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バロック以前の宗教音楽で使われたと聞いたドーリア旋法がどのようなものか気になって質問しました。短調とも長調ともつかない響きと聞きましたが。

A 回答 (2件)

長調は、ドレミファソラシド。


短調は、ラシドレミファソラ。

ですよね。

ドーリア旋法というのは、
レミファソラシドレ。
なんです。
で、これのうち「ファ」と「ド」に#がついていれば、ニ長調ということになるんですが、それもついていないから、不思議な感じになるんです。
というのは「ミ」と「ファ」の間、「シ」と「ド」の間は半音なんですが、その半音の位置が、全体の順序の中でズレるということにより、いわゆるドレミファソラシドの長調とも、ラシドレミファソラの短調とも、どちらの性格も持っていてどちらでもないものになるんです。それが、ドーリア旋法ということになります。

実際、レミファソラシドレと歌ってみればわかると思いますが、なんか耳なれないハズです。
レから始まるのが歌いにくかったら、
ドレミ(♭)ファソラシ(♭)ド。
で歌ってみて下さい。最初は短調っぽいんですけど、ラのあたりから、「アレ?」ってなるはずです。
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この回答へのお礼

アレ?ってなりますね!確かに!なるほど・・・音楽って本当に奥が深いですねぇ。

お礼日時:2003/03/10 17:15

sazxdewさん、こんばんは。


私もあまり詳しく知らないのですが、答えられる範囲で回答します・・・。

ドリア旋法というのは、中世西ヨーロッパで使われていた教会旋法の一種です。旋法っていうのはドレミファソラシドのような音階をちょっとアレンジしたもの、と考えていただけたら近いと思います。
教会旋法は全部8種類(新しく付け足されたのを加えると12種類)あるのですが、ドリア旋法はそのうちの第一旋法で、レミファソラシ(フラット)ドレ の音階です。
「グレゴリオ聖歌」とか聞いたことがあると思いますけど、それらの歌の旋律は、余計なものを捨てていってシンプルにシンプルにすると教会旋法が元になってできています。ドリア旋法を用いた曲もきっとあると思いますよ。

確かに教会音楽って短調のような長調のような中性的なものを持ってますよね。私は結構好きです(^^)
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この回答へのお礼

宗教音楽ってちょっと立ち入りにくい部分があってあまり聴かなかったのでこれから色々聞いてみようと思います。教会旋法にもいろいろあるのですね。初めて知りました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/03/10 17:21

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