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FMチューナーのスペック表にキャプチャーレシオという項目があって、それが0.8となっているものもあれば、1.5以上のものもあります。検索をかけてその意味するところを調べようとしたのですが、説明しているサイトを見つけられませんでした。FMチューナーのスペック表のキャプチャーレシオとは何を意味しているのでしょうか?古きよきチューナーほどこれが低い傾向が強いので、低いほどよいということなのでしょうか?

A 回答 (2件)

キャプチャレシオとは、


同じ周波数の二つの放送局が受信できる場合、弱い方を抑えて強い方だけを受信する能力の事。
ARIB(アライブ;電波産業会;日本の通信・電波・放送等の規格を取り決めている)の
規格値は「2db以下」なので、それを満たしていれば良品かと。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
分かりやすい説明に納得しました。

お礼日時:2009/03/09 17:52

キャプチャーレシオについて考える前に、キャプチャー効果をまず頭に入れてください。


FMには有用な、そして面白い特長があります。2つの同じ周波数の信号を受信したとき、弱い方の信号は抑圧され強い方の信号だけ選択して受信されます。これがキャプチャー効果です。

では2つの信号が、どの程度の差があればキャプチャー効果を発揮するのでしょうか。その差を示すのがキャプチャーレシオという指標です。

以上のとおりですから、キャプチャーレシオが良いチューナーの方がより良いチューナーです。

少々専門的ですが、キャプチャーレシオはIF部(受信信号を中間周波数10.7MHzに変換して増幅する部分)と復調部(音声信号に変換する部分)でほとんど決まります。しかし回路設計だけでなく、部品の配置等アナログ的な要素が多分にあり、難しいところです。

最近は、この部分はほとんどIC化されているので、ICによってキャプチャーレシオはほぼ決まってしまいます。

しかし古き良きチューナーはディスクリート部品を用いて入念に設計されているので、貴重ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
分かりやすい説明に納得しました。80年代前後以降その終りまでキャプチャーレシオが1.0以下のものが多く、今のものと比較していかに優れたチューナーが多かったかがわかりました。70年代のアナログチューニングのチューナーでも1.0以下のものがあるので、驚きでした。

お礼日時:2009/03/09 17:58

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