当方39歳です。中学から高校にかけてホームオーディオブームでした。
当時は1000M、GT2000、サエクC1、AU-D607X、NEC A-10、DS-3000、出たばっかりのソニーD-50、カセットのHF-PRO、MA-Rなどがブイブイいっていた時期でした。
最近、子供がレコード聞きたいと言い出したので、当時使っていたアンプDENON PMA-940とターンテーブルTechnics SL2000、A/T AT150Ea/Gを引っ張り出し、カルチャークラブのLPをかけたところスピーカーから出た音は最悪でした。
スピーカー以外の動作は確認しましたのでスピーカーに問題があるのは間違いありません。
「どうだい、レコードもいい音すんだろ?」
と言いたかった私の名誉挽回の為にスピーカーを買い換えることにしました。早速、当時の憧れだったYAMAHA NS1000Mをオクで探しましたが、未だにいい値段がするではありませんか!しかも、さすがに25年程前の機種です。現存しているものは大体がオーバーホールしなくてはならないそうです。
そこで質問なんですが、昨今の電気製品の進歩は目を見張るものがあります。NEC PC-98が50万円位したのに今では5万円位でデュアルコアのPCが組めます。当時の1000Mと同等の音を出せる機種(大きさは問いません)を教えて下さい。最後は自分の耳の判断なのは分かっていますが、機種選択の参考にしたいので宜しくお願いします。
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
No.5です。
なるほど、御事情はある程度つかめました。まず、何度も言いますけどNS-1000Mと同等の音はもちろん、ああいうタイプの音を出すスピーカーも存在しません。というのも、国内でスピーカーを作っていたメーカーやブランドが次々と無くなっているからです。DIATONEやCORALも消滅同様ですしね。YAMAHAもスピーカーはまだ作り続けていますが、NS-1000Mのような音のアプローチはしていません。今ではまともに鳴るスピーカーを探そうとすると海外ブランドになります。ただし、海外製であるだけに国内製とは音の出方そのものが異なります。そのへんをどうスレ主さんが折り合いを付けるかですね。
それから、予算8万円ではNS-1000Mのような大型スピーカーは買えません。コンパクト型になってしまいます。
候補としてはKEFのiQ30
http://www.kef.jp/products/iq/iq30.html
ALR/JORDANのEntry M
http://www.imaico.co.jp/alr/entrym.htm
B&Wの685
http://www.bowers-wilkins.jp/display.aspx?infid= …
JBLの4312MII
http://www.harman-japan.co.jp/product/jblhome/43 …
。。。などが考えられます。
ただしこれらの製品は実売6万円ほどですから、残り2万円でスピーカースタンド(置き台)を調達されればよろしいです。 スタンドがないと上手く鳴りませんからね。
国産高級オーディオが無くなってきているというのは非常に悲しいです。これも日本の高効率生産のひとつの結果ですね。技術が無くなってしまわないか心配です。
JBLの4312がまだあったのは驚きです。しかも進歩しているとは素晴らしいです。日本にもこういうスピーカーがあってほしいものです。
たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
>> 現代の技術なら、25年以上前のモノより安くていいものが作れる //
確かに、25年前と比べると、スピーカーも進化しています。具体的には、より小型で、よりワイドレンジで、より低歪みになりました。たとえば、NS-1000Mも含めて、1980年代頃までのスピーカーは、特に低音を稼ぐために大型のものが主流でしたが、今日のスピーカーは、比較的小型でもそれと同等の低音再生能力を有しています。
しかし、だからといって、当時10万円だったものが、今なら1万円で作れる、というほど安くはなっていません。コンピュータと比較しながら少しばかり書くと...
端的にいって、コンピュータは、性能と生産性が比例します。1日かかる計算が6時間で終われば、4倍多くの仕事ができるので、4倍儲かるからです。それゆえ、2倍高くても買う価値があります。そうすると、大学や企業や政府などが大量に購入してくれます。その量産効果によって価格が下がり、われわれ一般ユーザもその恩恵を受けることができます。
しかし、スピーカーは、そういう性質のものではありません。性能が良いに越したことはありませんが、だからといって儲けに変わることはありません。アンプなども、そうです。
また、パソコンの場合、一般ユーザでも文書を書いたり、絵を描いたり、写真を編集したり、ネットで情報を集めたり、能動的なツールとして使いますから、快適性を求めます。
対して、音楽を聴くというのは受動的ですし、「ながら聞き」でも良いと考える人も多いでしょう。つまり、パソコンに比べて要求する快適性のレベル(音質へのこだわり)が低い人が多い、といえるでしょう。
高くても非生産的、買い替え需要が少ない、テキトーな音で満足する人も多い、とくれば、コストパフォーマンスの向上は望めません。技術的に多少の進歩があっても、劇的に値段に反映することがない所以です。
>> ウーハーの真ん中のコーンが外れています。 //
「センターキャップ」ですね。コーンというのは、「円錐形の振動板」を意味します(つまり、スピーカーの形状の1種類です。コーン型スピーカーの真ん中に、センターキャップが付いています)。
SB-5000の詳細な情報が分からなかったので、確証は持てませんが、一部の特殊なスピーカーユニットを除いて、センターキャップがなくても極端に変な音にはならないのが普通です。もっとも、これが剥がれ落ちているということは、ほかの部分でも経年劣化している可能性を示しているともいえます。
>> アンプは五年ほど前に修理(コンデンサのパンク)してあります。 //
5年程度なら、しばらく通電しておけば所期の性能を回復するでしょう。
確かに、レコードプレーヤーのカートリッジに問題がないのであれば、とりあえずスピーカーの買い替えが最もあり得る選択肢のようです。
ただ、上にも書いた通り、そして他の回答者も指摘されている通り、NS-1000Mクラスを目標とするなら、やはりそれなりの予算を組むべきでしょう。また、そのクラスのスピーカーを使うのであれば、アンプも10万円とか15万円とかのものが望ましいでしょう(レコードプレーヤーのことは明るくないので、いくらぐらいが良いのかは明言できませんが)。
逆に、アンプは現在のもので満足だとお考えなら、スピーカーもNS-1000Mクラスと欲張らずに、SB-5000と同じくペア6万円とか、8万円とかいったラインを狙った方が、総じてバランスが良いと思われます。
いろいろと為になりました。ありがとうございます。
やはりシステム全体のバランスが大事ということですね。
アンプ等を買い替える予算は無いので、最近のスピーカー特性などを勉強しながら自分に合ったスピーカーを探してみようと思います。
No.6
- 回答日時:
再び iBook-2001 です♪
スピーカーは
http://audio-heritage.jp/TECHNICS/speaker/sb-500 …
こちらですね。 ウーファーの真ん中 黒い部分は「コーン」では無く、センタードームとかダストキャップ等と言われる部分で、内部の磁気回路の隙間に遺物が入らないように存在しています。
もしかしたら狭い磁気ギャップに発声コイル(ヴォイスコイル)が有るのですがゴミ等が引っかかりトラブっているのかもしれません。
また この高音ユニット(ツイーター)は エッジ部にビスコロイド等のダンプ材塗布されていたかもしれません。数年間はジェル状態を維持しますが、あまりにも長い年月で硬化したり等も考えられます。
現在のスピーカーについては 価格コム等で見ると 当時のオーディオ(現在は 「ピュアオーディオ」等と言うそうです)と事情が違い、ホームシアターやPC音楽製作用小型モニターが多いのがご理解いただけるかと思います。
http://kakaku.com/kaden/speaker/
一応テクニクスと言うブランドは数年前に消滅し、松下グループでは家庭用高級オーディオは無くなってしまいました。 が、楽器店に行くとテクニクスブランド健在です♪
ラップ音楽等で使われるLP板をコスル(スクラッチ)レコードプレーヤー(ターンテーブル)では いまだに世界でも一級品です。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
余談でしたね、失礼しましたぁ~(苦笑)
ツィーターから殆ど音が出てないんです。いい加減古い機種なのでこれを修理して使う気はないのですが・・。
しかしテクニクスブランドが消滅していたのは知りませんでした。
離婚してから子育てと仕事と家事に追われていたものですから・・。
やっと最近音楽を聴く余裕が出来てきたので、こんな質問をさせて頂いた次第です。
余計な話をしてしまいました。申し訳ありません。
色々と教えて頂きありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
分からないことがけっこうあるので確認していいですか? まず、出た音は最悪だったとありますが、どこがどう最悪だったのでしょう。
雑音が入っていたのですか? 高音(あるいは低音)が全然出ていなかったとか? あるいは全体的にボケた音だったのでしょうか。そのへんの事情を詳しく書いてもらわないとアドバイスはできません。もちろんその「最悪の音」はスピーカーが原因だという可能性もありますけど、アンプとプレーヤーに問題なしとは言い切れません。長らく使っていなかったとすれば経年劣化が進み、アンプとプレーヤーが万全の状態で動作していなかったということも十分考えられます。
また、スピーカーのセッティングが悪ければ、どこをどうしたって満足できる音は出てきません。そのあたりはどうなってますか?
そして何より、御予算はどの程度ですか?
それから、(失礼ですけど)スレ主さんはNS-1000Mの音を十分に聴いたことがあるのですか? 確かにあの機種は往年の名器として知られていましたが、単に国産スピーカーでそのクラスにまともに使える製品が他になかったため、結果としてNS-1000Mだけがクローズアップされてしまったという背景もあります。私も昔はNS-1000Mはさんざん試聴しましたが、正直マジメでフラットすぎて面白い音とは思えませんでした(ごめんなさいね)。でもあの物量投入ぶりはサスガですね。
もしもスレ主さんが昔NS-1000Mの音を聴き込んでいたとしたら、NS-1000Mのサウンドのどこがどのように魅力的でしたか? そして今後御自分のオーディオシステムではどういう風に鳴らしていきたいと思ってますか?
NS-1000Mと同等の音の現行スピーカーは存在しませんが、NS-1000Mと同程度のクォリティを持つスピーカーは、やっぱりNS-1000Mと同じぐらいかそれよりもっと高いです。それに、たとえそういうスピーカーを手に入れても、エントリークラスのPMA-940にSL-2000では鳴らし切れません。最低NS-1000Mのペアの定価と同じクラスのアンプとプレーヤーを持ってこないとそのスピーカーの実力は発揮できないでしょう。
とにかく、まずはPMA-940とSL-2000が万全な状態なのかどうかチェックすることですね。機器選定などの具体的なアドバイスは以上あげた質問点をカバーしていただいた後ということで。。。では、よろしくお願いします。
ご指摘のとおり、シミジミと聴いたことはありません。
当時、アキバのラオックスの試聴コーナーで5分ほど聴いた程度です。
ですが私が当時使っていたNS-10Mとは恐ろしいほどに違う迫力に圧倒された記憶があります。当時のオーディオ誌で銘機だと云われていたので、その存在感に圧倒されてしまったのかもしれませんが。
その後友人に「それ(NS-10M)よりでかいスピーカーあるぞ!」
と言われ、今手元にあるSB-5000と交換しました。
たしかに低域は出るようになりましたが、あの1000Mの音が忘れられないまま現在に至った次第です。
確かにウチのアンプとターンテーブルで1000Mは宝の持ち腐れになりかねませんね。
予算はペアで8万円ほどです。演歌以外はなんでも聴きますので、オールラウンドに使える機種があればと思っています。
No.4
- 回答日時:
はじめまして♪
PMA-940にヘッドホンを接続してみてください。
10年以上休眠していたコンポでしたら、全てにトラブルが発生していても不思議ではあいません。
スピーカーの場合ですとウレタン系のエッジがダメになっていたり、ネットワークなどのパーツ劣化や接点の錆などによる接触不良も考えられます。
しかし、私の経験上、カートリッジの振動系の方が劣化が激しかったので、そちらを疑いますし、アンプなどもコンデンサーの寿命がきている倍芋大いに考えられ、いろいろ考察してみるのが良いかとおもいますよ。
1000Mクラスをお望みでしたら、現在でも同様な価格帯から探すことになるかと思います。
スピーカー開発はホームシアター向けに小型化へ全力投球し、純粋な高音質製品開発はごく一部のメーカーになってしまったようにも思います。
逆にスピーカーユニットを他社から購入して組み合わせで勝負しているブランドなどにも かなり評価の高い製品もあります。
YAMAHAブランドで高級オーディオ用スピーカーはクリプッシュと言うメーカーの製品を販売してます。 デノンもマランツも海外メーカー製品を販売してます。
昔の有名ブランドにこだわらず、ネット検索して色々検討してください。 よいスピーカーにめぐり合えますよう応援いたします♪
No.1とNo.3のかたに補足を付けさせて頂きました。
やはり現代でも良いスピーカーは高いということですね。
YAMAHAがクリプッシュなるブランドを販売しているのは知りませんでした。デノンもマランツも自社開発をやめてしまったのでしょうか。
いろいろ教えていただきありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
具体的にご予算を提示されていないのですが、
>> NEC PC-98が50万円位したのに今では5万円位でデュアルコアのPCが組めます。 //
というくだりからすると、「当時10万円/1本したNS-1000Mでも、今ならペア数万円くらいで実現できるのではないか」という趣旨でしょうか?(邪推であれば申し訳ありません。) であれば、それは不可能です。スピーカーの技術も、この20年間で確実に進歩していますが、PCの性能向上などとは異なり、安いものは安いなりの性能しか有していないのが現実です。
(なぜPCのように発展してこなかったか、という考察は、ここでは横に置きましょう。それを論じても「値段なり」という結論は変わりませんので。)
したがって、音色の違いはさておき、同等の性能を得るためには、やはり10万円/1本以上の予算を見込む必要があります(NS-1000Mは、けっこう独特な音色なので、他のスピーカーで代用することは難しいでしょう。物理的なスペックという意味で同等であれば、もちろん可能です)。
>> スピーカー以外の動作は確認しましたのでスピーカーに問題があるのは間違いありません。 //
No.1の回答者も指摘されていますが、ただ「電源が入る。音が出る」という話であれば、スピーカー以外に問題がある可能性も残っています。一般的に、アンプなどの中にある電子部品は、10年~20年で寿命を迎えます(使い方によって、さらに短くなったり、長くなったりします)。そうなると、本来の音を出せないばかりか、スピーカーに害を与えるような状態になることもあります。
「アンプなどに問題はない」と言い切るためには、同種の、最近の製品に繋いで比較することが、最低限必要です。それができないのであれば、他の機器やスピーカーに対する悪影響を予防する意味でも、メーカーに点検を依頼されるべきでしょう。
スピーカーに関しては、これも内部のパーツが劣化している可能性を否定できません。その意味で、スピーカーの寿命も20年程度であることがあります。
レコードプレーヤーも、カートリッジの経年劣化や、ベルト、ギヤなどの劣化があり得ます。
最近、古い扇風機やストーブが発火するトラブルが増えているのは、ニュース等でご存知の通りです。それと同様、アンプやスピーカーも永久に使い続けられるものではありません(ストーブよりアンプの方が思い入れがあるので、使い続けたい気持ちは分かりますが)。
>> 当時の1000Mと同等の音を出せる機種(大きさは問いません) //
もし、NS-1000Mと「同じ」音を求めるのであれば、それはNS-1000Mでしか不可能です。「似たような」音であっても、どの程度を持って似ているというかは人によってバラツキが大きいので、なかなか難しい問題です。
この回答への補足
説明が足りなくてすみませんでした。
スピーカーはテクニクスのSB-5000というかなり古いモデルです。
ウーハーの真ん中のコーンが外れています。
友人から動作しているスピーカーを借りてきて接続したらきれいな音がでました。アンプは五年ほど前に修理(コンデンサのパンク)してあります。
>>「当時10万円/1本したNS-1000Mでも、今ならペア数万円くらいで実現できるのではないか」という趣旨でしょうか?
お察しのとおりです。現代の技術なら、25年以上前のモノより安くていいものが作れると思うのですが。
No.2
- 回答日時:
YAMAHAのNS1000MはYAMAHAのNS1000Mにしか出せない音を出します。
もちろん。所有者のエージングなどによりその特性も変わっているとは思いますが?
今でも良い音だと思いますよ。
ブックシェルフのモニタとしては、並ぶものはないと思います。
私個人は、フロアタイプに乗り換えました。
No.1
- 回答日時:
「スピーカー以外の動作は確認しましたのでスピーカーに問題があるのは間違いありません。
」とおっしゃるのはちょっと早すぎませんか?保管状態にもよりますが、カートリッジのダンパー、アンプのコンデンサー、直流&交流バランス、接点不良などのチェックしてみてからスピーカーがおかしいということになると思います。
たとえば、ラジカセなどにお手持ちのスピーカーをつないでお試しになってみてください。(1980年代のハイファイ最盛期のスピーカーもまだ現役で動いておりますし、そもそも原理的にはスピーカーはほとんど進化しておりません。)
この回答への補足
説明が足りなくてすみませんでした。
スピーカーはテクニクスのSB-5000というかなり古いモデルです。
ウーハーの真ん中のコーンが外れています。
友人から動作しているスピーカーを借りてきて接続したらきれいな音がでました。アンプは五年ほど前に修理(コンデンサのパンク)してあります。
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