電子書籍の厳選無料作品が豊富!

市販の絶縁のPIOボードなどで、”絶縁耐圧=1000Vrms”などとあります。これはどのように計算されているのでしょうか?
使用している部品をみると、
(1)フォトカプラの絶縁耐圧は、
 "AC,1second,in oil 2500Vrms"などとあります。
(2)接続されているコネクタ(PCR96ピン)は、
 "耐電圧 AC 500V(実行値)を1分間印加してせん絡および絶縁破壊の
 異常がないこと"などとあります。
(3)プリント基板はどのように求めるのでしょうか?
 パターン間隔やパターン圧から計算?

(1)だけからすると2500Vrmsと大きな値になり、(2)を考慮すると500Vrmsと小さな値になります。

PIOボードなどのデータシートに書かれている"絶縁耐圧"とはどのような
計算で求められているのでしょうか?

自作した簡単なPIOボードの仕様に"絶縁耐圧"の記述をしたいのですが、
どのように求めたら良いのかわらないのです。
どなたか分かる方がいたら教えてください。

A 回答 (4件)

絶縁耐圧は計算で求めるようなものでは有りません。



まずは絶縁耐圧に対して何ボルトが必要かという「要求仕様」があって
これを満足するように「設計仕様」を決めます。
設計では何処と何処を絶縁するのかを決め、何を使って絶縁するのかを決めます。
プリント基板を使用する場合絶縁するパターン間の距離をいくらにするかは必要な耐圧にしたがって決めます。
最後に実際の製品を絶縁耐圧計を使用して仕様どおりの耐圧を満足する事を確認します。
絶縁耐圧を補償するためには絶縁耐圧計は必須です。

プリント基板のパターン間隔と耐圧の関係はいかが参考になるでしょう。
http://www.nc-net.or.jp/mori_log/%C5%C5%BB%D2%A1 …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/18 13:59

結局のところ計算して求めるのではなく、試験しているのです。



http://hioki.jp/safety.html
こんな測定器たちがあり、試験方法はJISに定めています。
JISのJ60065あたりをご覧下さい。
    • good
    • 0

計算なんかしません


試験をしているのです
行った試験においては問題はなかったということです

工業的な強さは全て試験によって求めたものです
JIS規格のあるものはJISに定められた試験方法によります
    • good
    • 0

絶縁耐圧は計算できちんと求められるようなものではないと思って


います。
(私の認識ちがいかもしれませんが)個々の使用部品の保証耐圧は
もちろん関係しますが、その値そのものとは限らず、周囲の状況に
よっても変わります。

フォトカップラはそのものズバリで、この耐圧を超えることはないとは
思いますが、コネクタはシェルを絶縁材に取り付けていれば、コネクタ
単体の耐圧を上回る仕様にすることもできます。(ピン間耐圧はこの
限りではありませんが)

実際は実験で安全な範囲を求めるのではないでしょうか。そもそも
AC1000Vrms 1分間 などという仕様の決め方が私には不思議です。
試験をして1分間は放電などしないという保証があるわけですが、
だったら、次の1分間はどうなのでしょう。この1分も1分には
変わりないので、保証されなくてはなりません。でも引き続きの1分
だと、合計2分だから仕様外とみなされます。そうしないと無限時間を
保証しなくてはならなくなるからです。ということは、休み休み試験
すれば永遠に保証されるのでしょうか。

おそらく、試験で1分間だけ観察する、という意味の1分なのだと
思いますが、本当に耐圧問題が起こらないのであれば、わざわざ時間を
限らなくても良いのではないでしょうか。

実際は、長時間試験をすると問題を起こす確立が増えるのでしょう。
要は確立の問題のようです。

回答になっていなくて済みません。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!