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視点入力式のオートフォーカスがどのような原理で動いているのか知りたいです。
EOS7を調べていてこの機能を知ったのですが、不思議でなりません。
EOS7で検索するとキャリブレーションという単語が出てきたので、一定の距離での瞳孔の
開度を基準として、ほとんど人間の目から見た焦点のあわせ方をそのままカメラが読み取って反映しているのでは、という素人考えには至ったのですが・・・
詳しく機構と原理を知りたいです。お願いします。

A 回答 (2件)

視線入力の原理は


通常のペンタプリズムとファインダーアイピースの間に視線入力光学系を組み込んでいます。
ファインダーのアイピース部の下部の奥から黒目に向けて赤外線を放射。
黒目からの反射した赤外線の位置情報をファインダーのアイピース部奥の下部と左右どちらかのに設置された赤外線センサーによりX軸、Y軸をスキャンして目玉の位置情報を読み出していると記憶しています。

したがって、視線入力対応の機種は、使用前のマズ始めに、目の動きをカメラに登録する必要があります。
カメラの指示通りに右左上下を見ながらボタン登録します。
カメラによって、登録できる目玉の数が3つとか5つという風に決まっています。

一番の欠点は、ペンタプリズムとファインダーアイピースの間に視線入力光学系を組み込む関係上、アイポイントが短くなることでしょうか。
アイポイントが短くなるので、メガネをつけたままファインダーを覗くと、ファインダー像全体が見渡せない欠点があり、メガネ使用者の多い日本人には不評でした。
新もの好きの人々に、ソコソコ売れたのですが、、、

視線入力は、面白い技術だったのですが、現在では、研究機関で使われるだけになってしまいました。
体の自由が利かない障碍者の分野で、ユックリですが、着実に進化を続けています。
(目玉の動きで、マウスを動かし、まばたきでクリックするなどの分野)

詳しくは、下記、特許情報を取り寄せるとより知識が高まると思います。
http://www.j-tokkyo.com/1997/G03B/JP09211557.shtml
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この回答へのお礼

ご説明大変参考になりました、ありがとうございます。
すごく未来的で興味深い技術だと思うのですが、現在ではカメラの分野には使用されていないのですね。ちょっと残念です。

特許庁の参考URLも拝見しました。キヤノンの専売特許ということにもちょっと驚き…
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/10 18:21

機構については既に回答が出ていますので割愛させて頂きます。

キャリブレーションについてですが、EOS5やEOS55に比べEOS7は精度が上がり縦位置にも標準で対応しています。また、撮影環境が変わる度に繰り返しておくと、学習機能により情報か蓄積されるので視線入力によるAF精度があがるので使用者の動きにぴったり追従してはまってくれます。こうなってくると初中心者向けの機種よりも断然快適に撮影ができます。これはカメラの固体が代わってもキャリブレーションをきっちりやっておけば使用者の動きにちゃんと追従してくれます。ご参考までに
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
学習機能もついていたのですね!8年前のカメラとは思えないです…
機会があれば一度どんなものか使ってみたいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/12/10 18:24

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