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最近文庫になった「犬は勘定にいれません」を楽しく読んだのですが
今いち良く分からない所がありました。読んでる間は何となく飛ばして
考えてたのですがどなたか分かる方お願いします。

レイディ・シュラプネルですが、彼女はどうしてコヴェントリー大聖堂を
復元させようとしてるのですか? というか未来ではああいった歴史的
建造物はどんどん復元されてるという設定なのでしょうか・・・。
それからそもそも彼女は誰なんでしょう。復元計画のスポンサーみたいな
ことを作中で誰かが言っていたような気がしますが、それにしても大学の
学生ほとんど全員を徴集してこき使える権限を持ってるのって一体・・・とか思って。
その辺りはそういう話だと流すべきなのでしょうか。

あと、最後にネッド達は司教の鳥株を盗んだ/保護した女性(名前忘れました)が
齟齬を引き起こしそれがどんどん修復の連鎖に繋がったと推理しましたが、
その後でシミュレーションしていた学生から話を聞いて「そもそも女性が鳥株を盗んだことも修復の一環だった…」
みたいな事を言ってましたよね? つまり結局そもそもの齟齬はなんだったんですか。
この辺が良く分からなかったです。

どなたかお分かりの方お願いします。

A 回答 (1件)

今手元にない&読んだのが1~2年前で細かいことが思い出せないので、もしかしたら間違っているかも、ですが。



レイディ・シュラプネルの正体についてはこの本の中には明記されていませんしシリーズの「ドゥームズデイ・ブック」にも出てきませんので、読者各々の想像でってことだと思いますが、私はオックスフォードの市長とか有力者だと思って読んでました。
もちろん、市長だろうが知事だろうがあんな権限はあるはずはないのですが、周りの人に全てを諦めさせるほどに傍若無人に振る舞うことのできるすごい女性、ってことなんだろうと。

復元理由についても、彼女のご先祖の運命を変えた場所だからという非常に個人的な執着によるもののようです。
あの時代は未来とはいってもパンデミック後の停滞時期のようなので「歴史的な価値があるから」なんて理由では復元しないようにも思います。
たしか反対運動なんかも起こっていたんじゃありませんでしたっけ。

それと「そもそもの齟齬」は、ヴェリティがプリンセス・アージュマンドを未来に連れてきちゃったことを大騒ぎして、何とか元に戻そうと余計なことをしたこと、だと思います。

それにしても、本物の「司教の鳥株」、見てみたいですよねー。
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この回答へのお礼

>私はオックスフォードの市長とか有力者だと思って読んでました。
あ~、なるほど。その市の有力者かもですね。
シュラプネルさんはすごすぎです・・・^^;

>齟齬
えっと、ヴェリティがアージュマンドを連れてきちゃって、
ネッドがテレンスと出会い・・・という一連は、おばあさんが鳥株を
盗んでしまったためにウルトラがドイツ軍にばれてしまうことになり、という齟齬を直すためでしたよね。でもそれすら実は「齟齬の修復」の
一環で・・・みたいな話があったと思うのですが~。

>本物の「司教の鳥株」、見てみたいですよねー。
実に同感です^^

ご回答ありがとうございました!!

お礼日時:2009/07/12 23:55

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