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場内信号機は停車場内への進入の可否を指示する信号機。
閉塞信号機とは違い場内信号機と出発信号機は駅の管理下であり駅長の意思を表す信号機なので、この信号機には絶対に逆らえない。(wikipedia)とあるのですが、

閉塞信号の場合には前に電車がいる位置により
赤、黄色、青と変わると思うのですが、閉塞信号と違い、場内信号機は
いちいち青、赤を操作しているのでしょうか?

それは駅長の意思によりとあることから、駅で操作をしているのでしょうか?
駅をよく利用しているのですが、操作する場所を見たことがありません。

jr東日本のATOSというのは場内信号機を駅単独で操作することなく、
あるどこかの場所にひとつにまとめたシステムにしたということなので
しょうか?

たくさんの質問ですが、知っている方教えてください。
お願いします。

A 回答 (4件)

こんにちは。


他社では有りますが電車運転士をしており、信号所なども見学経験があります。

>場内信号機は停車場内への進入の可否を指示する信号機。
閉塞信号機とは違い場内信号機と出発信号機は駅の管理下であり駅長の意思を表す信号機なので、この信号機には絶対に逆らえない。(wikipedia)とあるのですが、

そうですね。
絶対信号機と呼ばれるモノでして、閉塞信号機はR現示でも1分経過後は時速15キロ以下で進入が許されますが(一部、橋梁の荷重制限や見通しでNGな箇所もあります)、絶対信号機は信号テコを扱う人間の意志が入るモノなので、R現示の時はどんなに待たされても進入する事は出来ません。

>閉塞信号の場合には前に電車がいる位置により
赤、黄色、青と変わると思うのですが、閉塞信号と違い、場内信号機は
いちいち青、赤を操作しているのでしょうか?

コレは、連動盤のテコを、
立てたか、倒したかになります。

普段はテコを立てています。
前の信号の現示に関係なく、常にR現示になります。
 ↓
列車が近づくと、接近ブザーが鳴動し、信号扱い者(運転取扱実施基準上の駅長)に列車が駅に近づいている事を教えます。
 ↓
駅構内の進入を許す場合は、テコを倒します。
 ↓
R現示⇒前の信号現示に応じた現示に変わります。

これで列車の進入を司っています。
・・・・なので、信号扱い者(駅長)が決めているのは、信号の色ではなく、
列車が自分の駅に進入しても良いかダメか、出発して良いかダメかになります。

>それは駅長の意思によりとあることから、駅で操作をしているのでしょうか?
駅をよく利用しているのですが、操作する場所を見たことがありません。

そうですね。
今、東京の殆どの鉄道はコンピューターで自動でやってしまっていたり、
司令所で遠隔操作だったり、
あまり目にする機会は無いですね。

転轍機のある駅には、隣り駅から遠隔で操作している場合を除き、異常時に備えて大抵信号テコを扱う連動盤は備わっているのですが、駅職員でも運転経験が無い方ですと、そう目にする事は無いです。

ワタシの勤める鉄道会社では、他社と異なり基本的にコンピューターを使わず、昔ながらの人の手でやっているので、転轍機のある駅には一部の例外を除き、「信号所」という名称の部屋であります。
東京近郊で他の鉄道では、江ノ電で見れます。

>jr東日本のATOSというのは場内信号機を駅単独で操作することなく、
あるどこかの場所にひとつにまとめたシステムにしたということなので
しょうか?

業界のウチウチのハナシで、どの鉄道はどこどこに司令所があるというハナシは分かるのですが、
一般的に非公開な部署ですし、鉄道の頭脳にあたる部署なので、テロ等の犯罪防止を鑑みて、司令所の場所を明かすことは避けさせていただきます。
関西のある鉄道では、百貨店の人の入らないフロアーに司令所がある、東京の私鉄でも意外な駅に司令所があったりと、
なるだけ表にならないようにしています。
それも防犯上の事なので、その点はお察しいただきたく思います。

ATOSは、ダイヤが荒れた際の運転整理を、今まで信号扱い者や司令の経験・判断で行なっていたものを、コンピューターの判断でより明快にスピーディーに出来るようにしたシステムでして、駅での進路を司るシステムとは別になります。
進路を司るのは大きく分けるとCTC、その中にPTCなどになります。
ATOSも連携してくるハナシなので無縁ではありませんが、基本的にはCTCになります。
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鉄道従事員です。

信号取扱もした経験があります。

駅間に設置された信号機の中で、駅構内への進入の可否を指示する「場内信号機」と駅から出発させる「出発信号機」以外の信号機は「閉塞信号機」と言い、駅の設置された取扱機器(信号連動盤と言われます)や司令室にある司令用制御卓ではコントロールできず、列車位置などで自動制御されます。

信号機前方のその信号機が管轄する線路区間(トラックと言います)に列車が居れば停止信号を、自分の監視エリアの1つ先のトラックにいれば注意信号を、更に1つ先のトラックよりも先にいるのであれば、進行信号を現示します。

それに対して駅進入側にある「場内信号機(複数ある時は、会社による所はありますが、遠い方から第1場内信号、第2場内信号・・・と言うように呼びます)」や電車を発車させる「出発信号(これも駅の出口端から進入側に複数ある時は、駅構内の端に近い方から第1出発、第2出発・・・と呼ぶこともあります)」は、駅の指示で現示する信号機です。

と言っても今は自動化が進み、最低でもARC(オート・ルート・コントローラー)やPRC(プログラマブル・ルート・コントローラー)と言った装置で自動で制御しています。

あるいは司令所で一括管理し、その司令所内の大型コンピューターで制御する方式だったりしますね。JRの新幹線のコムトラックや西武の集中監視制御システムのセムトラック、JR東日本のATOS等は、この集中監視制御システムの一つと言えます。

例えば、これは西武の例ですが、場内信号器は駅構内のその信号機が監視しているトラックに列車がいない時は常時進行信号を現示、出発信号機は停止現示にしておきます。一つ前の駅に列車が進入すると、次駅の出発信号機が進行信号に変化(現示アップと言います)させることで、通過列車などが信号現示で速度制限されることを減らしています。

ラッシュ時など、列車が過密になり複数の列車が駅間をを走行しているときなどは、更に列車位置で閉塞信号機並に現示が変化します。

過密ダイヤを人が制御しているのでは、ダイヤが守れないというのが実状で、大手私鉄はPTC(プログラマブル・トラフィック・コントロールの略。人が司令卓で信号制御等をする部分をコンピューターにまかせたCTCの発展型司令装置)やTTC(トータル・トラフィック・コントロール。列車の運行だけではなく、駅の自動放送装置や発車案内機まで、司令所のコンピューターが制御するPTCの発展型)、あるいは大がかりな指令システムを持っていますね。

当然これら大型機器の場合は、故障時に制御できませんとは言えないため、普通はシステムを2重化し普段は1号機機で制御し、1号機機が故障すると2号機機に自動的に変更されます。この大がかりなのが東海道新幹線で、東京駅構内にある総合司令所が完全にダウンすると、新大阪駅構内にある予備の司令所が使用されます。

しかし、それでも復旧できないときは、最悪駅構内に設置された信号連動盤、司令装置等で駅制御することも想定されています。

ただ、ここまで故障が酷くなると、本来の列車本数では係員対応は不可能ですので、列車の間引き運転、種別を普通電車に統一など、普段のような運転は、不可能となるでしょうね。

実際私の会社では、集中司令室化した際に信号取扱者である信号係という職種が廃止されました。そして以前信号取扱をしていた人の多くは定年となってしまい、今は私と同じ年代、40歳台後半以上の年齢者に信号経験者が少し居る程度です。そして、信号係廃止時に規則が変更され、駅扱い時に信号取扱が行えるのは、駅管理者のみとなっています。私はたまたま信号取扱経験があり、現在駅管理者ですので、万が一の時は信号取扱をする立場にいますが、多くの元信号取扱経験者は一般職になってしまっているので、いくら管理者に対して研修をしていても、駅取扱となったら、正常ダイヤでの運転は不可能です。信号連動盤での手動制御は、その駅の構内について熟知していること、列車ダイヤと操作による信号現示変化、転轍機の動作等のタイムラグや信号システムについて熟知していなければ事故を起こしかねませんから。
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拠点となるCTCセンターで遠隔操作しています。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%97%E8%BB%8A% …

列車の運行状況がパネルに表示され、その前にテコなどのスイッチ類が並んだ操作卓がある写真を目にした事があると思います。
そこで、遠隔操作している訳です。
現在では、コンピュタと連動した自動進路制御装置(PRC・COMTRACなど)で自動化されています。
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元駅員です。



ATOS、ATS-P、ATCすべて中央の機械操作です。
駅は関与しません。
少し前までは東京駅も信号所があり「入信」や「テコ」がどうのこうのと言っていましたが、今は完全にコンピューター化されています。
このため事故が起こると凄まじい混乱を生じます。
機械は臨機応変という言葉を知りませんからね。

国電区間なら田端の東京支社が管轄していると思います。
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