許せない心理テスト

──資質という部分で言えば、今回の三沢光晴死亡事故を受けて、全日本、新日本、NOAHの3団体で統一のプロレス・コミッションを作って、ライセンス制を敷こうという動きもあるようです。
プロレスラーのライセンス制度というのは、現実的なのでしょうか。

前田日明「今は......ムリだと思うよ。
だって、じゃあ『ハッスル』はどうすんの? っていう話になる。
芸能人出るじゃん。
あれはもうプロレスラーじゃないよね。
それに『ハッスル』だけじゃない。
アントニオ猪木がタッキー(滝沢秀明)とプロレスやっちゃったじゃない(00年3月14日/横浜アリーナ)。
よく『前田日明がプロレスを壊した』なんて言われるけど、そうじゃない。
アントニオ猪木が壊したんですよ。
タッキーとやった時点で、観客もガッカリしたし、選手もガッカリしたし、俺も涙が出るほど悔しかったよ。
猪木さんが何を、金のためにこんなことしてんの、って。
プライドはどこにいったの、って。
プロレスであれが許されると、もう誰も『ハッスル』のことなんて言えない。
『ハッスル』もプロレスだって言うしかない。
そしたら、ライセンス制なんてムリですよ」


プロレスを壊したのはアントニオ猪木なんですか?

今の段階でプロレスラーのライセンス制度というのはムリですか?

A 回答 (2件)

そもそもですが、ライセンスの件と三沢選手の事故の件は、直接関係ありません。

それ以前から、メジャー3団体で話し合いが行われていた中の一環です。

で、無理かどうかと言えば、無理ではないと思います。ただし、あくまで、メジャー3団体としてってこと。
そもそもで言えば、プロレスはボクシングなどとは異なる機構だから。それは、団体と言いながら、すべては非上場の、単なる会社組織だから。たとえば、自動車工業会と言うくくりはあっても、トヨタと日産、ホンダが仲良しこよしできるかって話です。まあ、自動車は、最低限の規格基準が法で決められていますが、法的な遵守目標が無いプロレスでは、根本難しいと言うことです。

前田氏が言うことももっとも。線引きができない。
プロレスが演劇であることは、隠しても隠し切れない事実。だからといって、コミッショナーやライセンスを設けていけないって法は無い。映画「レスラー」に関連して、ミッキーロークが言ってましたが「プロレスラーは、お互いの信頼があって初めて危険な行為ができる。だからお互いへのリスペクトや絆、仲間意識が強い」逆に言えば、素人相手に演劇はできても、プロレスはできないってこと。ただ、それをカミングアウトしてるアメリカならともかく、日本ではリングに上がった時点で、その辺の線引きが無くなる。むしろ、そういう色分けがされずに、すべて八百長だからとか言う、負のほうへの短絡的な仕分けがされる。そういうのが、プロレスラーのプライドとして許せないってことなのでしょう。

猪木氏の件にしても、そういう線引きをなくした最初の試合?というのは、私怨も含めた前田氏の言い分でしょう。ただ、アレは事前に「エキスビション」と謳われていたし、ほんとの試合だと思ってる人はいないでしょう。つまり、猪木さんにそんなことしてほしくなかったという、愛情の裏返しでもあるのかなと思います。
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この回答へのお礼

確かにプロレスは演劇の同種類のエンターテインメントショーですからね。
そこら辺が難しいところですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/23 14:21

「プロレス界全体のライセンス」は不可能でしょう。


既にプロレス業界的にハッスルは別位置にいる感もありますしね。
何を基準にどうこうってのは難しいでしょうし、ある程度の枠組みが決まったら決まったで「それではウチは受けれない」っていう団体もあるでしょうし。

壊したというより、「駄目にした」のが猪木なのは間違いないと思います。
格闘技が世間的に出てきたあたりから猪木の言動はプロレス界にとってガンそのものだと思いますし。

まぁ、猪木ほどではないにしても前田もどっこいではありますが。
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この回答へのお礼

プロレス界全体のライセンスは不可能ですか。
やっぱり猪木がプロレスをダメにしたんですね。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2009/07/23 14:19

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