いちばん失敗した人決定戦

真面目にお聞きしたいと思います。

フランスにはCNSMDPなど優れた教育機関があり、遥か昔の滞仏当時、元々クラシックに造詣が深くない私はてっきり管弦楽も優れていると思いこみ、今に至っております。
ですが、小規模な室内楽やソロ、或いはジャズ・セッションなどの方が面白い、とのご意見をこちらのサイトで先日拝見しました。

正直、昔の彼氏と聴きに行ったデートの麗しき思い出がカランカランと崩れていったような寂しさを感じましたが、冷静に考えてみますと、
確かに超個人主義の国ゆえに大人数でひとつの曲を奏でるよりも、より少数ないしソロ、もしくはフュージョンのアレンジを効かせたスタイルのほうが本当に面白いのかしらん?と思っている次第です。

夫と日頃六本木や青山のR&Bやロック、ジャズ系のライヴハウスを楽しみ、以前はイ・ムジチ、もしくは3大テノールや海外オペラにしか行かなかった超ミーハーな身としましては、是非とも今後の参考にさせていただきたいと思っている次第です。
まぁ確かに、フランスのちょっとした美術館の一室で偶然鑑賞できるような美しい室内と室内楽の絶妙なコントラストも最高だと経験上思うのですが、いまいち「オーケストラ<室内楽など」の理由がよくわかりません。

できましたら具体的に、聴き比べるならどこの国のどのオーケストラのどの演目が最適で、だから室内楽やジャズ・セッションのほうが面白いよ、とのアドバイスをいただけたら幸いです。

なお、夫はクラシックはからきし?で、私も小学生の数年間ヴァイオリンを習った大変お粗末なレベルでダメダメです。
(ヴィヴァルディの夏のスコールを思わせるような、シンプルでドラマチックなものが元々好みです。)
もしくは「あんたのレベルじゃ聴き比べるだけわからないから無駄」といったような忌憚なきご意見でも構いません。
その際は真摯に受け止めたいと思っております。

なお、多少お礼が遅れるかもしれませんが、是非とも今後の渡仏時の参考にさせていただきたく、皆様からのご回答をよろしくお願い申し上げます♪

A 回答 (19件中11~19件)

ロシア音楽、ロシアオケの魅力ねぇ…。


「腕力」、「メカニカルな美しさ」、「引き出しの多さ、多様性」かな。(笑)
バレエだって、フランスのロマンティックバレエとロシアのクラシックバレエは違うのだろうけれども、音楽はもっと違うね。
フランスのオーケストラが演奏して一番サマにならないのはチャイコフスキー、ショスタコービッチかもしれない。
リムスキーコルサコフとかストラビンスキー、ムソルグスキーは結構サマになりそうです。

そう考えると、チャイコフスキー、ショスタコービッチを聴くのが一番、ロシアを感じることが出来るような気がします。
聴くとよいと思う曲は、

●チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」、「弦楽セレナーデ」、ピアノ三重奏曲「偉大な芸術家の思い出に」


●ショスタコーヴィッチ 交響曲第7番「レニングラード」、「ピアノ5重奏曲」、「ジャズ組曲」「チェロ協奏曲」
●ラフマニノフ 「チェロソナタ」これは僕が好きな曲で、今、練習しているから♪(笑)

演奏はね、ロシア~~!という一つの典型はスヴェトラーノフ指揮のオケだけれども、どうかな、、、。(笑)
聴けばわかると思うけど、、、僕は嫌いじゃないよ。というか愛している♪(笑)
上記の曲でなくとも、スヴェトラーノフを1曲聴くと、ロシア、、、、(絶句)という感じはアル。

余裕があったら、フェドセーエフとかも聴いてあげてください。

チェロはロストロポーピッチ。
ロシアの作曲家じゃないけれども、ドボルザークのチェロコンもロストロポーピッチとフルニエ(フランス)を聴き比べると、フランス人とロシア人という気がしないでもない。
まあ、二人とも国籍なんて超越はしているけれども、、、


フランスと聴き比べるなら

●ステファングラッペリ 「アフタヌーン・イン・パリ」僕はこのCDの「枯葉」が大好き♪でも、僕のチェロじゃあ演奏不可能。(笑)

●フォーレ 「ピアノ四重奏曲集」フランスの室内楽だなぁ…と感じます。

CDのurl探すの面倒で手抜きしましたが、スヴェトラーノフとロストロポーピッチ
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この回答へのお礼

愛しのメンターにご教授いただき、感動の極みです♪
ロシアの音楽、オケについてのご推薦は超嬉しいです!
(散々「ガルシア」ではスルーしてたのに調子良すぎ、笑)

>「腕力」、「メカニカルな美しさ」、「引き出しの多さ、多様性」かな。(笑)

これってオジサマとイメージだぶるのかしら?
となると「メカニカルな美しさ」って何だろう(笑&赤面)

>そう考えると、チャイコフスキー、ショスタコービッチを聴くのが一番、ロシアを感じることが出来るような気がします。

はい。ご推薦して下さったもの全てをこの秋鑑賞させていただきますわ。

>演奏はね、ロシア~~!という一つの典型はスヴェトラーノフ指揮のオケだけれども、どうかな、、、。(笑)
>聴けばわかると思うけど、、、僕は嫌いじゃないよ。というか愛している♪(笑)

全て了解です。 偏愛さが滲み出ていて私も妙に心地良いです♪
例のパリ管デートへの恨みつらみが浄化されていく気分です(笑)
ロシアを愛しているのは共産主義絡みでないというのが良く解りました(笑)
そしてロシア料理にもこだわりがあるなんて、面白すぎでしょ。
奥様はその偏愛ぶりに愛想をつかしているのかどうかは…?(笑)

>ドボルザークのチェロコンもロストロポーピッチとフルニエ(フランス)を聴き比べると、フランス人とロシア人という気がしないでもない。

フランス文化を取り入れた歴史と多数の亡命貴族の受け入れなど、両国の文化的な繋がりって大きいし、良い意味で影響しあうところがあるのでしょうか。
オジサマの先入観をインプットさせて早く聴きたいです。
なんだか凄い「偏見偏重」に満ちてる気もするけれど、ま、いっか(笑)

>フランスと聴き比べるなら~

ステファン・グラッペリはだいぶ前にbunkamuraに来てましたよね?

自宅鑑賞ばかりでなく、会場に赴いて目で見て音に触れて、その場を共有できる一体感、連帯感こそがライヴなりオケを聴く側の楽しみなのです。
禁酒を要する夫を誘って今度オケに行くんですよ。
六本木の夜のライヴより少しは健康的でしょ?

職人気質のアマチュア演奏家さん、これからも独自の美学を貫いて演奏をなさっていって下さいね♪

お礼日時:2008/09/25 17:21

こんにちは。



フランスオーケストラのイメージといえば。(一昔前のステレオタイプで,現代では必ずしもそうではないかも,と思いますが)
 細身で繊細,アンサンブルがいまひとつなのがかえって独特の柔らかさをうむ(こともある^^;)弦楽器。
 全員がいつもソリスト気分の木管楽器。
 金管楽器ですらところかまわずのヴィブラート。

これで秩序を重んじる独墺系のレパートリーをやったらどうなるか,推して知るべし,ですが(笑),独墺・スラヴのオケからは絶対に出てこない官能的な響きもあり,ハマると抜けられない魅力も持っていると思っています。(なかなかハマらない,というのは認めざるを得ない事実として,笑)

以下,私のフランスオケ体験の超個人的感想をいくつか紹介させていただいて回答にかえさせていただきます。
(私は室内楽・ジャズに関してはまったくの音痴なので,比較はできません)

☆プレートル/パリ管弦楽団
 ブラームス 交響曲第4番
 ラヴェル 「ダフニスとクロエ」第二組曲
 ラヴェル ラ・ヴァルス
まずびっくりなのが,上の順番で演奏したこと。
独墺系のオケなら間違いなく下から順番です。ブラームスの4番を前座にするとは(笑)。
で,演奏ですが,そのブラームスのきらきら輝く音といったら,本人が聞いたら腰を抜かしたことでしょう。
その音は,ラヴェルにあってはどうしようもなく美しく,曲の構成がどうとかなんてどうでもよくなるほどに一音一音に酔いました。

☆マズア/フランス国立管弦楽団(Orchestre National de France)
 フランク 交響曲
 ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
 ドビュッシー 交響詩「海」
 ラヴェル ボレロ
だからなぜその曲順なのか,と,普通のオーケストラの演奏会に慣れている人は思うかも(笑)
そのあたりに,独墺やスラヴの方々との根本的なアプローチの違いがあるような気もします。
これまた若干ステレオタイプながら,独墺系が観念的・構造的・文学的だとしたら,こちらは感覚的・刹那的・絵画的,といった感じ?だから,メインは交響曲ではなくて,ラ・ヴァルスやボレロでなければならないのかも。
ボレロで,弦楽器がギターのように楽器を抱えて体をリズムにのせて動かしながら,ギターかリュートをつまびくようにピッチカートをはじめたとき,この曲は紛れもなく舞曲であったのだ,と,発見しました。

CDでしたら,単なる私の個人的お気に入りでよければ,例えば,以下のような感じです。

☆プレートル/パリ音楽院管弦楽団
プーランク バレエ「牝鹿」 他 http://www.amazon.co.jp/dp/B00005GJLZ
プーランク スターバト・マーテル http://www.amazon.co.jp/dp/B00005GJM1

☆マルティノン/フランス国立管弦楽団
ドビュッシー 管弦楽作品全集 http://www.hmv.co.jp/product/detail/1435303

☆ミュンシュ/パリ管弦楽団
ベルリオーズ 幻想交響曲 http://www.amazon.co.jp/dp/B00005NDD2
(定盤すぎて紹介するほどのこともない?)

最近のフランスオケの幻想ならこんなのも。
☆チョン・ミュン・フン/パリ・バスティーユ管弦楽団 (バスティーユの方のオペラ座のオケ)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00006BGRG


以上,乱文失礼いたしました。(フランスのオケ「も」愛する者として^^)
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この回答へのお礼

Ta595様、ご回答をどうもありがとうございます♪

>独墺・スラヴのオケからは絶対に出てこない官能的な響きもあり

やはりフランスのオケは独特の響きがあるのですね。
「なかなかハマらない,というのは認めざるを得ない事実として,笑」は万人受けしない、ということなのでしょうね♪

>まずびっくりなのが,上の順番で演奏したこと。
>独墺系のオケなら間違いなく下から順番です。ブラームスの4番を前座にするとは(笑)。

出た!変なこだわり(笑)
演奏如何ではよりドラマチックな効果を生むだろうと試みたのでしょうか。
ラヴェルの上2つは私も好きです♪
オーソドックスなオケに日頃慣れ親しんでいるからこそたまの遊び心がより楽しめるのでしょうね。

>独墺系が観念的・構造的・文学的だとしたら,こちらは感覚的・刹那的・絵画的,といった感じ?だから,メインは交響曲ではなくて,ラ・ヴァルスやボレロでなければならないのかも。

ふむふむ、なるほど、妙に納得してしまいます♪
同じ舞曲でもウィーンで聴かれるような上品で決して狂いのない正統派ではなく、
ちょい不良っぽい、こなれた感じのジプシーがかった香りや衝動的に大きなブレの余地がありそうな舞曲が風土的にも相応しいような気もします。
やはり「革命」を経ているため、伝統的、正統派クラシックへのレジスタンスの精神が潜在意識として脈々と受け継がれているからでしょうか。
エッフェル塔やルーヴルのピラミッドなど、進取の精神は至る所で見受けられますし、現に政治亡命などイデオロギー的にも懐が深いですしね。
日本のスタイルとは相容れないものなのでしょう。
だから余計フランス・オケが相対的に人気がないのかな(笑)

この秋、ご推薦いただいたものを一つずつ夫と味わっていきたいと思います。
フランスのオケ「も」愛するTa595様に心から感謝を申し上げます♪

余談ですが、この夏そちらに青いシャツ着て応援に行きました。
死ぬほど蒸してキツかったし、周りがアウェイで辛かったTT、けど今となっては懐かしくも楽しい思い出ばかりです^^

お礼日時:2008/09/25 16:20

#3です。



けなしてばかりもなんなので、手持ちのCDでフランスのオケのものを探して改めて聴いて見ました。

http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/korekike/korekik …

このボレロはフランスという感覚です。(この解説も興味深かった)
何が凄いって、ファゴットがサックスみたいなフランス独特の音色だし、トロンボーンも不良っぽい♪
でも、率直に言って、僕はフランスのオケを聴いて感動したことってあんまりないんだ。
まあ、僕はロシア音楽が基本的には好きなこともある。

他の方がお勧めのサンサーンス「オルガン付き」もあった。

マルティノン/フランス国立ro、アラン(org)

僕には、弦楽器が初っ端からズレているように聴こえる。(笑)
確かにオルガンはいい。ピアノの見せ場は、、、よくわかんなかった。
フランスオケの名盤って、面白い言えば面白い。


やっぱり、フランス人にはオケは向かないような気がする。
というか、舞踏の世界でも、フランスって「前衛」を大事にするというか、文化は挑戦というか、封建制度と絶対王政時代の軍隊発想の産物オーケストラが町になじまないような。。。

「偏見」です♪(笑)
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この回答へのお礼

親愛なるbagnacauda様、再度のご回答をありがとうございます♪

ありゃま。 フランスのオケのものをご推薦して下さったのですね。
早速拝聴させていただきます^^merci!
でも、不良っぽいトロンボーンって(笑)
オルガン、確かに秀逸なのですか、フムフム。

>舞踏の世界でも、フランスって「前衛」を大事にするというか、文化は挑戦というか

確かに。些細なことでも意外と「個性」「オリジナリティ」を尊び、「猿真似」を嫌う感じです。
例えばエルメスのウインドーに飾ってある「ディスプレイ用のケリーバッグ」をオーダーするとき、「外ヘ行って参考に見てきたい」と言ったら
「あれはあれ。そうでなくて、貴女が欲しいという素材の組み合わせであれを見ないで貴女が考えてオーダーするべきよ」と言われた時と似てるかも。
「人と同じ」というのにはあまり価値をおかないようですね。 

というか、もうオジサマには勝手にロシアのオケの魅力とお薦め盤をご紹介していただけたら私はもう良しと致します。
でも怒らせちゃったから、期待薄かも^^

「やっぱり、フランス人にはオケは向かない」という美学を貫くのも、全然アリではないでしょうか。
ロシアの音楽性の一体何がそれほど心をとらえて離さないのでしょう。
それともそれもただの「偏見」?

いえいえ、ロシアの芸術性の魅力ってそれだけじゃないですよね。
バレエの美しさも秀逸だし、バレエに挫折して転向する体操やスケートなどのスポーツ選手の層の厚さも尋常ではないですし。
絵画も、またしかり。

ロシアのワシリー=カンディンスキーってご存知です?
『コンポジション』をはじめとしたと様々なシリーズを描いた著名な抽象絵画の画家で、
彼はチェロ弾きでもあったのです。
シェーンベルクなどの作曲家との交流の機会も多かったそうですよ。
こんどよろしかったら奥様と何かの機会に是非どうぞ。
言われてみればなるほど、の、いかにもチェロの音色が聴こえてきそうな楽しい絵ばかりですから♪

オジサマの「偏見」なら、慣れっこだから、ま、いっか(笑)

ありがとうございました♪♪

お礼日時:2008/09/25 01:48

こんにちは。


下手なピアノを弾き、クラシック音楽を愛好するものの、オーケストラには全く造詣がない素人の意見ですから、そうお思いになって聞き流していただければ幸いです。

たとえば、シャルル・ミュンシュ/パリ管のブラームスの交響曲1番は、この交響曲を語る際にほぼ必ずと言ってよいほど言及される名録音ですから、ゲルマニックな重量級の曲だからといってフランスのオーケストラに向いていないとは言い切れないと思います。

しかし、個人的な体験として、「こんなにやる気のない演奏では、指揮者、協奏曲のソリスト、聴衆に対してあまりにも失礼じゃないか!」と呆れたのも、そのパリ管でした。私は当時パリに在住していたのですが、常々、パリ管の演奏中の楽器のフライング(?)と耳障りな(ごめんなさい!)金管はどうにかならないものか、と思っておりました。

しかし、後になって考えてみると、パリ管もビシュコフ以降、常任指揮者がなかなか決まらず、三人の指揮者のお試し期間(?)という不安定な時期で、おまけに本拠地のプレイエル劇場は自分の妻(アマチュア指揮者)にパリ管を指揮させたいというお金持ちに買収、改修問題もあって劇場を出ていかざるを得ない状況に。
その上、税金だったか、年金だったか、はたまた失業保険だったか忘れてしまったのですが、個人の収入に関わる問題で国の政策が変わることになり、「私たちは長い期間勉強してきてやっとプロになり、高い楽器を買わざるを得ない状況にあるのに、これはあんまりだ!!」というビラをオケの団員が配っていたりしました。

私は他の国のオーケストラの置かれた状況は知らないのですが、フランスはもう少し自国の伝統あるオケを大事にしても良いのではないか、と感じます。
組織が不安定だったり、自分の懐が淋しくなってしまうと、演奏が投げやりになっても仕方がないかなあ、と思わないものでもないのです。

現在はパリ管もエッシェンバッハで安定し、結構状況は好転しているのではないかと推察します。

推察ではない方のオススメはフランス国立管弦楽団。
打診したチョン・ミュンフンが弟分のフランス放送フィルを選んでしまったため、格付け問題から有名指揮者を探さざるを得なくなった結果、クルト・マズアに。これが大成功!
私はこの7月にベートーヴェン7番を聞く機会があったのですが、第4楽章(実は私は酔っぱらったおじさんが踊りだしそうなチャンチャカチャン、チャンチャカチャン・・・という部分が苦手。ごめんなさい!ベートーヴェン様)を最速のスピードで指揮。チャンチャカチャンどころか、もうジェットコースター。しかし、弦も乱れず美しい音色のままフィナーレに。うわあ、こんなに良いオケだったんだ、とのけぞりました。
ド素人の私がこう書いてもあまり説得力がないでしょうから、「ル・モンド紙(7月12日)」を引用すると
「(マズアは)シャルル・デュトワの下で無気力化し、総崩れ状態にあったオケを立て直すのにふさわしい力量を持った人物だった」
「疑いもなく、現在のフランスの最良のオーケストラである」
ということになります。
今シーズンからはダニエレ・ガッティですから、こちらも期待できるのではないでしょうか。

私的結論:フランスのオケは行政的、経済的な事情により演奏も不安定になりやすいが、良い音楽監督に恵まれれば底力を発揮するので、質問者様が過日美しい時間を過ごされたという記憶は間違っていないと思います(ご自分の耳を信頼なさるのが一番です)。

おまけ:聴き比べ、というのはフランスのオケと他の国のオケでしょうか?
私は管弦楽のディスク・ライブラリーが貧弱なので同じ指揮者だとシューリヒトのベートーヴェン3番くらいしか思いつきません(パリ管とウィーン・フィル)。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/50758
http://www.hmv.co.jp/product/detail/183550
(パリ管のピシッとしているのにアドレナリンの出ない演奏も私は大好きです)
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この回答へのお礼

monyo213様、ご回答をありがとうございます♪
自己紹介を拝見し、恐縮しております(私なんかが質問してて良いのでしょうか…汗)

>これはあんまりだ!!」というビラをオケの団員が配っていたりしました。
>フランスはもう少し自国の伝統あるオケを大事にしても良いのではないか、と感じます。

あ~これとても良くわかります!
ビラ配りやストライキの類はありとあらゆる職種で見受けられますよね@仏
革命以来の人権擁護なのでしょうが、芸術家のモチベにかかわることですから、もう少し何とかなればいいのに、ですよね。
何とももったいない話ですが、これもC'est la vieでしょうか?!

>最速のスピードで指揮。チャンチャカチャンどころか、もうジェットコースター。
>うわあ、こんなに良いオケだったんだ、とのけぞりました。

わわわ、楽しそうな感じがこちらにも伝わってきます♪
個性的でユニークな演奏なら、フランス・オケに分がありそうですね。
個人の力量だって他オケ団員とひけをとらないのでは。
やはり指揮者によるところが大きいのでしょうか?

>現在はパリ管もエッシェンバッハで安定し、結構状況は好転しているのではないかと推察します。
>推察ではない方のオススメはフランス国立管弦楽団。

おお! 渡仏の際は行ってみたいです♪
どちらにすべきか、う~ん。やはり演目次第でしょうか。
無料dayも狙い目ですね。

>おまけ:聴き比べ、というのはフランスのオケと他の国のオケでしょうか?

はい! ご推薦いただいたものは是非聴き比べさせていただきます^^
「パリ管のピシッとしているのにアドレナリンの出ない演奏も私は大好きです」という感覚をど素人の私が同じように感じることは出来ないとは思うのですが、「違い」を少しでも楽しんで味わいたいと思います。

monyo様の私的結論は、ど素人なりにも大変興味深く納得させられるものでした。
そして「質問者様が過日美しい時間を過ごされたという記憶は間違っていないと思います(ご自分の耳を信頼なさるのが一番です)」という温かいお言葉を頂戴できて、感無量ですTT
パリ管の「どうにかならないか」を踏まえた上での今後の期待と初心者への励ましと慰め。
何て器が大きいのでしょう♪
本当にありがとうございました!!!

それにひきかえ…どうだ、まいったか、エロ・メンターめ。わはは♪

お礼日時:2008/09/24 21:19

こんにちはーー!お姉様、お元気ですか??



えーーっと。。。
「好み」の話かも知れませんが、私は、ヨーロッパの寒い地域の「古い石畳」を思わせる「音」が好きです。何でしょう。。。同じ年齢、同じ演奏歴でも、「国の違いって此処まで「音を変える」んだ。。。」とびっくりしたのが、学生の時、ドイツから来ていた留学生(男!)の奏でる(そう!「吹く」じゃなく!笑)クラリネットの音色でした。

きっと、日常で眺める景色、嗅ぐ風の匂い、雨の匂い、太陽の色。。。等で、「奏でる音色」が育つのだと思います。だって「音の色」って書く訳ですし♪  そして、「クラシック」「管弦楽」と言う分野で、「多くの人が好む音色」がやはりベルリンフィル、ウィーンフィルを筆頭とした地域の「音色」なのかも知れません。

あと、「作曲家の生まれ育った地域」に「近い地域の音色」が、やはり「曲に似合った音色」なのだと思います。

私の「フランスのイメージ」からは、やっぱり「大編成」よりも「アンサンブル」の方が聴き応えがありそうな感じがします。「超個人主義」から派生する、「一瞬の閃きに対する従順さ(笑)」があるような。。。なんだか、「アドリブ満載のアンサンブル!」等がフランスは一級品なのでは?と、勝手に思っています^^

急に肌寒くなって来ていますので、風邪等お引きになりませぬよう。。。
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この回答へのお礼

yukkinnちゃん、ご回答をありがとうございます♪

確か管楽器を演奏なさるのよね。 かっこいい!

>学生の時、ドイツから来ていた留学生(男!)の奏でる(そう!「吹く」じゃなく!笑)クラリネットの音色でした。

そんなに音色が違ったのですか。
ある程度の国民性は持ち合わせていても「国の違い」を個人レベルで見いだせ驚嘆させられるとは…。

でも男性がさらりと楽器を奏でると女性は思わず萌え~♪になったりすることありますよね。
あら、いやだ。 また誰かさんのメンター話を思い出しちゃった~~(超赤面&恥ずかしすぎ!)

>「一瞬の閃きに対する従順さ(笑)」があるような。。。なんだか、「アドリブ満載のアンサンブル!」等がフランスは一級品なのでは?

う~ん、私はフランスがアドリブ満載とか閃きに従順さがあるとは思わないです。 それとも音楽にはあり得るのかしらん?

これは私の主観だけど、イタリア人やフランス人は個人として感じる「美意識」にこだわる傾向があると思うの。
例えば、イタリア製の高級メゾンのシルクブラウスのボタンつけ。
縫製が甘いと言えばそれまでなんだけど、私からすれば感覚的にフンフン♪と縫ってつけているように感じます。
この「ゆるさ」が丁度良くてぴったりでしょ、みたいな。
逆にエスカーダあたりだとボタンがしっかり縫製されてそうじゃない?(笑)

もしかしたらこんなラテン系の「ファンタジスタで独断的な感覚」は楽器の演奏にも当てはまることで、
だとしたら、規律順守好きなドイツ・ゲルマン系には尊ぶどころか疎ましいだけなのかも。
個人差が大きいなりにも、オケというスタイルを取るとやはり如実に違いが出たりなんかして。
あと、個性を認められた場合において、相手のスタイルや考えの存在を否定しないでを尊重するあたりが、進取に富む土壌を育むのかもしれない。

な~んて偉そうなことを言っておいて、皆様のほうがけた外れに造詣が深くていらっしゃいますので、どうかお許しを。
オチビちゃん達はもちろんのこと、yukkinnちゃんも風邪などお召しにならぬようお気をつけ下さいませ。
幼児3人+パパママ合わせたらさぞかし楽しい楽団かと♪ 

ありがとうございました^^

お礼日時:2008/09/24 19:58

2番さんが書いておられるように、フランスのオケにも立派なところがあります。

他にも、リヨン、ボルドーやトゥールーズをはじめとする地方都市にも、(2流の)有名オケがたくさんあります。「題名のない音楽会」司会者の佐渡さんが音楽監督をしているオケも、そういう中のひとつだったと記憶しています。 私は、たまには来日公演がありますが、フランスのオケだとドイツのオケよりチケットが安いので、結構聞きにいきます。聞きに言って損をしたと思うようなことはなかったですね。

ただ、金管楽器の管が全般的に細いことや、ファゴットの音の質が明らかに違うこと(ドイツのファゴットが重厚感を表すならばフランスのファゴットは煌びやかです)ドイツっぽい音に慣れている日本人には、最初はなじみ辛い音かも知れませんし、曲の冒頭では縦目地(拍子の頭)が揃わないことが多い(その代わり最後はよく合っている)など、独特です。

しかし、フランスにも立派なオーケストラ音楽の作曲家がいますし、彼らの作品は世界的にも有名です。ベルリオーズ、ショーソン、サンサーンス、ラベル、ドビュッシー、オネゲルなどは、日本でも音楽の授業で紹介されます。彼らの曲を演奏する時のフランスのオケは、生き生きとしていて素晴らしいものです。大音量の曲も、結構ありますよ。

また、フランス人は声が悪い(とよく言われる)ことから、オルガンが発達したとも言われています。パイプの数も多いし、ドイツ・オーストリアのオルガンの音が素朴でかわいいのに対し、荘厳で大音量です。フランスで録音されたサンサーンスのオルガン交響曲や、Rシュトラウスのツァラトゥストラはかく語りきなどを聞くと、他の国で録音した曲がおもちゃみたいです。

反対に、たとえば日本のオケがフランスの曲をやるとぎくしゃくしていてつまらないことが多いです。日フィルのように指揮者次第でどうとでもなるオケはともかく、N響なんかですと、ドイツ音楽は下手をすればドイツ人よりうまいのに、フランス音楽だと金返せです。

ご参考になれば。
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この回答へのお礼

owl1234様、ご回答ありがとうございます♪

>リヨン、ボルドーやトゥールーズをはじめとする地方都市にも、(2流の)有名オケがたくさんあります。

わはは、2流って^^
私はとある地方都市にいたので、何度か聴きに行ったりしました@仏
1流と2流の違いを理解しよう、などと高慢さは微塵もありませぬ。
ただ、出来不出来の偶然の確率も含めて「ああ、今日は面白かったな~J'ai de la chance♪」と自分なりの楽しみの判断基準は欲しいと思っています。
おお、ドイツのオケよりリーズナブルとは♪
Pourquoi pas? 私も行きます!

一応この質問で推薦していただいたものは全て丁寧に鑑賞させていただく予定です。
初めにフランスオケありきで「いいのか?」と一抹の不安はありますが、ま、いっか♪のいつもの精神でいくつもりです^^
それともやはり天下のウィーン・フィルでしょうか?
お正月のNew Year Concertしか日頃は聴きません(夫に至っては裏番「筋肉番付」だし)

>ドイツのファゴットが重厚感を表すならばフランスのファゴットは煌びやかです

そんなにも音色にお国柄が出るとは、本当に面白いですね。
それって、やはり師事する教授法の違いなのでしょうか。う~ん。

>曲の冒頭では縦目地(拍子の頭)が揃わないことが多い(その代わり最後はよく合っている)など、独特です。

なるほど! 冒頭部分の楽しみが増えました。
終わりよければすべてよし、っていう楽観的な演奏スタイルなんですね。
私も演奏するとしたらこっちの方がコントラストついて面白いかも♪

>彼らの曲を演奏する時のフランスのオケは、生き生きとしていて素晴らしいものです。
>反対に、たとえば日本のオケがフランスの曲をやるとぎくしゃくしていてつまらないことが多いです。
>下手をすればドイツ人よりうまいのに、フランス音楽だと金返せです。

演目いかんでフランスのオケのモチベに↑↓激しいというのは、わかるような気がします(笑)
面白くていいかもしれません。
ドイツ人よりうまい日本のドイツ音楽の演奏、朝から大笑してしまいました。
あと、「金返せ」もね♪
ま、日本のオケではあまりの酷さに「途中退席」という「非礼」はありえなさそうですが、フランスでは…^^

オルガン交響曲も聴き比べを楽しみにしています。
ありがとうございました♪

お礼日時:2008/09/24 08:25

デートの麗しき思い出を瓦解させてすみません♪(笑)


まあ、あの時に書いたように、あくまでも個人的な趣味というか、偏見です。
とはいえ、当のフランス人達にも似た認識があるのか、2006年にフランスの有名音楽誌が、ヨーロッパのオーケストラのランク付けをしているのですが、フランスのオケはベスト10に一つも入っていません。
元記事はフランス語読めないんで、↓参照。

http://plaza.rakuten.co.jp/gnetoffice/diary/2006 …

フランスは国家予算で「文化」に投じる金額が多いので有名ですが、クラシック音楽だけではなく、ポップスやロックの振興にも熱心と言う記事を読んだ事があります。
クラシックに対するこだわりが薄いような気もするんですよね。
結構、新しいものが似合う。

あとは「国民性」ですかね、、、
何で読んだか忘れましたが、ほんの40~50年前まで、フランスのオケでは練習には弟子を参加させて、楽譜に書き込みをさせて、師匠である楽団員は本番だけという、信じられないことがまかり通っていたという記事を読んだ記憶があります。
この発想はオーケストラ向きじゃあないです。
ラテンよりも、ゲルマン、スラブというイメージがオーケストラにはあります。

ジャズセッションは、僕にとっての「神」の一人である、ステファン=グラッペリのイメージが強いです。
パリの町並みにも、なんとなく分厚いオーケストラの音楽よりも、もう少し軽く小洒落た音楽が似合うような気もします。
クラシックなら、小ホールでフォーレのピアノと弦楽器のアンサンブを聴くとか。

まあ、あくまでも「感覚」の話です♪

この回答への補足

ふと気付いたので、訂正イタシマス

×Alors, bon Journee!
○Alors, bonne Journee!

語学カテ、出入り禁止になりそうなほどのお粗末さでした(笑)
ご一緒にア~ベ~セ~♪から学ぼうかしら?^^

補足日時:2008/09/23 11:31
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この回答へのお礼

bagnacauda社長様、

早朝からのお仕事PCチェック、大切な御身体の体脂肪チェック、はたまた
「溢れんばかりの愛情」で奥様をお目覚めになさる(あれこそ赤面でしょ!)にご多忙な中、ご回答をお寄せ下さりかたじけのうございます♪

まぁ、「たかがオジサマの一言」で脆く崩れ去るほどの甘い思い出だった、ということをこの歳になって気付かされました…

>フランスのオケはベスト10に一つも入っていません。

言われてみればなるほど!だし、ちょっと変と思えばそうかも、という不思議な結果ですね。
フランス人ってちょっと変わってますから、あたくし良くわかりません(笑)

パリのオペラ座も『カルメン』とか超有名だし、それに付随する管弦楽団だって最高峰のはずなのに、って思います。
でもオペラだとイタリアものがもっと素晴らしいし、Palais Garnierの建物自体が豪奢さとか、屋上で養蜂してる蜂蜜が美味しいからとか、
所詮はイメージ的に良いだけなのでしょうか、う~ん。

>ラテンよりも、ゲルマン、スラブというイメージがオーケストラにはあります。

確かにいわゆる偉大なる音楽家たちの名前ってゲルマン系やスラブ系が多いかも!
ショパンなんて、てっきり発音からしてパリジャンかと思ってたし♪

>ジャズセッションは、僕にとっての「神」の一人である、ステファン=グラッペリのイメージが強いです。

はい。 私でさえ存じているお方でしたが、まさかオジサマにとって「神」だったとはね。
パリへなど行かなくとも、このおっさん、いや「神」の♪と今日のような一日は、
庭のテラスに出て、冷えたシャンパン&美味しいパンとチーズとイベリコ豚の盛り合わせ&積読本があれば、もう本望でございます(夫に隠れて飲もうかな)。
なにより♪が小粋で、どんだけ人生を謳歌してきたの的感じが伝わってくるようでこちらまで心地よくなります。

bagnaのオジサマのチェロ演奏は、何が滲みでてるんでしょ。ふふ♪←妄想炸裂

Alors, bon Journee!

お礼日時:2008/09/23 10:48

つまりは、フランスのオーケストラ(或いは室内合奏団)でフランスものをお聴きになりたいのでしょうか・・・?



勿論、フランスにはパリ管弦楽団やフランス国立放送局管弦楽団といった通常のフルオーケストラもありますし、パイヤール室内管弦楽団など小編成のものもあります。
あと、大編成や小編成というのは作曲家の書いた曲(元々その曲に合った適切な楽器編成というものがあり)によって演奏のスケールやスタイルも変りますので(例えば、ベートーヴェンの運命を小編成で演奏しても迫力に欠けますし、反対にヴィヴァルディの四季を大編成のオケでやってもにぎやか過ぎて違和感がありますよね?)、言ってみれば適材適所とでも・・・

そこで、NYを拠点に世界的な演奏活動をしている20人位の小編成の室内オーケストラで実に小気味良い素敵な演奏を収めたCDがあります。聴かれてみては如何でしょう?

「フランス管弦楽名曲集/オルフェウス室内管弦楽団」(グラモフォン)http://www.excite.co.jp/music/disc/4988005350275/
・組曲「クープランの墓」(ラヴェル)
・亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
・ジムノペディ第1番、第3番(サティ)
・シシリエンヌ(フォーレ)
・パヴァーヌ(フォーレ)
・組曲「マスクとベルガマスク」(フォーレ)

また、本場生粋のフランス人演奏者によるものでは、

ジャン・フランソワ・パイヤール指揮/パイヤール室内管弦楽団(エラート)
・「音楽の捧げもの」(バッハ)

・「パッヘルベルのカノン~バロック名曲集」

などがお奨めです。
芸術の秋・・・フランスのちょっとした美術館(会場で音楽を流しているかどうかは分かりませんが?)やパリを離れた郊外や南仏アルル地方の片田舎などでのんびりと過ごす時のBGMとしてもうってつけでは・・・?
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この回答へのお礼

jupitan様、ご回答をありがとうございます♪

>大編成や小編成というのは作曲家の書いた曲(元々その曲に合った適切な楽器編成というものがあり)によって演奏のスケールやスタイルも変りますので

つまり「演奏形態」にこだわらず、自分の好みの曲ありき、で親しんでいくべきなのですね。
当たり前のことがド素人の私にはすっごく参考になります♪

>「フランス管弦楽名曲集/オルフェウス室内管弦楽団」(グラモフォン)
>ジャン・フランソワ・パイヤール指揮/パイヤール室内管弦楽団(エラート)

早速聴いてみます^^
カノンなんて自宅で奏でられたら楽しいでしょうね。
私なんてキラキラ星とhappy birthday to youですもの(涙)

>会場で音楽を流しているかどうかは分かりませんが?

遥か昔フランスに滞在していた頃は、カルナヴァレ美術館などでも四重奏とか一室で演奏してました(もち無料)。
学生や有志が演奏しているのか、はたまた美術館サイドの企画なのか、どうでしょうね。

>パリを離れた郊外や南仏アルル地方の片田舎などでのんびりと過ごす時

パリだとアコーディオンの音色なんかがやはりinなんでしょうかね。う~ん。
アルルはアルル・古代プロヴァンス博物館の伝統衣装を見る度に『アルルの女』のプレリュードがエコーします。
メヌエットも綺麗だと思いますけど。

しかしながら「ゴッホの絵」を見てもビゼーの曲とリンクしないのは私だけでしょうか?

ありがとうございました♪

お礼日時:2008/09/22 22:24

貴女様がお望みでない回答であることを先に書かせていただきますわ。

後半についてはわたしもクラシックは好きですが曲に対する好みです故、あんまり詳しくありませんの。前半に対してですが、室内楽曲とオーケストラを比べるのは薔薇と百合を比べるようなもの。人の好みによって違いますわ。当然、オーケストラの方が規模も大きくお金がかかるでしょうけれど、ひとりひとりの力を本当に示せるのは小規模編成の曲ですわ。案外歩調を合わせないといけないのはオーケストラよりミスが露骨に現れる繊細な室内楽曲ですし。どこを見るかによって変わるでしょうね。ちなみにわたしは純粋なオーケストラより室内楽曲の方が好みですわね。協奏曲にはまた違う面白みがありますけれど。
 追記。フランスの音楽自体他国と比べて異質な気がしますしフランスのオーケストラもまた異なる気がしますわ。フランスはちょっと軽い感じがしますわね。合う、合わないの問題だと思いますし、貴女様の麗しき思い出はどうか大切にしまっておいてくださいまし。
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この回答へのお礼

yurica-h様、ご回答をありがとうございます♪

>ちなみにわたしは純粋なオーケストラより室内楽曲の方が好みですわね。
>協奏曲にはまた違う面白みがありますけれど。

はい、私も同じです。
軽やかな協奏曲など大好きです。
逆に大規模なオーケストラは数えるほどしか鑑賞したことがありません。
でも、クラシックに?な夫は重厚でダイナミックな管弦楽をパリでも是非聴いてみたいそうなのです。 
大音量だと寝れるから?←必ず一度は目をつむっている瞬間がある顰蹙者

>貴女様の麗しき思い出はどうか大切にしまっておいてくださいまし。

ああ…! 上壇にいらっしゃる「あのお方」とは雲泥の差とも言える何とお優しいご配慮でしょうか…(涙)
それにしましても、やはりフランスの音楽はどこか「異質」というのはやはり個人が感じる「感性」に他ならないのでしょうか、う~ん…。

yurica-h様におかれましても、ますますの素敵なクラシックとの出会いのご縁がありますように♪
ありがとうございました^^

お礼日時:2008/09/22 21:32

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