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自作アンプで三端子レギュレータを用いて電圧を安定化しようと思っています。三端子レギュレータで安定化させた電圧はオペアンプのオフセット電圧の調節のみに使っていて、電流を取り出すためには使いません。
レギュレータにセラミックコンデンサを用いて発振防止するのが定石のようですが、アンプでは音質を考えるとセラミックコンデンサを用いるのはよくないとされ困っています。
電流をほとんど取り出さない場合でもセラミックコンデンサは取り付ける必要はあるのでしょうか?
またセラミックコンデンサ以外に使えるコンデンサはあるのでしょうか?

A 回答 (4件)

三端子レギュレータの入出力の端子には適切なコンデンサをつける必要があります。


コンデンサをつけない場合発振する可能性が高くなります。
三端子レギュレータの種類によってはセラミックコンデンサを使用すると発振する場合があります。
セラミックコンデンサが使用できるかどうかはレギュレータのデータシートに書いてありますので確認してください。
セラミックコンデンサが使用できると書いてない場合は使用しないほうが安全でしょう。
レギュレータが発振していても振幅が小さいことが多くオシロスコープで確認出来ない場合があります。
その場合でもアンプの動作に影響することがあります。

アンプの場合、信号が通過する部分にセラミックコンデンサを使うのは好ましくありませんが電源のパスコンに使うことは問題がありません。
高周波のノイズをとる場合はセラミックコンデンサの使用が望ましいのです。
三端子レギュレータでセラミックコンデンサが使用できない場合で周波数の高いノイズをとりたい場合は
CRまたはLCを用いたローパスフィルタでノイズを取るようにします。この場合にセラミックコンデンサを使用するのはかまいません。

オフセットの大きいオペアンプを調節して使っても温度変化や半固定抵抗の時間変化などで長期にわたってオフセットを小さくするのは困難です。
現在ではオフセットの小さいアンプが簡単に手に入るのでそれらを使うほうがいいです。
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この回答へのお礼

>オフセットの小さいアンプが簡単に手に入るのでそれらを使うほうがいいです
そうですね、回路とともにICの選別ももう一度見直してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/13 20:02

自作アンプの回路はどういうものでしょうか。


オペアンプのオフセット電圧の調節のみに三端子レギュレータを使うというのがひっかかります。オペアンプの電源電圧は、三端子レギュレータなどで安定化されているはずなので、その電源電圧を使ってオフセット電圧を調節すれば済むと思いますが、オフセット電圧の調節用に別の三端子レギュレータを使う理由は何でしょうか。アンプというのがオーディオ用なら数mVのオフセット電圧は音質にあまり影響しないと思いますが・・
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この回答へのお礼

返事が大変遅くなって申し訳ありません。
電源回路は当初トランスを7812と7912を用いて安定化したものをさらに、7909と7809で安定化したものをオフセット調節に使うつもりでした。7912からの電源はオペアンプの出力によって多少変動してしまうと思い、オフセットに直接7912使った場合音声信号に影響を与えると思い、さらにレギュレータを用いようと思っていました。
tadysさんがおっしゃったように、オペアンプの選別と回路の見直しを行った結果、オフセットを計算上半分以上和らげるように、構成し直すことができ、問題は解決しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/20 21:07

>アンプでは音質を考えるとセラミックコンデンサを用いるのはよくない


ANo.1さんがおっしゃる通り、コンデンサの種類が音質に影響するのは、信号経路中で使った場合の話です。
電源回路にセラミックコンデンサを使っても全く問題ないと思います。むしろコンデンサを入れないと発振して音質どころでなくなります。

音質を重視するのなら、発振止めのコンデンサの種類で悩むよりも、三端子レギュレータのノイズや、オペアンプの電源ラインのノイズのほうを気にされたほうが良いと思います。三端子レギュレータのノイズは意外に大きいのですが、出力に大容量のコンデンサを入れてもほとんど取れません(出力インピーダンスが低いため)。オペアンプの電源にまさかスイッチング電源やACアダプタなど使っていないですね?
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この回答へのお礼

>三端子レギュレータのノイズや、オペアンプの電源ラインのノイズのほうを気にされたほうが良いと思います
確かに、発振は止まってもノイズが増えては意味がありませんね。そこのところを考えていませんでした。

>オペアンプの電源にまさかスイッチング電源やACアダプタなど使っていないですね
ええ、特にスイッチングはノイズが大きいので絶対に使うことは無いです。

いろいろとご教授ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/13 20:09

 信号に入れるコンデンサと電源に入れるコンデンサは意味が違いますよね。

電源にセラミックコンデンサを入れたからといって音質に影響は無いでしょう。三端子レギュレータは電流をまったく取り出さない時にむしろノイズ電圧が大きくなるはずです。その意味でも、コンデンサを入れて、あるいは抵抗でそれなりの電流を抜いてやるとか、必要があるんじゃないですか。三端子レギュレータはもともとハイファイの電源に使うような周波数特性が無いし、ノイズも小さく無いと思いますが、私も平気で自分用のオーディオに使っています。
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この回答へのお礼

>電源にセラミックコンデンサを入れたからといって音質に影響は無いでしょう
なるほど、電源はセラミックを入れても問題が無いのですね。
前にchumoy式のHPを作ろうと情報をあさったときにセラミックはだめと書いてあるのが多くて、普通のアンプの電源にもセラミックはだめと思っていました。
>三端子レギュレータは電流をまったく取り出さない時にむしろノイズ電圧が大きくなるはずです
危ないところでした。1MΩもの負荷をかけるとこでした。

もう一度、いろいろ調べてから作ろうと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/13 20:00

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