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日本の歴史には数多くの絵描きがいるのに、なぜ北斎はずば抜けて有名になったのかおしえてください。彼の作品はなぜ評価されたのか。。
お願いします。

A 回答 (6件)

ANo.5です。


「ずば抜けて」に引っ掛かってる人が多いのは日本にいる我々には北斎だけが(“ずば抜けて”でも“特別”でも“目立って”でも“超”でも“やや”でもいいのですが)有名だとは思えないからです。(少なくとも私はそうです)
ですが説明をうかがって少しわかりました。

質問を愚直に解釈すると、なぜ現代のアメリカで北斎ばかりが受けるのか、という研究になると思いますがそれだと「比較文化論」のようなうわっついた疑似学問になって終わりそうです。

北斎の作品の同時代あるいはそれまでの作品との違い、特長・特徴、画期性を研究したいという事ですね?

私の感想など述べてもこれまでの研究者の仕事の一片にもならないと思うのでやめておきますが方法論としてはNo.5に書いたとおりです。
作品そのものにあたるべきだと思います。版画が多いので印刷物でも良いと思いますができればオリジナルを多く観るべきでしょう。
浮世絵は刷りによってできが相当違ってきますから良いコレクションを探すべきです。
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私も「ずば抜けて有名』が気になります。


当時の世評だとしたらその例を当時の資料(個人的手紙、新聞・雑誌・刊行物、展覧会の記録、など)にあたることによって明らかにして行けば研究といえると思います。
また西洋に与えた影響ならば誰がどのように評価しているか、誰がどういう風に採り入れているか、日本人の作品のどれがいくらぐらいで取引されていて北斎の価格は相場に対してどうか、宣伝していた画商などが居たのかどうか、などなど。

そうではなくて後世、すなわち今のあなたがずば抜けていると思うならば他の作家に無い、あるいはより長けている特長、画期的な面を当時の他の作品と比較しながら調べて例証していけば良いのではないでしょうか。

あるいは今なぜアメリカで北斎だけ知名度が高いのかという研究だとしたらそれもおもしろいかもしれません。
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この回答へのお礼

みなさま、たくさんのご回答ありがとうございます。
自分の質問の仕方が良くなかったみたいで
みなさん、『ズバ抜けて』という表現の訂正の方へ
食いついてしまい。。。。。。。
しかしながら、アメリカで絵の勉強をしている自分ですが、
教科書にも図書館にも彼についての本は他の日本人画家より多いのは
事実です。そのせいで上記の様な表現をしたしだいであります。

お礼日時:2008/09/24 05:15

度々ごめんなさい。

No3です。
No.1さんと重複するのですが、「企み」「構図」「意図」あたりで英訳してみてください。
D___Nとでるでしょう。
タイムマシーンがあったなら、と思います。
北斎の肉筆の迫力といったら、それはもう、お子様は見てはいけません。
アンデパンダンでございます。
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http://sky.geocities.jp/ppp_dot/index1-hiroshige …
こんなのはいかが?
なぜ、と言うのは誰にも答えられません。
一人一人が推論するだけです。
浮世絵は最盛期を迎え、狂い咲きのような写楽がいて、北斎(肉筆画が多数残っています)がいて、広重が北斎の影響を受け(いろいろ模倣しています)、画風を変えてデビューを果たす。
版元の企画力と情報収集能力。文化文政期という時代背景。
ベロ藍(ベルリン藍)と言うあざやかな青も手に入るようになった。
 あまり歴史に詳しくないのでこれ以上は知りませんが。
画家、版元と幕府の壮絶な戦いもあったようです。

参考URL:http://sky.geocities.jp/ppp_dot/index1-hiroshige …
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「ずば抜けて有名な」には主観的なものが入ってませんか?


印象派にしたって、なにも北斎だけに夢中になったわけではないし、
ゴッホなんか、広重の絵もいくつか模写しています。
江戸時代は北斎より、広重の人気が持続しました。
癖があるでしょう。北斎の絵には。だから短時間に飽きられてしまうんです。
一方の広重は、画風に新鮮味があって、温雅な画趣、だから勝ち残ったんです。
北斎の功績は、天保元年(1830)に刊行が始まったシリーズ「富嶽三十六景」により、
風景画も浮世絵のジャンルとして確立されることに大きな役割を果たしたこと。
このあと歌川国芳の東都名所のシリーズや、
歌川広重の「東海道五拾三次」があいついで出ました。
それまでの浮世絵といえば美人画と役者絵。
ご参考までに、版元西村屋与八(永寿堂)の広告文。
「一枚に一景ずつ追々出版。追々出版するので100枚を超えることもあるでしょう。
かならずしも三十六図に限るわけではありません」
このように断ってから、スタートしたんですね。
ご参考にならなかったかな。
「論文のようなものやめた!」なんて。。
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北斎の絵をご覧になったことはありますか?(写真等でなく)


見ればそのわけがわかると思いますよ。
天才的な画力と創造性、遠近法などのそれまで見られなかった技法を駆使して描かれた作品は今の時代にさえ斬新でドラマチックでモダンです。
富嶽三十六景の神奈川沖浪裏の波濤の絵は有名ですが、一見抽象化されたふうに見えるその波頭の表現はハイスピードカメラで捉えた写真のごとく写実的と言われます。
また、今で言うコミック本だった戯作本に数々のハイレベルな絵を発表してその評価を高めました。
現在、日本の「マンガ」が海外で高く評価されてるのに似てるかも知れませんね。
実際に北斎は海外で絶賛され、ゴッホも彼を誉め讃えたといいます。
そして90歳という長寿をまっとうし、多くの作品を残したことも要因でしょう。
一言で言えば、それまで誰もやってなかった事をやった画家だったから、じゃないでしょうか。
とても日本人らしい柔軟な発想と器用さがあり、彼を越える天才は未だ出ていないと言っても過言でないと思います。
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この回答へのお礼

asebi-0806さん本当にありがとうございます。
実は僕はアメリカに留学中であり、最後の論文のようなものの
トピックを葛飾北斎はなぜ世界で高く評価されたかを体にして
書きたいと思っているのですが、なんせ資料が少なすぎて。。。
もちろん、他の日本人と比べると大変な量ですが。。。。
何にせよ、本当にありがとうございます。参考にされていただきます。

お礼日時:2008/09/19 10:54

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