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若手社員の育成はゼネラル志向かエキスパート志向かどちらがいいのでしょうか。
その理由を日本、海外経済、少子高齢化、離職率など多角的な社会面から説明して頂けませんか?

ちなみに私はエキスパート志向が良いのではないかと思っています。
その理由としては、1991年にバブルが崩壊し、新入社員育成経費の削減が顕著になっています。そして、それを後押しするように政府の労働力の流動化・分化の政策が行われています。このように、企業が利潤第一主義にならざるを得ない状態になっていることを考えると、時間を掛けて指導者を付け育てていくゆとりは無いと思います。よって企業は若手社員を「できるだけ早く即戦力に仕立て上げて成果主義で競わせる」べきであると私は思います。
なので、全般的にソツなく仕事をこなせるようなゼネラル志向を目指した育成よりも、それぞれ必要とする専門家を多く育てすぐに成果を出せるようにエキスパート志向の育成を目指すべきであると考えています。

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この質問は就職活動にてGDの題材として出されたもので、私は上のような意見を述べました。
と、言いましてもまだ社会に出たことのない若造の考えなので、実際に社会に出て働いている方々の意見が聞きたいと思い、質問しました。
私の意見に甘い点もあればついでに指摘していただけると幸いです。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

企業経営者の視点で考えた場合の答えを述べさせていただきます。



近年、派遣やアウトソーシングを活用することで定型的な業務は社外の人材に任せられるようになってきました。そのため、企業は必要な人材しか採用しないようになっています。

人材を採用する際にはポジションを想定しながら採用計画を立てますが、ポジションによって好成績を残せる人材タイプが大きく異なることが近年わかってきています。
たとえば研究開発は分析的な考え方が好きで、一人で物事を深く堀り下げて行くことが好きな人が高い業績を残しますが、このような人はコミュニケーションが苦手なケースが多いです。
反面、営業はコミュニケーション能力、決断力、行動力に優れた人が高い業績を残しますが、物事を深堀りしたり長期間考え続けることは苦手です。

ですので、企業経営者の視点で言えば、たとえば将来の会社の礎となる技術を研究させる目的で採用された人材であれば専門教育中心に行うべきですし、営業のトップや経営者候補として採用を目指す場合はジェネラリストとしての教育を中心に行うべき、というのが答えだと思います。

ただ、スペシャリストであれば専門教育の比率が高くなり、ジェネラリストであれば一般教育の役割が高くなるだけで、教育は一般教育と専門教育に完全に白黒二分して単純化できるわけではない点は常に意識が必要だと思います。
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この回答へのお礼

詳しい解答ありがとうございました。

とても参考になりました!!

お礼日時:2009/04/02 00:14

その人の特徴や会社の必要としている人材などを考えて臨機応変に教育するのが必要です。


例えば研究開発が必要な会社でその研究に必要な知識を持っている人間ならエキスパートに育てた方が良いです。でも特にそうでなくこれから営業をさせるのは購買をさせるのか決まっていない人材ならゼネラル志向に育てていって、その人の特徴を見たほうが良いでしょう。
その人がどういうことに向いているかわからないのにエキスパート志向で育てても、育たない人間を多く出してしまうだけです。

野球で言えばある程度の守備やバッティングが出来るようになってからどのポジションで何番を打たすか決めますよね。
まだ入部したてで、いきなりどこのポジションを守って何番を打たすなど決められません。
左投げとか足が速いなどある程度の特徴がある人なら、その特徴を生かすような育て方をしますが、多くの人はそこまでずば抜けた特徴は最初は見えないので、どういうエキスパートにするかの判断がつきません。

基本的にはゼネラル志向でその人の特徴を探っていく方が良いですね。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

とても詳しく説明していただきとても参考になりました。

お礼日時:2009/04/02 00:13

業務は効率的に少人数で行うべきです。

ゼネラル志向のほうが効率的です。
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この回答へのお礼

解答ありがとうございました!!

お礼日時:2009/04/02 00:12

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