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平行を教えるときに、一般的な定義である
「対象(直線)がどこまでいっても交わらない状態」と教えた方が分かりやすいと思うのですが、どうして小学校では

「1つの直線に対し垂直な2本の直線は平行である」
とわざわざ難しく教えるのでしょうか?

また、垂直の所で(5年教科書)
「2本の直線がまじわっていなくても直線をのばすと直角に交わるときは垂直であるという」と書かれていますが、「直線」の正しい定義はそれまでに教えてないのでしょうか?(自分の時を振り返ると習ったような気がするのですが・・・)

A 回答 (3件)

>「対象(直線)がどこまでいっても交わらない状態」


だと
平行であることをたしかめましょう
で困りそうな気がします

ついでに、
「線分」は中1ででてくるみたいですね。
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学生の時、心理学のレポートで、子供の言語発達の実験をしたことがあります。


幼稚園児を対象に、紅白旗挙げゲームを行って、正解率を調べたのですが、
「紅挙げて」「白挙げて」に比べて、
「紅挙げない」「白挙げない」は、獲得年齢がやや高く、
多くの園児が指示を理解するようになるのは、肯定文では年中さんぐらいから、
否定形では年長さんぐらいから という結果でした。これと関係して…

「対象(直線)がどこまでいっても交わらない状態」よりも、
「1つの直線に対し垂直な2本の直線は平行である」のほうが、論理の把握は簡単
という発想なのではないでしょうか?
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「どこまで行っても交わらない」というのは、やや抽象的な考え方なので、教師にとって教えやすいかどうか、ではないでしょうか。


ところが、「垂直な2直線=平行」は、三角形の内角の和の説明と、三角定規を使った平行線の作図のところで使うので、機械的に教えているのだと思います。
もっとも、「垂直な2直線は平行である」という定理は、平面でしか成り立ちません。数学教育のなかで、図形分野そのものを初期に教える必要性を疑問視する意見もあります。
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