調整ということです。

利用状況を中長期に見た場合、曜日波動があり、一時的に見るとどうしても需要と供給の不均衡が生じるので、これを緩和し、需要が少ない休日は低廉な料金で利用を誘発するという考え方で、指定席特急料金でいう「閑散期」に相当します。

特急列車は観光客が多いため、休日は「繁忙期」で割高になることが多いですが、普通列車は通勤客が多いため、休日は「閑散期」になってしまうのです。

指定席特急料金でいう「繁忙期」は列車の増発コストを賄うために料金を割高にするという考え方によるものですが、普通列車のグリーン料金に「繁忙期」の設定はありません。

宿泊施設やレジャー施設などでシーズンや曜日などにより料金格差を設けている例がありますが、ホリデー料金やシーズン別特急料金も同じような考え方です。
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。
平日の朝のラッシュ時は乗ったことがないのですが、
混んでいるのですかね。
基本的な考えは分かりました。

お礼日時:2008/09/17 17:56

すでに回答が出されている通りですが、(特にピーク時の最大の)混雑具合が平日よりも休日のほうが緩和されているため、需要喚起のために休日に適用されるホリデー料金は安くなっています。



これはそもそも東京近郊区間の普通列車にグリーン車が恒常的に連結されるようになった経緯から考えることになるのですが、近年まで普通列車にグリーン車が恒常的に連結されていたのは長い間東海道線と横須賀線だけでした。それが現在は湘南新宿ラインも含めかなり広範囲で連結されるようになっています。
そもそも東海道線にグリーン車が連結されるようになったのは、高度経済成長期などにおいて有数の通勤路線である東海道線の通勤ラッシュ時の混雑があまりにもひどく「たとえ立席で追加料金を払ってでももう少し空いてる車両に乗りたい」という需要があったため、東海道線の普通列車に自由席のグリーン車を連結するようになった、という事情があると聞いています。
普通列車にグリーン車が連結されているのは、もとから通勤需要に対応するためだったと言えます。

これは現在も似たような状況で、やはり平日の通勤ラッシュ時には東海道線のグリーン車は立席があるほどの混雑ぶりです。その時間帯には普通車との連結部のドアは閉め切りとなり、特に夜間帯には(混雑によるトラブル防止のために)グリーンアテンダントとともに警備員が乗車している場合もあります。

以上のような理由により、平日の混雑緩和と休日の需要喚起のため、平日料金とホリデー料金で差が付いているものと思われます。
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。

お礼日時:2009/01/08 11:38

No.2です。

再び失礼します。

普通列車のグリーン料金における「ホリデー料金」については、No.2の回答どおり、規則うんぬんではなく完全に営業政策上の話です。
ですので、No.1様への「補足」にある
>私が乗った経験では、休日のほうが混んでいたんですけどね。だから疑問に思ったのですが。
・というのは、まさにJR東日本の営業政策上は成功しているということでしょうね。

なお、細かい話で恐縮ですが、若干補足させていただくと、「ホリデー料金」というのは、ホリデー「割引」ではありません。

平日より安いのは事実なので同じような気がしますが、正確には「割引」ではなく、単に平日(通常期)よりも「低減」させた料金なのです。

指定席特急料金における「閑散期」が「通常期」よりも200円安いことや、自由席特急料金が「通常期」の指定席特急料金よりも510円安いことも、同様に「割引」ではなく「低減」させているだけです。

何が違うのかと言うと、「割引」という位置付けだと、他の割引との重複適用ができないのです。割引の重複適用は原則としてありません。例外はただ一つ、往復割引と学生割引の併用だけです。
(参考:JR旅客営業規則第76条:旅客運賃・料金割引の重複適用の禁止規定:第2項に例外規定があります)
http://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/03_syo/01 …

しかし、「ホリデー料金」や「閑散期料金」、「自由席特急料金」などは、あくまで「低減」ですので、割引、例えば株主優待割引などは適用されます。

(ほかに「電車特定区間」と呼ばれる、東京附近及び大阪附近の幹線区間のうち利用者が特に多い線区・区間について、この区間内の駅を相互発着する場合、普通旅客運賃の計算において幹線区間よりも割安な対キロ賃率が適用されているのですが、これも同様に「割引」ではなく「低減」ですので、株主優待割引などは適用されます。)

以上、ご参考まで。
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 休日にグリーン料金を割り引いて需要を喚起するのは、やはり東海道・横須賀線などでは平日の通勤需要の方が大きいからです。

その辺の説明はNo.2の方の回答の通りだと思います。
 これらの路線では、朝夕のラッシュ時には座りきれなくて、グリーン車でも立ったまま乗っている方までお見受けします(ちなみに、座れなくてもグリーン券は必要なのです)ので、やはり平日の輸送がメインなのでしょう。

 SUICA普及前には、『データイムグリーン料金回数券』という割引切符が存在しました。
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~hirok/kanto/green-k. …
 4枚つづり\2,000-でしたので、一人あたま¥500-という格安で、指定区間内ならばどこまででも行けたので、じつにお得感タップリだったのですが・・・。
 現在の休日のグリーン料金割引は、この割引切符の流れをくんだものなのでしょう。

>休日のほうが混んでいたんですけどね。
 特に湘南新宿ラインなんか、休日でも1日中混んでますね。
 ただ、平日に比べて安いから、需要が喚起された結果、今の混雑を呼んでいる、とも言えなくもないかも知れませんね。
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この回答へのお礼

ご返信ありがとうございます。
そうなんですよ、新宿湘南ラインは休日は混むんですよ。
東海道線のグリーン車事情は、私は知らないんですけどね。

お礼日時:2008/09/17 21:23

そりゃあ・・・平日のほうが混んでるから、


グリーン車の利用数が高いからでしょう・・・

休日は若干すいているので、
安くしないとグリーン車のらないからじゃないですかね?

この回答への補足

私が乗った経験では、
休日のほうが混んでいたんですけどね。
だから疑問に思ったのですが。

補足日時:2008/09/17 17:21
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