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 携帯型のLEDライトは各種あって、小さなパワーのLEDを10個とか20個とか多数取り付けているタイプと、一個でも1ワット、3ワットと言った大きなパワーの物を少なく取り付けているタイプなど色々形の違いがあるので、どの様な物が良いのか迷います。これらのタイプの違いは、製造コストや、光変換効率など違いがあるのでしょうか。
 また、3ボルトの電池の電圧を、標準的LEDに適した4,5ボルトに上げると言った「昇圧回路内臓」の良し悪しはどうでしょうか。

A 回答 (1件)

 携帯用以外にも、車のヘッドライト、家庭用照明器具にも最近LEDライトが使われています。

(効率が高く、寿命が長い)

 ご質問の小型LEDライト(0.064Wクラス)を多数使用した機種と、比較的大型(1W)クラスのLEDを使った器具の差を調べた結果は以下の様になりました。

 先ず東芝のダウンライトLEDD-44003W-LS1ですが、光ビーム50度で全光束と考えた時、265lm(単位はルーメン)で、消費電力、5.3Wです。
 因みに、同等の白熱電球40W型(実際の消費電力は36W)の同等の光束は230lmです。
 此処で照明器具の効率は一般に発光効率ηで現され、全光束÷消費電力で、LEDD-44003W-LS1のηは50lm/Wで、電球は6.4lm/Wとなり、結果的に7.8倍効率が良い事になります、以下のURLを御参照下さい。(LEDは合計4個使用で、1個1.33W相当)
 http://www.akaricenter.com/down_light/e_core.htm
 更にTSC1007Wと言う器具を調べると1.29WのLEDを7個使用して照射角120度を50度に換算すると、(光束密度を一定として、面積の比例計算)292lmで、消費電力9Wからηは32.4lm/Wで5.1倍の効率になります。
 (光の反射板や、光束を絞る構造では無いので、結果的に効率が低く計算されましたが、目的によっては良い結果が得られます)

 さて小型の白色LEDですが、データが殆ど公開されていません、パソコンのバックライトに使われるタイプで、「順方向電圧が+3.2V,順方向電流が20mAの時の光度が1700mcd」で調べると、cdからlmに換算する式は有りませんが、cd×sr(ステラジアン)で半球における1cdの値は6.2832lmで、50度の照射角に比例するとして計算すると、約3lmとなり此れが4個で約12lm、この時の消費電力が約0.26Wでηは46.2lm/Wで7.2倍となります。

 以上の結果から白色LEDの大きさによる効率の差は殆ど無いと考えます、光束の絞り方や反射鏡、LED其の物の特性による差は有るでしょう。

 次に、懐中電灯等で使うDC/DCコンバーターですが、一般にLEDを直列に接続し、PWMで制御する専用のICが使われ、効率は84%程度との事です、以下のURLを御参照下さい。
 http://www.linear.com/pc/downloadDocument.do?nav …

 又、AC100Vから使うAC/DCコンバータの効率も略同程度と言えます。
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この回答へのお礼

 有難うございます。erekichi様はとても電気にお詳しいようですね。携帯型のLEDライトに付いて、タイプの違いによる性能の違いは、現在の所、大きな差は見出せないものと認識しました。
 

お礼日時:2009/04/19 11:29

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