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最近友人が結婚しまして、式の写真をアルバムにして送りたいと思っています。
とても古典文学の好きな子だったので、何か和歌を添えて送りたいなぁと考えているんですが、これから生活のはじまる二人に送る和歌として、気の利いた歌って何かないでしょうか?
昔のものでも、近年作られたものでも構いません。
できれば、意味も(裏の解釈があるならそれも)一緒におしえてください!!

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

最近、別の方のこんな質問に回答を差し上げた者です。


http://okwave.jp/qa5100866.html

こういったシチュエーションで私が一番好きな和歌は、万葉集にある大伴坂上郎女の

恋ひ恋ひて 逢へる時だに 愛しき 言尽くしてよ 長くと思はば
(こいこいて・あえるときだに・うつくしき・ことつくしてよ・ながくとおもはば)

ですね。

意味としては、「ずっとずっと想っていて、やっと逢えたときぐらい愛の言葉の限りを尽くしてちょうだい。2人の仲を永らえたいと思うのならば。」というカンジです。

どちらかというと、旦那さんに贈ってあげたい歌なんですけれどね。
でも、お互いに「釣り上げた魚には餌はやらない」では淋しいですよね。
日本人は言葉に出しての愛情表現が下手だと言われますし。

「結婚していつも一緒にいるんだし、わざわざ口に出さなくても分かってくれている。」じゃなくて、「愛の言葉」や「褒め言葉」は、敢えて口に出して…と思います。

そして、それこそが「長続きさせるコツですよ」と、この歌が言っているような気がします。
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