
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「梗」という字は【脳梗塞】と【梗概】という言葉に使われています。
意味が全然違います。どうしてそうなるのか、両方を説明させていただきます。
「梗」は「やまにれ」という木です。
山楡(やまにれ)は落葉樹で、楡や欅の仲間です。
木の質は硬く、とげがあります。
「とげ」があって硬いため、枝は山塞のようなものに使われました。
「とげ」があるから、触ると痛いです。
「とげ」のある枝を沢山地面に突き刺し、積み上げて敵の侵入を防ぐ簡易な砦、簡易な要塞として使われました。
塀や垣根に穴が開いて無用心になったら、こういう「とげ」のある枝を押し込んで、穴を塞ぎます。
ここで「塞ぐ」という意味が発生しました。
「脳梗塞」の意味もわかりました(^-^ )。
さて、今度は本題の「梗概」です。
「あらすじ」の意味は、写真が一番わかりやすいです。
楡や欅の仲間の木は、冬に落葉すると「箒立ち」という形になります。
下のURLの写真を見てください。
盆栽ですが本物よりも本物らしいです。
葉が落ちて、幹から枝がきれいにスジのように分かれていますね。
これで「梗概」は「あらすじ」になりました(^-^ )。
楡や欅の冬の姿
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b91 …
shinsho4さん、お礼が遅くなってすいません
(kyoromatuさんへのお礼のところでも書いたのですが、引越しでネットが使えなくなってしまって、今日やっと繋がったものですから ~~;)
「楡の木の形」から「粗筋」、大納得です。
「棘で塞ぐ」から「梗塞」というご説明にも得心がいきました。
有用な回答、ありがとうございました 〈(_ _)〉
No.1
- 回答日時:
単純に梗1字としては
《音訓》コウ・キョウ・やまにれ・ふさぐ
《意味》
{名}ぴんと張ったかたい枝。心棒。骨組み。
{名}かたいとげ。
{動}かたいしんが、つかえて道をふさぐ。「梗塞コウソク」
{形}しんがかたい。〈類義語〉硬。「生梗セイコウ」
《解字》
会意兼形声。「木+音符更(かたい心棒)」。梗はしんになるかたい棒や、しんのあるとげ。
ということなので、心棒・骨組みも表すというあたりから、概と合わせてそういう意味合いの言葉となっているのかも知れません あくまで素人考えですので参考程度にして下さい。
kyoromatuさん、お礼が遅くなってすいません(引越しでネットが使えなくなって、今日やっと繋がりました)。
なるほど、「物語の心棒」と「概略」いうニュアンスですね。納得です。
回答ありがとうございました 〈(_ _)〉
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