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グレネードランチャーのグレネード弾はなぜ近距離に着弾すると爆発しないんですか。

A 回答 (3件)

 質問はたぶんM79・M203グレネードランチャー用の40ミリグレネード弾を想定されていると思いますので、そのスタンダート弾薬であるM381でお答えします。



 M381グレネード弾(以下グ弾)は発射されてから約15メートルから20メートル飛翔した後、信管の安全装置が解除されるようになっています。
 そのシステムは、内部の起爆剤と信管を遮断している金属板を固定しているピンを、発射の後の弾体の一定の回転によって解除するようになっています。

 グ弾は30メートルから400メートルまでの射程を持ち、点と面の制圧攻撃が可能な兵器で、最大殺傷範囲は300個以上の榴弾破片による半径5メートルほどでした。ただこのグ弾の安全装置は前線では兵士にかなり不評だったようです。それは戦闘中至近距離に迫った敵に向かっては、その安全装置のために撃っても意味がなかったからです。そのため、初期のM79の時期は射手はピストルで武装したり、護衛の兵士を連れていましたが、それでは不便だということからM203が開発されました。ではなぜそのようなシステムにしたかということですが、理由は事故防止と味方への被害防止のためです。

 グ弾は半径5メートルの殺傷能力があると書きましたが、グ弾射手の後方にだけ味方がいるとは限りません。戦線が前後に広がっていることも良くあることですので、それを考えての安全装置であることが一つ。さらにジャングルでの戦闘を考えれば、撃った途端に前方の木々の幹など当たって起爆すればこれも味方に損害が出ます。
 またM203を装着したM16ライフルのスリングに、グ弾が引っかかってしまうこともまれにあったことからも、このような安全装置が考案されたということです。
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この回答へのお礼

すばらしい回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/01 16:45

発射直後に爆発すると危険なので、発射後一定時間以上経ってからでないと爆発しない機構が備わっていると聞いたことがあります。

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/01 16:44

近距離で、爆発したら、自分も死んじゃうよ



違うかな?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/01 16:43

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