チョコミントアイス

私は成人ですが、大変恥ずかしながら最近になって遺族年金と障害年金というものの存在をしりました。
私の中で年金と言えば、厚生年金と国民年金しか頭にないのですが、遺族年金と障害年金とは一体何でしょうか?
またこれらの年金を受給するための条件は何でしょうか?
ぜひご教授願います。

A 回答 (4件)

一見少しむずかしく思えるかもしれませんけれども、


まずは http://www.sia.go.jp/infom/text/shakaihosyou03_3 …
2ページ目後半にある「年金制度の体系」という図を見て下さい。

その図を見ると、すべての国民に共通する基礎年金があって、
その上に、厚生年金保険(サラリーマン)又は共済年金(公務員等)が
載っかっていることがわかると思います。

国民年金というのは、この基礎年金の部分で、
厚生年金保険や共済年金は、それに上乗せされる形になっています。
上乗せされる分だけ保険料も高いため、
結果として、受け取る年金の額も高くなるしくみになっています。

ただ、ややこしいのは、
厚生年金保険や共済年金に加入している人も国民年金に入っている、
と見なしているので、
彼らは直接は国民年金保険料を納める必要はありませんけれども、
国民年金保険料を払ったものとして、年金額に反映されます。

ということで、まず、
基礎年金(国民年金)、厚生年金、共済年金の3種類がある、
ということを理解して下さい。
年金を支払う側の立場の身分で分けた種類、とでも考えて下さいね。

次に、年金の支給理由で分けた種類です。
年金が支払われる理由は3種類あり、老齢・障害・遺族です。
すると、支払者もさっき述べたとおり3種類に分かれていますから、
3×3=9とおりの年金がある、ということになります(^^;)。
以下のとおりです。

・老齢基礎年金 ・障害基礎年金 ・遺族基礎年金
・老齢厚生年金 ・障害厚生年金 ・遺族厚生年金
・退職共済年金 ・障害共済年金 ・遺族共済年金
(※ 老齢共済年金、とは呼ばず、なぜか退職共済年金と言います)

老齢年金(老齢基礎、老齢厚生、退職共済)は、
どんなときに支払われるのか、何となくイメージできますね?

障害年金(障害基礎、障害厚生、障害共済)は、
それぞれの制度に加入しているときに初診日がある病気で
一定以上の障害が残ったときに、
年金法で定義されている障害の定義があてはまり、
かつ、一定期間以上の間保険料を納めた場合に限って、
それぞれの制度(基礎年金、厚生年金、共済年金)から支給されます。

遺族年金も同様です。
それぞれの制度に加入している配偶者などが亡くなったときに、
年金法で定義されている遺族の要件(順位があります)を満たせば、
それぞれの制度から支給されます。
但し、死亡した人などが一定期間以上の間保険料を納めていること、
などという条件が加わる場合もあります。

社会保険庁が http://www.sia.go.jp/infom/text/index.htm で、
非常に詳しく、かつわかりやすいテキストを用意しています。
(但し、一見、専門用語が多いので、難解に見えますが(^^;)。)

また、よりシンプルな概略については、それぞれ、以下にあります。
社会保険庁のサイトです。
但し、共済年金は各共済組合で取り扱っているので、
いちいちその各共済組合のサイトを見にゆかないとわかりません。
(地方公務員共済や国家公務員共済、私立学校共済等)

・年金制度のしくみ
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/index.htm
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/seido01.html

・老齢年金
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/01.html
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikum …

・障害年金
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/02.html
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikum …

・遺族年金
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/kyufu/03.html
 http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/shikumi/shikum …
 
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
大変詳細なご説明をしていただき、疑問点が綺麗にはっきりとわかりました!本当に助かりました。

お礼日時:2009/04/27 07:19

>私の中で年金と言えば、厚生年金と国民年金しか頭にないのですが、


>遺族年金と障害年金とは一体何でしょうか?

厚生年金、国民年金、共済年金で受給できる年金の種類に、老齢年金、
遺族遠近、障害年金、寡婦年金などがあります。

あなたが頭にあると言われているのは「老齢年金」の事でしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
年金制度にも色々とあるんですね~。
全然知りませんでした。
大変勉強になりました。

お礼日時:2009/04/27 07:17

遺族年金は、厚生年金を支払って、受給するまでに、亡くなった場合、配偶者か、いなければ、子供が、最高で、受給できる半分の年金をなくなる迄


もらえます。しかも、収入に当たりませんので、税金はかかりません。
障害者年金も同じく税金はかからないはずです。
障害者年金は、仕事をして、厚生年金を支払っている間に、もしくは、国民年金、あるいは、大手企業では、組合年金を支払っている、最中に病気、もしくは、事故で、障害者と認定されればもらえる、給付金です。年金を払っていなければもらえません。仕事をしていなくても国民年金を支払っている
最中の障害者、の認定が降りれば、受給できます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
どちらも厚生年金また国民年金を払っている人に出るのですね。
大変勉強になりました。

お礼日時:2009/04/27 07:16

障害年金は、障害を持つ人が、生活の維持のために等級に応じて支払われるものです。

精神障害、肉体的障害を含みます
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
大変勉強になりました!

お礼日時:2009/04/27 07:13

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