「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

キリスト教や、特にユダヤ教・イスラムでは、偶像というか神の形象表現
が非常に毛嫌いされ、してしまった人間は殺してしまえ、とさえ言って
いますよね? これって、何故でしょうかね?

一応、ユダヤ教の律法には目を通していますが、理由については全く
触れていなかったように記憶しています。コーランには、その辺は何か
説明されているのでしょうか?

単純に考えれば、後のカトリックがそうであったように、形象化した方が
具体的イメージが湧きあがり、無学の人間にも容易に近づけ、宗教内部
の権力者にとっては、勢力拡大に都合がよい気がするのですが。

「生ける神」だからでしょうか? それとも他の民族の神と差別化を計って
共同体意識を一層強めるためでしょうか? 

A 回答 (11件中11~11件)

 まったくの推測ですが…おそらく…



・神という偉大な存在を偶像で表現することは、神を侮辱することになる。

・偶像を容認すると、偶像そのものに夢中になり、肝心の信仰が失われる(信仰の方向が違ってしまう)ことが多い。

 というあたりではないかと思います。
 ちなみに、仏教の場合「神」という概念がありませんが、初めて仏像を作ったのはギリシャ人の仏教徒です。古代ギリシャでは神話を像にすることがさかんでしたが、アレクサンダー大王の東征でガンダーラ地方に植民したギリシャ人たちが仏教となり、仏像を作ったと言われています。それまでは、仏教でも仏像というのはなく、仏陀はシンボルマークでのみ表現され、像を造ることは禁じられていました。

この回答への補足

なるほど、有難うございます。

ただ、二つの理由はどの宗教にも当てはまる気がします。
ユダヤ教を祖とする宗教のみが頑なに偶像の問題に執着している事実の説明には
ちょっと不完全な気がするのですが。

世界の宗教を見ていると、神像を認めない宗教というのは極めて
少数派ですよね? 仏教や神道は始めは神像を持たなかったわけですが、
形象表現が伝わるや否や、禅宗などを除き、殆ど全面的に受け入れてしまった。
それは、根本に於いて、そういった問題に実はあまり固執していなかった
ということではないでしょうか?

補足日時:2003/04/05 06:21
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す