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添付の写真は昭和50(1975)年7月ごろ、東横線の車中から元住吉検車区を撮ったものです。
嫁入り先は当時の京福電鉄福井支社だと推定するのですが、参考URLによると、昭和51年竣工のモハ281とは窓配置などが異なります。
似たような時期に、東急から京福への移入車もほかには見あたりません。

さて、この(旧)3000は京福でなく他の地方私鉄へ嫁入りしたのでしょうか。
塗色が似ている私鉄をご存じの方、助けてください。

http://js3vxw.cocolog-nifty.com/photos/keihuku_f …

「昭和50年、東急(旧)3000の嫁入り先」の質問画像

A 回答 (1件)

下記ページの中程に、同じ時期に元住吉検車区で撮影された同色(京福色)の東急3300形デハ3309の写真がありますが、その車両がご質問の写真にそっくりです。


ヘッドライト脇のカンバスの継ぎ目までそっくりなので、おそらく同一の車両でしょう。
(下記ページの撮影は4月で、質問者さんが撮影されたのが7月と時期がずれていますが、質問者さんの写真の車両の前面中央上部窓上に、ヘッドライト部分から垂れたと思われる雨の流れた筋が見受けられますので、結構長いこと放置されていたようです。)

http://home.g03.itscom.net/tositaki/3300.htm

このデハ3309は京福電鉄福井支社ではモハ281形モハ283となり、1986年に廃車されるまで同形のモハ281形と連結して使用されていました。

http://www.ab.auone-net.jp/~azm01/page082.html

上記ページ中のモハ283は廃車される年に撮影されたものですが、運転室前面窓が木枠からHゴム支持(断面がH型のゴムによる窓の支持方法)に変わって角が丸くなったのと、前面窓上に無線アンテナが設置された他は、東急時代と殆ど変わらない姿でいます。


ちなみにこのデハ3300形(全10両)は、東急で廃車後は下記の3社に「嫁入り」しています。

デハ3306~3309→京福福井支社モハ284・281・282・283
デハ3301・3304・3305→福島交通モハ3306・3304・3305
デハ3310→上田交通デハ3310

参考までに、福島交通に譲渡された車両は下記のような色です。
http://js3vxw.cocolog-nifty.com/photos/fukushima …


また、参考URLに写っているモハ281は、京福時代の1979年に車体の更新工事が行われ、ノーシルノーヘッダー化(窓上と窓下にある補強帯の撤去)や前面窓と戸袋窓のHゴム支持化、テールライトの埋め込み化などが行われ、他のモハ281形とは非常に印象の異なるのっぺりした車体になってしまったのが特徴です(下記写真の右側)。
ただ、窓配置(ドア間に窓4個)は元と変わっていないのですよ。

http://rre.ninja-web.net/prvrc/keifukuf/html/kfr …
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この回答へのお礼

そっそくのお答えをありがとうございます。
こんな古くてローカルな話に、回答などつかないだろうと思っていました。
窓のHゴム化なども、京福時代に改造されたわけですね。
そこに気がつかず、別物だとばかり浅はかな判断をしていました。
完ぺきなご回答に感謝感激の次第です。

お礼日時:2009/03/20 22:11

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