プロが教えるわが家の防犯対策術!

辻村深月さんの「ぼくのメジャースプーン」について質問です。

最後に主人公が「言葉を使って」その結果犯人の学生に殺されそうになりますよね。
それを防ぐために秋山先生が犯人の学生に向かって「言葉」を使いました。
でもきちんと書かれていません。
すごく気になります。
推測でもよいです。なんと言ったと思われますか?

A 回答 (1件)

全くの私見ですが、


市川は、「ぼく」の言った言葉に、「罰」が恐くて
条件を行使しますよね?
その「罰」とは「二度と医学部に戻れない」です。
現在の彼には、それが、何より恐い。
それを回避するために「ぼく」に会いに来た、と作中で言っています。
なので、先生が言った言葉も
「今すぐその手を離しなさい………
でなければ、お前は、二度と医学部に戻れない」
ではないでしょうか。
つまり、"過った"「ぼく」の条件提示を
先生が、訂正して、かけ直した、と私は受け取りました。

重くて暗いテーマなのに、あまりに「ぼく」のけなげな感受性に、
何だか切なくて涙がでました。

参考までに書いてみました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「ぼく」を助けるためには、やはり「市川」が一番恐れている「罰」を言葉に使う。
なるほど、そうですね、理に適っていると思います。

ただ、こんなに怒った先生は見た事が無い迫力だったみたいなので、何か残酷な事を言ったのでは?と想像してしまって・・・。

「結局人は他人のためには泣けないのか」そんな事はない。
暗いですけど、やさしい小説でしたよね。私も泣きました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/13 09:44

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