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OPAMPを使った増幅回路では負帰還をかけて周波数特性、ひずみ率、出力インピーダンスなどを改善しますがSNは改善されるのでしょうか? ここでいうNとはOPAMPや周辺の抵抗などが出すノイズ成分のことです。OPAMPの入力換算雑音電圧、入力雑音電流などや抵抗の熱雑音などをさします。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

「出力側から見た」SN比は改善されます。


「入力側から見た」入力換算雑音は改善されません。

例として、無帰還で最大出力10V、残留ノイズ10mA(→SN比60dB)、ゲイン60dBのアンプがあったとします。
これに負帰還を20dB掛けると、最大出力は10Vのままで、残留ノイズは1mVになりますから、SN比は80dBに改善されます(その代わりにゲインが40dBに減少する)。

しかし、更に「入力信号を1mV固定」とした場合、無帰還時は信号出力1Vに対しノイズ10mVでSN比40dB、負帰還20dB時は信号出力100mVに対しノイズ1mVでやはりSN比40dBとなって、差がなくなってしまいます。


つまり・・・見方によって、あるいは使い方によって、SN比は改善される場合も改善されない場合もありうる、と言えるのではないでしょうか。
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オペアンプは負帰還なしにリニアなアナログのアンプとしての動作が出来ませんのでNFBナシの状態との比較はできません。


増幅率の高い定数で1Mオームの抵抗を金属皮膜にすることでS/Nを稼ぐ手法がありますので負帰還量が多ければS/Nは有利と言う事はできると思います。
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はじめまして♪



たしか 教科書的には NFB回路内のノイズも低減するはずです。

つまりNFBの前後には、改善部分が無いと考えてよいかと思います。
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