最速怪談選手権

「煙草がうまい」 って、普通に使う言葉ですよね。

昔あったコピーで、「今日も元気だ! 煙草がうまい!」 というのがあったと思います。

愛煙家の友人も昼食の直後に煙草を吸った時に、自然に 「うまいなあ ・・」 と呟いています。 また彼は食事の直後用に、普段よりニコチンやタールが強い煙草を別に用意しています。

逆に、吸い慣れない煙草を吸った時は 「ダメだコリャ、まずい!」 と言っています。

でも考えれば、これって変な表現ではないですか?

人間が 「うまい、まずい」 と感じるのは、味覚、嗅覚、それに色などを判断する視覚、あと場合によって嗅覚などを総合的に判断して 「うまいなあ」 と感じるはずです。 あとは歯応えとか喉越しなどの触覚も入るでしょうか。

煙草の煙ですが、嗅覚は当然ですが、味覚で感じているのでしょうか? 

それとか視覚や嗅覚で 「うまい」 と感じているのでしょうか?

もうひとつ、「まずい煙草」 って、どんな感じの煙草なんでしょうか?

A 回答 (5件)

人間が味覚を持ったひとつの理由に、原始期に人間が自然の食物を摂取する際に、それが自分に有益なものか害悪なのかを判断するために必要だったからと言われています。



苦いものはそれが毒物と関連性が高く、酸っぱいものは未熟な果実や、腐敗の証左と判断できるわけです。

ところで子どもが出生し離乳するにしたがい、一般に子供は甘いものを好みます。
それは甘いものって言うのが、一般に糖分(炭水化物)の豊富に含んでいるという食物であると推測されるからです。

また脂肪分が多いものが「脂が乗って美味い」なんて言われるのも、脂(油)が他の栄養素に比べ格段にカロリーが高く、万年飢餓状態にあった古代人にとってより有効にカロリーを摂取できる方策であるからです。

つまり甘いものと脂っこいものっていうのは、とても「理解しやすい」美味しなのです。
(ここまでしか理解出来ない舌を俗に「子ども舌」なんて言います)

ところが現実社会には「良薬は口に苦し」なんてことわざがあるように、苦いものでも身体に良いものがあるし、また腐敗ではなくそれが発酵につながると酸っぱさも人間に有用な栄養素が沢山存在するわけです。

しかし先ほど言ったとおり、甘さや脂の美味さに比べ、苦味・酸味などは有る程度「舌の訓練」が必要なのです。
子どもの頃には全然美味しくなかったビールやふきのとうのほろ苦さが美味しく感じるようになるには、有る程度の訓練が必要なのです。

また幼少期には有害である酒類が、子どもにとっては美味しく感じないように、成長にともなう身体への適性・有用性も美味しく感じるようになる必要条件ともいえます。

実はタバコというものも、その「旨み」が理解出来るようになるには有る程度の慣れ(訓練)が必要とされます。
おそらくタバコ初体験からそれを美味しいと感じる人はほとんど居ないのではないでしょうか。

しかしそれが味の複雑さを理解するにしたがって段々と美味しく感じるようになっていくのです。

一部世間では、自分が酒やタバコを嫌悪するからというだけの立場から、酒やタバコを美味いと感じるのは単にアルコールやニコチンで麻痺しているだけだなんて主張する人がいます。

まったくバカげた考えです。
もしその味がアルコールやニコチンの薬物作用による脳の麻痺による快感だけで、味覚とは無関係なら酒にしてもタバコにしてもこれほど多くの種類や銘柄が存在するわけがないじゃないですか。
それこそ純粋のアルコールを水で割って飲むか、ニコチンパッチを貼って「ああ~美味い」って嘆息をもらすことになります。

過激な嫌煙や、アルコール忌避もいいですが、科学的根拠も無しに脳が麻痺しているだけだなんて狭量もいいとこです。

>煙草の煙ですが、嗅覚は当然ですが、味覚で感じているのでしょうか? 

質問者さん、湯気や煙の味って舌に感じませんか?
例えば物を燃やした煙を吸い込んで「苦い」って感じませんか?
タバコを味わってる人は、その煙の中に「旨さ」を知覚しているのですよ。
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この回答へのお礼

有難うございました。
私は煙草は吸わないのですが、湯気や煙の味って分からないですねえ。
匂いは当然感じます。お風呂の湯気の匂いをかぐと、無意識にホッとする感じになります。条件反射なんでしょうね。
ただ、口や舌が感じる味覚としての「味」は分かりません。
本当は感じているのに、意識していないだけかも知れませんが ・・・
でも、そう言えば、焚き火の火で薪が半分焦げている場合なんて、「苦さ」を何となく口で感じているのようなイメージがあります。
でも、よく分からないですねえ。

お礼日時:2008/12/03 16:36

喫煙者というのは、ニコチン依存症になっているので、


ニコチンが切れて我慢している状態から煙草を吸うと、
「我慢(禁断症状)から解放」されるわけです。
この心地よさを「美味い」と表現しているのです。

また、銘柄によって味や香りが違いますので、
そのあたりの好みで「美味い・不味い」が分かれます。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、禁断症状からの解放感が味になっているわけですか。
もしかすると、映画なんかで見る、禁断症状が出ている麻薬中毒者に注射をすると、「は~~~」と快感(?)を味わう時がシーンがありますが、言ってみればあの感覚と同じなんでしょうか ・・

お礼日時:2008/12/03 16:24

たばこはコーヒーと一緒の嗜好品です。



コーヒーも味・香りで、上手いだ、不味いだ言っているのでは?
歯ごたえなどはコーヒーにもありませんよね。

たばこではそれぞれ好き嫌いがあるので、
ピース系の辛いたばこが好きな人もいれば、キャスターの甘い香りが好きな人もいます。(吸ったときに口や喉や鼻に感じる刺激の違い)

もともと、たばこは飲むという表現です。煙草を吸う人のことを、煙草飲みと言われていたはずです。

味に関しても
セブンスター系統は
セブンスターからマイルドセブンが出てきましたが今では
セブンスターファミリーとマイルドセブンファミリーと別系統となっています。
(マイルドセブンが出た当初は、セブンスターと同じ☆が7の字を書いたものでした)

セブンスター系統を吸っている人にとってはマイルドセブンは紙っぽくて不味いと言う表現を聞きます。(確かに紙を燃やした煙を吸っている感じが強い)
軽い物が欲しい人は、セブンスターカスタムライトを吸っています。
味がマイルドセブンよりセブンスターに近いものです。

本当に微妙な違いであり、嗜好品の為、上手い不味いは個人差があると思います。

また、医薬品としてネオシーダーなる咳を鎮め痰を切るというものもあります。(不味い煙草といったところ)
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この回答へのお礼

有難うございました。
たしかに煙草もコーヒーも嗜好品なのですが、コーヒーの場合は実際に舌の味覚、鼻の嗅覚、色を感じる視角などで総合的に「うまい」と判断しているのではないでしょうか。ミルクを入れたり砂糖を入れたり、人によって「味」を調整しているはずです。
つまり一般の食品と同じですよね。
でも煙草は単なる「煙」ですよね。舌が感じる「味覚」とは無縁の存在のように思います。
でも「うまい煙草」って、あると言われますよね。
とすると、「煙草の味」って、やっぱり吸った時の口や喉や鼻が感じる「刺激」の事なんでしょうか?

お礼日時:2008/12/03 16:21

「快・不快」という感覚を「うまい・まずい」と表現しているだけです。



ドパミン系神経細胞の興奮=快

早い話が、直接に脳神経を刺激しているので味覚的な「うまい・まずい」とはチト違います。
まあ、口から吸引することで「快・不快」を感じているので便宜的に「うまい・まずい」という単語をもって表現しているということでしょう。
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、実際には「快・不快」の感覚なんですね。
本当は味とは違う感覚なんでしょうね。

お礼日時:2008/12/03 16:14

私は、非喫煙者です。



 昔、いたずら半分にタバコをすった事がありました。
 最初は、伏流煙が鼻をついてきます。
 次に、実際にタバコを吸うと、まず舌先に鋭い刺激(非常に強い、苦味と辛味、それに蘞味など)を感じます。それが口の中に広がって行きます。
 煙を吐き出す際に、最初とは違うタバコの香りを感じます。

 タバコを一呼吸しただけですが、口の中の異様感がいつまでも残っていました。

 たぶん、喫煙者の方は、香りよりも口内で感じるもの(味)を中心にして楽しんでいるのではないかと思います。




 
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この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど、煙をはいた後に口の中に残るもので、うまい、まずいと感じているのですね。
煙草って不思議なものですね。

お礼日時:2008/12/02 10:35

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