プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

知り合いから赤い花の咲くシュンランの株を貰ったのですが、
これを自宅(埼玉県)庭に地植えしたいと考えています。
その際に注意する事ってありますでしょうか?
(訳があって、その知り合いからアドバイスを受ける事が出来ないのです)

私自身は、園芸の知識と経験はそこそこあるのですが、春蘭の栽培経験は全くありません。
一応、ネットで調べては見たのですが、鉢植え栽培の文献はあるものの、
春蘭を地植えするという記事が見当たらず、唯一の頼みの綱がこちらでのアドバイスのみになろうかと思います。

貴重な品種らしく、枯らすのが勿体無いので、お詳しい方アドバイスをお願いいたします。

A 回答 (2件)

こんばんは。

趣味で山野草を栽培しています。

お話のシュンランですが、赤花の改良品種だと思われます。
質問者さんは今から植え替えなさるつもりであれば、秋(10月くらい)までお待ちになったほうが良いと思います。今植え替えすると、盛夏の暑さによって株の体力が落ちたり、折角出来つつある来年の花芽をからすことになります。

その上でですが、
○植え場所・・・雑木(落葉樹)の根元付近、または遮光フィルム下で、風通しがよく、水はけが良いところ。夏の直射日光や、冬の乾燥した風が当らないところ。
○日照・・・早春は日向になり、晩春から夏にかけて木漏れ日程度(日照50%程度)
○用土・・・庭土の水はけがよければ庭土に腐葉土を鋤きこむ。または、庭土があまりよくない場合は、直径30cm×深さ30cm程度穴を掘って、桐生砂を客土し腐葉土を加える
      ※庭土に鋤きこむ腐葉土の割合は庭土2+腐葉土1」程度、または桐生砂を客土する場合は「桐生砂2+腐葉土1」
○肥料・・・用土に肥料を混ぜ込まず、置き肥(ラン用の化成肥料)で十分

上記の条件に近いところであれば、比較的容易に栽培可能です。
但し、ランが栽培用の鉢土に慣れてしまっていると、地植えにした場合、屋外の環境に成れずに弱って枯死する場合があります。それを避けるために、鉢から地植えにする場合、株分けして一方は地植え、他方は鉢植えにして様子を見ると安心できると思います。

地植えを成功させるには、シュンランを植えたあとに株元を落ち葉でおおってやり地温の上昇をふせぎ、冬の間は株を半分落ち葉で覆って花芽を霜からまもってあげると良いでしょう。また、雑木林の林床に生える植物ですから、春夏秋は直射日光を嫌うで、雑木がなければホームセンターで遮光フィルム50%のもので覆うと管理が楽になります。

参考になれば。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

とても詳細な説明をありがとうございます。
植え替えは10月なのですか・・・でも現時点で水苔に包まっている状態なのです。
まさかこの状態のまま10月までというのは無理でしょうから、
直近に植え付けを敢行してみようかと思います。

仰るとおり、鉢に長年植わっていたので環境変化への懸念がありますので、
アドバイス通り、株分けして植えつけてみます。

例え花芽が枯れても、株が生きていてくれさえすれば、いつか花も見られるでしょうから、
風通し、水はけ、遮光に注意して育ててみようと思います。

お礼日時:2009/06/29 06:24

東洋蘭でしたらそれ程難しい事はありません。

「ヤサシイエンゲイ」で詳しい説明がありますので、検索されたら如何でしょうか
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ヤサシイエンゲイ・・・参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/06/29 06:09

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!