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NYのメトロポリタン美術館でドガの絵だけ薄暗い部屋に置いてありますよね。顔料が劣化するとか何か理由があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

もう随分前になりますが、メトロポリタンに行きました。


ドガの部屋だけ特別暗かったって記憶がないんですが。。。
といいますか、メットは、全体的に暗いですよね(笑)

暗い理由なんですが、ご質問のとおり顔料の退色を防ぐ目的です。
特に、パステルや水彩のような淡い色調の作品は油絵などと比較して
光による退色が起こりやすいのです。
それから個人的な推測ではありますが、メットだったら作品展示の
視覚効果は充分に計算していると思います。
ドガの絵は、主題となる踊り子にボーッと光が差し込むような作風ですから
ほの暗いなかで、鑑賞するとその効果がより一層引き立つのではないかと思います。

余談ですが、メットと比較するとNY近代美術館やグッケンハイムは館内がメッチャ明るいですよね!(笑)
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この回答へのお礼

有り難うございます。いろいろと行かれてる様で羨ましい限りです。
NY近代美術館はたしかに明るいですね。
余談ですが、ドガのブースは何処か、館内員に聞くときにドガの発音が悪くてナカナカ通じなかったのを思い出しました。(笑)

お礼日時:2003/02/18 21:16

メトロポリタン美術館には行ったことがないので、どういった種類の作品が


あったのかわからないのですが、ドガはパステルをよく使いますね。
油彩と混合で使っているのもあるし、紙にパステルだけの作品もありますね。
パステルを使った作品だと、ニス等が上塗りされていても、
媒剤と混ざっているわけではないので、油彩に比べ、劣化し易いし、
支持体が紙だと尚更です。

ドガはまた、素描の天才ですから、素描作品が展示されていたのかもしれません。
(パステルを使った素描風の完成作もありますね)
素描は大変繊細ですから、展示する場合は、かなり照明を落します。

参考URL:http://www.metmuseum.org/explore/degas/html/inde …
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この回答へのお礼

有り難うございます。確かに、パステル画が多かったような気がします。バレエの踊り子がモチーフでした。

お礼日時:2003/02/16 12:26

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