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今朝、羽化に失敗したセミを保護しました。今、ケースに木の枝を入れカブト虫の蜜をいくつかにたらしています。命を全うするまでの育て方を教えて下さい。

A 回答 (3件)

セミに種類にもよりますが、卵から孵化後3~10数年を地中で幼虫として過ごした後に、繁殖のために約1ヶ月を成虫として過ごす昆虫の中では格段に長寿の生き物です。



その後半のわずかな期間を無事に羽化しようが出来まいが、残された期間はごくわずかです。

幼虫の間は地中で木の根に長い口吻を差し込んで樹液を吸って生きますが、この段階では主に根が吸い上げる地中の水分を運ぶ道管に管を刺します。
成虫になってからも木の幹に同じく口吻を差し込んで樹液を吸って鳴くためや繁殖のための体力を補給しますが、この場合は木の樹皮のすぐ内側にある木の栄養を末端まで運ぶ師管に吸い付くとされています。

ご質問の「羽化に失敗したセミ」というのが、果たして地表に出ていながら口吻を「根」に刺す能力を残しているのか、幹に刺すことを覚えているのか、あるいは実際にそれが可能かどうかとなるとどちらも疑問です。

お気の毒ですが、おそらく羽化に失敗した段階をもって、そのセミのこれまで経てきた長い一生を全うしたと理解すべきでしょう。
カブトの蜜など手を尽くしてあげるのも情けですが、うまく行こうが行くまいが、仮に羽化に成功していようとも残りの命はわずかであることに違いはありません。
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この回答へのお礼

詳しいご説明有難うございました。何をしても短い命ですね。どういう能力がこのセミに残っているかわかりませんが静かに暫くの間ですが見守っていきたいと思います。どうもありがとうございました。

お礼日時:2009/07/16 19:17

蝉が成虫になるのは子孫を残すためです。


幼虫期間は数年ありますが、成虫期間は1週間程度。
その間に最後の一花をさかせようと頑張ります。

いくら大切に育てても長生きはしません。
子供のために観賞用と割り切るくらいが必要です。
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この回答へのお礼

何年か前の自分でしたらgttaさんと同じ考えだった様に思います。あまりにも哀れだったのですぐに持って帰ってしまいました。そう云う割り切り方をしてみますね。有難うございました。

お礼日時:2009/07/16 19:12

こんにちは。



子供の頃、やはり羽化に失敗したセミを見つけました。
父が、育てられないからそのまま置いておきなさい…と言いました。
死んでしまうけど、他の昆虫や小さな虫の餌となり、他の虫の命を救い自然に返る。
・・と言うようなこと教えられました。
確かに人間の感覚から見れば残酷ですけど、自然淘汰と言うか…
自然は残酷な一面も持っているという真実ではないでしょうか。

育て方を教えて欲しいとの事でしたが、違う事を書いてしまいスミマセン。
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この回答へのお礼

有難うございます。年のせいでしょうか、どんな生き物でも愛おしく思う様になってきました。エゴだと思いつつ、他の栄養になるのもわかっているのですが、まだ動いてる姿を見るとほおって置く事ができませんでした。今もケースの中で生きようとしています。静かに見守っていきます。違う事をお答えいただいたとは決して思っておりませんよ。どうもありがとうございます。

お礼日時:2009/07/16 19:09

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